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 バーチャル内視鏡

 

 

 

 

バーチャル内視鏡(仮想内視鏡)とは大腸や胃に空気やを入れてCTで撮影し、それをコンピューターで処理することにより大腸や胃の中の視点からそれぞれの臓器を観察できる新しい検査方法です。

 

 

 

 大腸ファイバーではお尻から徐々に内視鏡を進めて中を観察していくので、個人差はありますが多少の苦痛と時間を要します。バーチャル内視鏡はお尻から空気を大腸全体に入れてから、仰向けで1回、うつ伏せで1回の2回の撮影で終わりますので時間にして10分程度で検査は終了します。一度の検査で管腔内だけでなく腹部全体も観察できることや、苦痛が少なく短時間で終了するのがこの検査のメリットですが、小さな病変や隆起の少ない早期がんなどが見つけにくいなどのデメリットもあります。

     

 

 

 

 

 

 

 

 

2009.5.22/Sawai Hospital@okumaRT