最近の明石の状況は、メールなどで情報を頂いている範囲では「今なら2桁は軽く突破できるのでは」という状況のようです。それならと、8月31日にいつもお世話になっているエルモの岩瀬船長のところから出船してきました。

 

 昨日の状況を船長さんに聞くと、「昨日は午後便で約60匹ほど、その中にシオも5、6匹混じったし状況はいいと思うわ。」とのこと。「こりゃ、本当に二桁達成できるかも」とニンマリ。

 

 さて、出船すると、釣れているポイントは西の方向なのに、船は東に「おやおや、どこいくの」と聞くと、「カンパチ、メジロの気配が昨日からあるので朝一の静かな間に狙う」とのこと。しかし、3回、4回と流しますが大物は簡単にはヒットしません。

 

 「気配はあるけど、他船もきたしポイントを移動するわ」と、一発大物に後ろ髪を引かれながらも約30分ほど移動すると、エルモのじっちゃん、兄ちゃん、淡路の船頭さん達の船が見え、各船から「朝一のジアイは終わったで〜」と強烈なジャブをくらい、「魚探に反応がでないな〜、昨日は反応だらけやったのに」と岩瀬船長も苦笑い。「ま、これから30分ほどしたら、また、潮が動くから大丈夫やろ。小さめのジグで、ジャカジャカやって見て、渋いみたいやからテールフックも付けといて」と、ジギングの開始。

 

 その後、暫く沈黙がつづくが、やはり潮が動き出したのか、先頭から左舷側でヒット、またヒットの声が響く。さらに、私の後ろに入っているレンタルタックルの2人組にもヒットの声が・・・・・その間、右舷側はまるっきり反応がない。

 

 「こりゃ、2桁どころか○坊主かも、やばいなと」、左舷側で釣っている方を観察すると、まず、「ジグは赤金、黄色。シャクリは少し投げて、ジャカジャカ・ストップがいいみたい」なので、ジグをブルジグラ赤金45gに替えて、少し投げてハイスピードのジャカジャカ巻を入れるとガツーンと引ったくるような当りで、コロコロに肥えたツバスが船長の差し出す網に収まりやれやれ。

 その後、2匹ほどを追加すると当りが遠のくので、ジグをPボーイ65gの黄色に変更すると、ドスンと重い当りにメジロ?シオ?かなと慎重に上げてくると、ツバスのダブルヒット。

 

 しかし、真夏の快晴無風の中で、ジャカジャカを繰り返すのは大変。またも暫く当りが遠のき、今度はコモジグのピンク&ブルーに変更すると、また、2匹ほどツバスがヒット。その後は、私は赤金、黄色、ピンク&ブルーのローテーションで、隣の方はメタルベイトのグリーンと、ハオリの黄色のローテーションで釣果を伸ばしておられる。

 

 結局、渋い、渋いといいながら、猛暑の中、丹念にポイントを探り、念願の青物の2桁越えを達成できました。みなさんも、ピンク、ブルーだけでなく、黄色や赤金などをジグのローテーションに混ぜでみてください。きっと、釣果が伸びるはずです。