11月13日に明石エルモの岩瀬船長午後便にお世話になってきました。これまで明石では丸ボー、荒天中止があって約一月半ぶりの釣行に期待十分でしたが携帯に入るメールはどれも「我、撃沈」ばかり。(><)

 

当日、岩瀬船長に聞くと「朝のエサ釣りではいいアジ釣れたけど、太刀魚はこまいで〜」、「昨日は若潮で潮も悪いなかサゴシ湧いて期待したけどそれっきり、アオリもあかんわ、今日から新しい潮やから火曜日ぐらいからようなるんと違うやろか」とのこと。(今日は日曜日です)

 

とりあえずサゴシの様子を見にポイントへいくと引き釣りの漁師船が走り回っているが魚をあげている気配がなく、無線に入る声も「アカン、昨日は湧いたのに、もう帰るわ」と凹み気味。「無線も元気ないね」と船長さんに聞くと、「昨日より30分ほど潮が遅れよるから辛抱やな。でも、サゴシだけはいつまでも居るような魚とちゃうからどうやろな?」とのこと。

 

辛抱のジギングを続けていると同船者の方にサゴシがヒット。かなり上層のようで青色のジグでした。やっぱり浅いところの横引きは青色がいいのかな?と思っていると船の上をカモメが通り越していくので目で追っていると海面に舞い降りていてナブラがたってる。船長の「上げてや〜の声でナブラを追いかける」がナブラはあっしとは反対側に。グァーーーー。

 

船首の方が青色のジグミノー?のキャスト一発でロッドが曲がり、かなりの締め込みを見せながらサゴシをゲット。

 

「船長、今度は後ろで湧いてる」の声に「上げてや〜」で移動。船の船尾側からナブラが近づいてくるが、またもや反対側に。グァーーーー。でキャストした同船者の方にサゴシがヒット。胃が痛くなってきました。船長から「ジグが海面に出ないように竿先さげて巻いてや〜」の声に同船者のテンションも上がりマクリです。

 

絶好のチャンスを逃して余程凹んだように見えたのか「悪いな〜どっちに湧くかわからんでな」と気遣ってくれる。と、今度はコチラの側にナブラが近づいてきた。オリャとアンダーで投げるとリーダーの結び目がPEに引っかかって手前にポチャン。ふり返ると岩瀬船長の目が・・・。(胃に穴が開きました。)隣の方がサゴシ2匹目をキャッチ。

 

細いリーダーとアシストだけなのに「獲れるときは獲れるんだな」と思っていると今度は急に目の前で湧いた。キャストするとナブラの向こうにジグが落ちた。来い来いと少し沈めてゆっくり巻いているとグーンとスピードのある引きがロッドに伝わってきた。

 

このサゴシのために16号ナイロンを一ヒロ結んでいるのでゴリゴリと巻いてくるがスピードに乗った突進を見せてくれる。網におさまったのは60cm程のサゴシ。幅も広く美味そうです。

 

もう日没間近だしアオリ狙いかなと思ったら、日が暮れきるまで浅い磯攻めるよとポイント移動。「磯です。根掛かりするから気つけてや」の声にジグを落とすと、すぐに船首側の方の竿が大きく曲がっている。何?サワラ?と思っていると50cm程のハマチ。

 

これで再びやる気モードに入ってジグを落としてシャクッテいるとガーーーンと竿が入ってロッドが立たない。「根掛かり?」と思うが竿先がガン、ガン、ガン、ドラグは音をたてて出ていくがまるっきりロッドを立てられず船底に向かってラインがでていきラインブレイク。フロロ10号+ナイロン16号の鉄壁のシステムが・・・根に擦れたみたいです(涙)

 

と思っていると後ろでキタデ〜の声、これもロッドが大きく曲がっていてガンガン走り回っている。「ジグ上げといたって」と船長も本気モード。浮いてくる途中、メジロ、ブリ、エイ、タイと色々と言われたその魚は、浮いてくるとギラリと金色に光った。船長のカンパチやの声とともに網に納まったのはシマアジと見間違うようなブリブリに肥えた77cmのカンパチ。「船長もこんな肥えたカンパチ見たことないわ」とのこと。

 

その後、ハマチ1匹を追加してお待ちかねのアオリ狙い。この時期のアオリは型がいいとのことなので持っている中で一番大きな4寸のエギを投入。ゆっくりと上下してるとグーーン、グーーンとロッドが曲がる。「おっ、ジギングロッドでアタリがわかるぐらい大きいの?」と、期待してゆっくりとリールを巻いてくると明石にしてはデカイ、美味そうな25cmのアオリイカ。その後同型のアオリ1、ガメラ1を追加するも4寸のエギを根掛かりで全てロストして終了。後ろの方はアオリ大を連発。エギは4.5寸とのこと。アタリ無しの方はエギ3寸でした。

 

船長さんは、「アオリは獰猛やから居ったら抱いてくるけど、目がいいからベイトと体の大きさにあったサイズ選びが一番重要で、その次が色、その次が棚ドリかな、今日は底からちょっと浮いてた見たいやな」とのことでした。これはひょっとして5寸の準備も・・・でももう午後便の時間が殆どないですね。船からのアオリ専門ならいいですが。