11月23日にエルモ岩瀬船長さんの午前便にお世話になりました。
当日は、今年初めて研究員さん、O師匠さんとご一緒することになりました。研究員さんとは、これまでご一緒すると不思議なことにタイ、メジロ、カンパチ、アオリイカなどの「いい魚にありつける」というジンクスもあり、また、先週の午後便でハマチ、サゴシをゲットしているので期待十分です。
事前情報では、ハマチは苦戦しているものの、メータークラスのサワラもあがっており、ここは研究員さんの引き運でメーター級のサワラを釣らしてもらおうと、ワンチャンスを逃さないためにスピニングロッドにリーダー10号+16号一ヒロの一セットだけを持ち込みました。
狙うのはサワラクラスの大物。とにかく一匹でいい。それも○○○さんよりも早く釣りたい(笑)
当日は、早く家をでたので途中コンビニによると、向のなか卯に「復活牛丼(オーストラリア牛の新味らしい)」の看板が目に飛び込んできた。出てきた牛丼は、「アマーーーーイ」味で胸が悪くなりそう(もともと甘めではありましたがやりすぎでは??と思うのはアッシだけでしょうか)
出港すると無風状態で海水面から水蒸気が立ちこめるほどだったが、ポイントに到着する頃には南西の風とウネリがきつくヘッドシェイク。ヤバイ、いつもは食べない牛丼のしかも超甘口のものが喉元までこみ上げてくる。(やっぱりコンビニのオニギリにしとけば良かった。)
しかし、決戦は始まっている。そんなことを悟られてはいけないので、なに食わぬ顔をしてジグをキャスト、着底後、テロテロと巻いてくるがアタリ無し。巻き上げたジグは冷たく感じる。しばらくポイントを深場、浅場、駆け上がり、磯周りと移動していくが船中アタリがなくノー感じ。
何度かのポイント移動後にテロテロと巻いてるとロッドティップがピリピリと震えた(笑)。ガシッと大きくあわせると空あわせ??リールを巻いてると微妙にロッドティップが震え船縁にくると小さく横走り??と抜きあげ見ると小振りな真鯖。船中初の魚なので、研究員さんに「魚釣れました」と声をかけて生け簀に。(レベル低いッスネ)
その後もアタリが遠い中、研究員さんのロッドが曲がり、船長さんが操舵席から飛び出したが研究員さんの「エソです」の声に・・・・。
しばらく沈黙の後、テロテロ巻きにまたもやアタリが・・・・同じように小鯖がかかってきた。暫くしてもう一匹。(今思えば一番のジアイでした)
船長も青物は厳しいと思ったのか「太刀魚でも」とお決まりの場所に移動。そこは餌船、ジギング船が大集結。
到着後すぐに船首側の方のロッドが大きく曲がって良型の太刀魚が上がってくる。その後、バタバタと当たってO師匠さんも太刀魚をあげるが、どうも船長さんは太刀魚があまり好きでないようで場所移動。(あのー、太刀魚まだ釣ってないんですが・・・)しかし、移動の船足が速くていいポイントを見つけたと他船が思ったのかゾロゾロとついてくる。
朝一のポイントに戻って「はいやって」の声と同時に「船長さん網」の声??どうやらサゴシがジグを落とした途端にバイトしたようだ。(出会い頭がサゴシ・サワラ釣りの極意なんだろうか?)船長さんも「あーー良かった」の声。しかし、その網入れを見て船がどんどん集まってくるので大きく場所移動。
このポイントは、鯛のカブラ針海老餌に、鯛に混じってハマチが上がっているとのこと。イワシ、イカナゴ、イカとそれぞれのジャークパターンは思い浮かぶが、カブラ針の海老パターンとは???魚探には他のポイントよりもハッキリと反応がでているので流す筋、距離を変えて流していると、隣の方のロッドが大きく曲がってハマチがあがってくる。おーっしと気合いを入れてジグを落とすとガーンとロッドが曲がってアワセを入れるとスカーーと空振り。背後から「今のは魚やったでー」の声。「いやー根掛かりやと思うわ」と苦笑い。
研究員さんに「そろそろ互いに釣りましょか」と声をかけると「いやーもうまいった」、船長さんも「すんません、この流しで終わらしてもらいます」とのこと。
あーーー小鯖対エソか。
「いい勝負だったな」と思い、船長さんと年末に向けての予想などを聞いてると「船長・・・」の研究員さんの声。道具でも海に落としたのかと振り返ると、ロッドが大きく曲がっていて船長さんも操舵席から飛び出した。
網に納まったのはハマチ。「釣れたんで、もう少し流します」とのことで、数度の流しで粘ってみたもののアタリもカスリもせず終了でした。
O師匠さんの目撃談によると最後の一流しの時の研究員さんにはオーラが出ていたとか、今回は、研究員さんに「最後の一投まであきらめない」ということを教えて頂く貴重な釣行となりました。また、師匠、偶然ご一緒しましょう。偶然??(笑)