みなさん梅雨に入りましたが釣りに行ってますか?
HPなどを見ているとゴマ鯖は相変わらずジギングで釣れており、ツバスも混じり出したようなので6/19にエルモの坂口船長さん(じっちゃん)にお世話になりました。
当日港に着くと、じっちゃんは「この処ゴマ鯖も卵落としてしもて味ないし、その替わりタコが今年は多いのでタコ狙うのがいいのとちゃうか」とのこと。
「東行ったら鯖はつれるけどゴマやしな」の一言に、同船者の方は鯖の他に鯛、シーバス、サワラも釣りたいなとのこと。
ほんなら西の方行って、潮がようなるまでタコでお土産つくって、その後磯場でジグやってもらおうかと出船。
まずは水深30m付近の磯回りをジギングで攻めるが、やはり潮がトロトロと流れる感じで釣れないかなと思ってシャクッテいると、同船者の方のロッドがいきなり曲がる。
かなりロッドが曲がっているので鯛が上がってくるのかと見ていると大きなタコ。
これを見て、じっちゃんは「タコが食うような潮ではジグを食べにこんわ、タコいこ」と少し浅場に移動。「今日はキャンセル入って、お客さん少ないからタコの手釣りやってお土産つくるから安心してやって」と特製のタコテンヤを渡してくれる。
タコ釣りの場合は手釣りの方が圧倒的に乗りがいいらしいのだが、一応ジガーなのでジギングロッドに結んで落としてみる。
アタリは、タコテンヤをゴツゴツと引きずっているとグーンと重くなるので大きな合わせを一発入れると釣れるとのことだが、これがなかなか最後の合わせまで持ち込めず苦戦していると、じっちゃんは手釣りで8本の仕掛けを操り次々とタコを引き上げてくる。
やっぱり現役漁師の技は凄いなと思って見てると「はよ釣りや、タコはなんぼでもおるで」と笑顔できつい一言をもらう、「アタリはあるんやけどなかなか難しいな」というと「もう5mほど糸伸ばしたらかかるようになるで」とアドバイスをもらうと、本当にポツリ、ポツリと乗り出してくる。
大きなタコは1.5キロ程もあり、引き上げでヘトヘトになったところで、「まだちょっと早いけど、タコのお土産もできたんでジグ行こうか」と南にポイントを移動。ポイントに着くとサワラの挽き船もいていい雰囲気。
「水深20mやってや」の声で50g青ピンク色のジグを投入。数投目に底付近でガツンと当たって水面近くでは横に突っ込みながらゴマ鯖をキャッチ。
その後すぐにもう一匹を追加したのでジアイ到来かと思ったのですが、ぴたりとアタリが止まってしまった。
周りのサビキ釣りの船では竿が曲がっているので魚はいるようなんですが・・・・。じっちゃんも磯、かけ上がりとポイントを移動してくれるが、なんとか1匹を追加するのがやっとで時間切れ。
追記:タコを持ち帰ったところ、初めは「こんなに沢山どうするの?」と言っていた家族も一口食べたら「美味しいな〜、生で冷凍して1年ぐらい保つんやったらタコだけ釣って来て」とのこと。
そんな訳にもいかないのがジガーの悲しいところですが、味は保障しますので、みなさんも年に1回ぐらい家族のために和製ルアーのタコテンヤ(ちょっと無理があるかな)でタコを狙ってみてはどうでしょうか?。(詳しくはエルモさんまで)