第1回 ならまち年賀状コンクール |
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日本には古来より新年の挨拶のため知人や親戚などの家々を回る年始回りの風習がありました。その際、遠方の方には書簡により代用する場合もありましたが、郵便事業の発達により1873年に郵便はがきが登場すると年賀状を出すことが普及し、国民的な行事として認識されるようになりました。今では、年末の年賀はがきの販売や、元旦の年賀状配達の様子は必ずニュースで紹介される風物詩となっています。こうした年賀状には親しい友達や親戚、普段お世話になっている方、なかなか会うことのできない方々に感謝と無事を伝え、相手の方の健康や幸せを祈る気持ちが込められているのではないでしょうか。 SNSなどの普及によりコミュニケーションのデジタル化が進み、ますます手書き文字が日常生活から乖離しつつある現代において、あえて手書き、筆書きにこだわり、年賀状を通して情緒豊かな毛筆の書の素晴らしさを再認識し、日本の伝統文化や書の文化を見直していただく契機となることを期待し、この「ならまち年賀状コンクール」を企画しました。古き良き伝統文化を多く残すこのならまちから、日本の書道文化発祥の地と言われるここ奈良から、人と人を結ぶ新たな文字文化、市民文化を発信できれば幸いです。 |
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★ならまち年賀状コンクール |
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オリジナルの年賀状を募集します。応募作品は全て、ならまちセンターにて展示いたします。 下記の4部門それぞれ、[幼児・小学生][中学生・高校生][大人(一般)]に分けて、特別賞などを進呈します。 |
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部門1(定型) | 「謹賀新年」や「賀正」、「明けましておめでとうございます」など 一般的に年賀状に書かれる言葉を筆書き |
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部門2(干支漢字) | 令和4年の干支の漢字「寅」を筆書き | |
部門3(干支ひらがな) | 干支の「とら」をひらがなで筆書き | |
部門4(フリースタイル) | 文字やイラスト、手書きやプリントなんでも自由 | |
募集期間 | 2022年1月5日必着 | |
応募方法 | 葉書を使用し裏面に年賀状コンクール応募作品を書き、表面(宛名面)に応募者(差出人)の氏名、住所、年齢(高校生以下の場合は学年)、連絡先(電話番号)、応募部門を明記し奈良市杉岡華邨書道美術館へお送り下さい。 【宛先】 〒630-8337 奈良市脇戸町3 奈良市杉岡華邨書道美術館 「ならまち年賀状コンクール」係 |
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注意事項 | ・展示の際は宛名面の個人情報が見えないように掲示します。葉書裏面(作品の面)に個人情報が書かれている場合は展示できませんのでご了承ください。 ・応募作品は原則返却できませんのでご了承ください。 ・他者の著作権を侵害、またはその恐れのある作品は応募できませんのでご注意ください。 |
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★ならまち年賀状コンクール作品展 | ||
ならまち年賀状コンクールの特別賞作品ほか全ての応募作品を展示します。 会場にて「にぎり墨体験」(1/22、23 10〜15時)も開催します。事前申込不要、中学生以上1,500円、小学生無料 |
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日 時 | 2022年1月18日(火)〜23日(日) 午前9時〜午後5時 ※ただし、初日は正午から、最終日は午後4時まで。 |
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場 所 | ならまちセンター 1F ギャラリーinitiate (奈良市東寺林町38番地) |
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主 催 一般財団法人奈良市総合財団、Crop JP合同会社 | ||
協 賛 株式会社呉竹、日本郵便株式会社 近畿支社 |