HELICOID 00222MB 3rd.
[FlyingstarLayzer]
収録曲解説
試聴出来ます


●INTRO
ロバートフィリップはアルバムでGの音をラインで出している、と聞いて挑戦!
(と言うほどのことでもないが)
ラインだけだと音量が足りなかったので、2割ほどマイクの音も追加。
効果音はコンちゃんのQY70とスグリのコルグシンセを自宅で録音。
出だし最初の雑音は家の近所のビル解体工事をテープレコーダーで録音。
その後のジャンク音はメンバー全員でメタルパーカッション(ドラム缶、他)を演奏
したものを8CHのミキサーで編集。
時間かけた割にあはあんまりフューチャーされず…
ピンクフロイドの「マネー」のイントロ目指したんだけど、なんか違うし。
最終的には「どこに行っても同じ」???


●GROOP NATION
試聴
UMMO RECORDSより発売された「トリビュート・トゥ・ニッポン」というオムニバスに
収録された曲の別バージョン。
オムニバスの音源はバンド演奏ではなく宅録(ドラムもサンプリング)だった為、
再度バンドで録音し直した。
世の中いっぱい人がいてごちゃごちゃしつつも共存してるな〜と。
その中に自分も組み込まれてるな〜と思った。



●11ヶ月
試聴
チューニングを落とし、ドラムのセッティングもゆるゆるにして演奏した。
後半のGのみの部分は家で録音したものと、スタジオで録音したものを重ねた。
サンプリングにデジタルノイズが入ってしまったが、結果的には悪くなかったのでそ
のまま仕用。



●NEW WORLD
試聴
今回のアルバムで一番古い曲。ライブをする度に内容が変わるのでなかなか録音できなかった。
ジャーマンロックと言うよりは現代的なトランスミュージックにしたくてエンジニア
にハルシノゲンのCDなど聴かせるも「これは全部機械の音だから無理!」と嫌がられた…
この曲のMIX中に、自分がふざけててスタジオの主要電源を切ってしまうという前代未聞の事件が!!
それでなくとも遅れ気味の作業が一気にふりだしに…これには泣きました。
一番苦労したかも!?



●スキキライスキ
試聴

英詩を協力してくれたチカちゃんと飲み屋を3軒ハシゴして作り上げた歌詞。
最後のバーでバーテンの外国人が「OH!これはラブソングなのですか?NO〜〜!マラ
イアキャリーならこうは歌いませんよ!」などと口を出してきた。私が「いや、これ
はマライアみたいな女の人じゃなくてもっと子供っぽい女の子の歌で、主人公は精神
年齢3才なんです」と言うと「OH〜〜NO!!! 3才児はI LOVE YOUなんて言わないよ!そ
れは大人の女性が言う台詞!」と益々怒られたのでありました。
ヘルプドラマーの赤松ちゃんはこの歌詞が♪甘い汁吸いたいなぁ〜〜オールウェイ、
オールウェイ♪と聞こえるらしい…



●BLACK RAIN
試聴

スパナのまめちゃんがトランペットを吹いてくれた。
後半「狂った時計〜」からはサンプリングの音。
サンプルの管楽器がリズムに合わなかったのでディレイで無理矢理合わせた。
ブレイク間の変な声はZOOMマルチの「(スティーヴ)vai」と言うコマンドを使用。
この歌詞も暗い、今回全体的なイメージとしてあったのは「絶望と希望」「光と闇」



●SWAN
試聴
これはBLACK RAINとつながっていたのを切り離した。
11ヶ月と同じチューニングで演奏。
後半のNOISE音は今回のSEでかなり気合いを入れた部分。
多分もう二度と同じ音は出せない気がする…



●(IT'S A)TIME TO KNOW!
試聴
先に宅録で作った曲に後からバンド演奏を乗せた。
この曲はタンジェリンドリームに影響されてKYEを多用。もしくは宇宙戦艦ヤマトの
サントラ風?
ポエトリィーデングはチカちゃんの妹ヒカリちゃん(18才!)を起用。
英詩は自分が日本語の歌詞を作ったものをチカちゃんに翻訳してもらった。
めちゃめちゃ暗い、絶望的な内容。



●MIWAYAMA-MAYAMIWA
試聴

スグリがリズムマシーンで適当に?打ち込みしたものをアレンジ。
その時期私とスグリの間で流行していた奈良の「三輪山」が日本のピラミッドである
、と言う本を読んで歌詞を作った。
でもコーラスを入れる事でイメージが固まった。前編のキーボードはスグリのカシオ
トーンにZOOMのマルチをかました。
スグリがchoは「ラ・ムーでええんちゃう?」と言い出した時はどうなることやらと
心配したが結果オ〜ライ★



●GLOW IN A NEW LIGHT
試聴
ほとんどインプロ。