スターゲイトSG1(STAR GATE SG1)用語解説集(ネタバレ有)
偽登山者が好きなSFドラマの一つである「スターゲイトSG1」で出てくる用語を偽登山者が独自に解釈して作った用語解説集です。
ストーリーのネタバレ、または誤解など有りますのでご注意下さい。
はじめに…スターゲイトとは何か…?
詳しくは映画版「スターゲイト」を見て下さい。レンタルビデオ店にあると思いますんで…「スターゲイトSG1」はこの映画版の続編となります。
映画版で語られたスターゲイトの謎…
1925年、エジプトのギザの遺跡から、巨大なリングが発見され、その組成は地球上の物ではない(石英の一種?)ことが判明。以来、エジプト政府と交渉の末アメリカ軍の管理下で研究が進められてきた。
キャサリン・ラングフォード博士は、謎のリングの発見者の娘であり、父の遺志を継いで研究を続けてきた。そして、若いながらもエジプト考古学と言語学の権威であるダニエル・ジャクソン博士の協力を得て、そのリングが地球外世界へのワープ装置「スターゲイト」であることを解明する。
リングの周囲に配置された意味不明の記号(Chevron−シェブロン)はそれぞれの星の位置を表し、7つの組み合わせで特定の座標を指定することができるという仕組みであることがわかった。
以上が映画版「スターゲイト」の大体のスターゲイトの説明です。しかし、「スターゲイトSG1」ではスターゲイトがより詳しく解明されています。
そこら中の惑星に設置…
スターゲイトは映画版「スターゲイト」で訪れた「惑星アビドース」以外の地球型惑星にも設置されている。
まるで電話番号のようなシェブロン…
スターゲイトの文字版に刻まれている記号は39種類…(内38種類が座標指定用記号、残り1種類が出発点用記号となる。)シェブロン1から6までに座標指定用記号を使って目的の惑星の記号の組み合わせを入力していき、シェブロン7には出発点用記号を入力するらしい。(出発点用記号は個々のスターゲイトによりデザインは異なる。)
(…ということは記号の組み合わせは38の6乗ということか? 3,010,936,384通り?自分の母星の記号の組み合わせ忘れたら、ほぼ、帰れません…)
座標入力装置…
地球以外の惑星にあるスターゲイトにはスターゲイトを開発した種族が造った座標入力装置(ホームダイヤル装置、DHD)が付いており、この装置で座標の入力を行う。
(地球のDHDは古代エジプト人が叛乱の際、壊してしまった?)地球のスターゲイトはアメリカ軍の大型スーパーコンピュータで制御されている。(自家製DHD…)しかし、元祖のDHDは70リットルのポリバケツくらいの大きさ…。
SGC(スターゲイト基地)の悩みのタネ…
スターゲイトは電気で発動し、恐ろしく電気を食う装置らしい…
(ペンタゴンは異星人の未来技術(兵器等)が欲しいにもかかわらず、あまり収穫が得られずしかも、維持費が相当かかるため(電気代だけで年間10億ドル!)、プロジェクトの中止を唱える者も出た。)
地球側スターゲイト唯一の防御法…
スターゲイトで開いたワームホール(次元トンネル)は一方通行となる。つまり、地球から目的地に向けてダイヤルしてゲートのワームホールが開いた時、ワームホールが開いている間は、地球から目的地に向けて物や人間は送れるが、目的地から地球へは行けないのだ。(電波のみ送受信可能!)帰るときは目的地のスターゲイトから地球のアドレスを入力して帰る。
もし、目的地のゲイトのワームホールの出口が何かで塞がれていれば、送られて来た物体は逆流できずに原子レベルにまで分解されてしまう。
この特性を利用したのが地球側のゲイトに設置されている「アイリス」である。もし外部から地球側に向けてワームホールが開いた場合、ワームホールの終端面ギリギリのところにチタニウム製のシャッターで蓋をしてしまうのである。そうすることで送られてくる敵兵士や破壊兵器等を防ぐ。(送られた物体は分解されてしまう)
なお、地球のゲートにくるときはGDOという小型送信機で「アイリス識別コード」を送信し、地球側のアイリスを開けてもらわなければならない。
市外局番?シェブロン8…
スターゲイトは天の川銀河系(地球、および太陽系がある銀河系)以外の銀河系にも設置されていて、超大容量の電気があれば他の銀河系まで行けるらしい。(なお他銀河に行くのに、シェブロン8までつかった…スターゲイトの記号入力部は全部で9つ…ってことは…!)
スターゲイトの真の功労者…
スターゲイトを造った種族は「エンシェント」というらしい。何万年も前に銀河中にスターゲイトを設置してまわったらしい。
なんであるねん!?二台目のスターゲイト…
地球にはエジプトのギザの遺跡以外に南極にもスターゲイトがあった…。
ゴアウルド
映画版スターゲイトでは「ラー」(エジプト神話の太陽神)を名乗るエイリアンが出て来ました。ラーは爆死してしまいましたがラーは「種族最後の生き残り」ではなかったことが「スターゲイトSG1」で判明します。
種族の名はゴアウルド
ラーの種族名は「ゴアウルド」といい、本体は蛇のようなウナギのような70センチくらいの細長い生命体。高い知能がありながら、人間のような形態でない彼らはほかの人間型生命体(ヒューマノイド)の脳幹部に寄生し宿主の身体の自由を乗っ取ることで文化的(?)な生活をしていた。
また、宿主に対して強力な免疫力や治癒力を与える事ができる。(宿主はゴアウルドに寄生されることで元来より数倍長生きできる。)
彼らは元々、水生生物であり彼らの母星にいたヒューマノイド「ウナス」(イカツイ爬虫類型エイリアン)を最初の宿主としていた。
しかし彼らは数千年前(数万年前?)に地球(ゴアウルドは地球をタウリと呼ぶ)を発見し、地球人を宿主にしはじめた。
地球人を宿主にした理由
ウナスはゴアウルドにとっての最初の宿主であり、ウナスのケガ等に対する再生能力などは強力なモノであった。 しかし、彼らが当時持っていた医療技術の最先端を行くマシン「よみがえりの石棺」があまりきかなかった。宿主であるウナスの寿命が来れば、また新しいウナスを用意しなければならないし、宿主を移動するのも大変…
ところが、地球人の身体は「よみがえり石棺」で完全に復活できることが判明!しかも、死んでしまっても「よみがえりの石棺」にいれれば肉体は生き返るし、生きている状態で石棺に入れば、細胞も若返って復活してしまうのであった!ということで、彼らにとって大変だった宿主移動もあまりしないで、しかも何千年も同じ宿主内で生きれるようになったのである。
(宿主からすれば何千年間も身体を支配される生き地獄…)
「よみがえりの石棺」の落とし穴…
いいことずくめに見えた「よみがえりの石棺」を使った生活…しかし、この石棺には副作用があった…
石棺に何回も繰りかえし入ると精神に影響をおよぼす…しかも、宿主である地球人の細胞の老化速度がはやまり、石棺中毒状態になってしまうということであった。石棺によって「猜疑心」「支配願望」などまで活性化されたゴアウルド達は戦争や、他の星に侵略する等の行動を起こし始めた。
「トクラ」出現…
ゴアウルドの中には石棺を用いることにより起こる精神異常等に対して危機感を持つ者がいた…
後に「トクラ」(ラーに刃向かう者というの意味)いわれる人々(?)である。しかし、ほとんどのゴアウルドが石棺中毒者という状態であったために、彼らの主張は聞き入れられず、「ゴアウルド社会の反逆者」として、迫害され、捕獲され処刑される事となってしまった。トクラは「ゴアウルド社会に反抗するレジスタンス組織」として現在活動していてゴアウルドの組織内にスパイとして潜入したり、破壊活動をおこなっている。
また、ゴアウルドと違いトクラは宿主の意思を尊重し、身体の制御を本来の宿主の意識に戻したりする事が出来る。宿主との友好的な共生関係を望み、身体を借りている事を忘れていないのである。
(トクラの事を「ゴアウルド」と呼ぶと「我らをその名で呼ぶな!我らはゴアウルドではない!「トクラ」だ!」と言って怒る。)
「貴族連合」(ゴアウルド支配階級)
ゴアウルドは仲間内で支配権や領有権をめぐって争いをしている。
しかしながら、ゴアウルドの種族全体の問題などがあれば嫌々ながらも手を結ばなければならない事もある。ゴアウルドには「貴族連合」とよばれる組織がある。しかし、権力が強い者に発言権があったりするようで組織としてはけっこうヤバめのモノである…しかし、上層部の力は似たりよったりであり、この事がある意味でゴアウルドの勢力拡大を防いでいる事にもなっている。
(ゴアウルドの内輪モメがゴアウルド種族全体の勢力拡大の足かせとなっている。誰か一人のゴアウルドの勢力がとびぬけて上がった場合、ゴアウルド種族の暴走は他の異星人勢力(アスガード、トクラ等)でもとめられない。)
ジャファ(ゴアウルド奴隷兵)
保育器兼兵隊
ゴアウルドにつかえている奴隷兵をジャファという。人間のいる惑星に攻撃を加え支配した惑星の人間の内、兵や知能が高い職種にする人間をジャファとして改造するのである。
ジャファにされた人間は腹部にX文字のような切れ込みを持ち(この育児嚢をつくる装置がある)、そのなかにゴアウルドの幼生を入れている。幼生はジャファの腹腔内で育ちジャファに強力な免疫力や治癒力を与えながら数年を経て成体になり、他の人間の脳幹への寄生を待つのである。
ゴアウルドの幼生を一度腹腔内に入れてしまうと、ジャファにされた人間本来のの免疫力が幼生に依存する形に変化してしまうため、幼生を取り出されるとジャファは病気にあっという間に感染して死んでしまう。
つまり、ゴアウルドに幼生をもらう事でジャファは生きている。そのためゴアウルドの機嫌を損ねれば、幼生を引っこ抜かれるなり、幼生の供給を停止されるなどされて死ぬしかないので、下手に逆らえないのである。しかし新しい幼生を供給され続ければ寿命の何倍かは生きられる。(しかし、奴隷兵なので「よみがえりの石棺」は使わせてもらえないし
(ゴアウルドはジャファにしていない奴隷には叛乱を恐れて文字を書く事も禁じ、知識をできるだけ与えないようにして、鉱山などで働かせたりしているらしい。しかし、その奴隷を兵隊にすれば、他のゴアウルドの兵隊に負けてしまうと考えたのか、ジャファにする人間には知識を与えるかわり、免疫力を支配しているようである。またジャファ一人あたり一体の幼生が入っているが、ゴアウルドは多産であり、石棺で精神を病んでいるせいか、ジャファの体内にいるゴアウルドの幼生に対してあまり情を持っていないように思える。)
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