エアコン20%節電を可能にする方法 |
暑い夏に毎日使うエアコンは、電気代が最も気になる家電製品。そこで、使い方ひとつで 省工ネを実現する方法を教えます。まず、冷房時は設定温度を2度上げるだけで20%の 節電が可能。また、窓にカーテンを掛けて直射日光を遮れば、一層効果がアップします。 さらに、フィルターも2週間に1度は外してマメに掃除することが肝心です。 |
室内温度は適温を心がけましょう |
暖めすぎ、冷やしすぎは電気代のムダになるばかりか、体調を崩す原因にもなります。 暖房時にはちょっと低め、冷房時にはやや高めの温度を心がけましょう。 |
エアコンを使う前に何か気を付けることは? |
室外機にカバ一がかかったままになっていないか確認して下さい。 電源コードの破損や、電源プラグにほこりが付着していないかも確認下さい。 電源プラグは確実に差し込み、電源コードは途中での接続・延長コードの使用、 タコ足配線をしないで下さい。また、エアコンの使い始めは臭いを感じることがあります。 これは、本体内に付着した挨やカピによるものです。この様な場合はエアコンクリーニングを されることをおすすめします。お近くの販売店にお問合わせ下さい。 |
窓際暖房でかしこく省エネ・・・ |
この季節は噴房器具の電気代が気になるものです。そこで、窓際など外気の入りやすい所に |
風を利用して暖房効果アップ・・・ |
暖められた空気は上昇しがち。肝心の床付近の湿度が低いようでは、暖房の効率が 悪いですね。そこで、時々は扇風機を使って部屋のすみずみに風を送りましょう。 部屋の空気の対流を促し、暖房効果をアップさせます。 |
ドライモードを賢く使おう! |
同じ室温でも、湿度が15%違うと1度の違いを体感します。 消費電力の少ないドライモードの活用を! |
適切な冷房機器の選択とお手入れを! |
冷房機器は、部屋の大きさや用途に合わせ、効率の良いものを。 フィルターの汚れも、電力をムダにします。1週間に1度くらい掃除を。 |
日よけや扇風機との組み合わせを! |
ひさしやブラインダーで窓からの太陽熱の侵入を半減できます。 また、冷房は扇風機と併用すると同じ室温でも快適さが増します |
@暖めすぎ、冷えすぎにならないように、こまめに室温調節を。 例えば暖房時は2度低め、冷房は1度高めでそれぞれ約10%も省工ネになります。 @おやすみ時やおでかけの時、タイマーを活用して必要な時間だけ運転しましょう。 電気のムダが省けます。室外機の吹出口に物を置いてふさぐと、 暖冷房効果を弱め電気のムダになります。 @冬の日中は日光を入れ、寝間はカーテン・ブラインドで熱の漏れを 防ぎましよう。特に夏の場合は直射日光を防ぐと、省工ネ効果が約5%あります。 @風向板は暖房は下向、冷房は水平にするのが効果的です。 エアコンは運転を停止しても、リモコンからの受信待ちなどで、 若干の電力(待機時消費電力)を消費しています。電源スイッチを≪切≫にしたり、 コンセントから電源プラグを抜いておきましょう 晴れた日には半日ほど送風運転をし、内部を乾燥させてください。 エアフィルターや各部のお手入れをしてください。 アース線がはずれたり、断線していないか確認してください。 |
故障かな?? |
毎年、「冷夏だ〜、暖冬だ〜」って言っても、冷房だけは必ずと言っていい程 使用しますよね? そして使ってはみたものの・・・「涼しくない・・(T.T)」 ってな状態になってませんか?エアコンからは涼しい風が出てるのに、 部屋が全然冷えてこない時下記の事をチェックして下さい。 @フィルターの目詰まりがないかをチェック ・・・掃除して下さ〜い @エアコンから出てる風が、まんべんなく出てるかチェック (風向ルーバーの所に手を当て、横に手を移動させた時に 風が弱く、全然出ていない所が無いかどうかをチェック) ・・・エアコンクリーニングが必要で〜す。 @室外機にカバーをつけたまま運転していないかチェック ・・・外して下さ〜い @室外機の前後に物を置いていないかチェック ・・・どけて下さ〜い。前面50cm、 後面10cmは必ずあける事っ @室外機の後ろを見て、 ホコリがいっぱい引っ付いていないかチェック ・・・歯ブラシ使って、全部取りましょう。 @室外機のパイプを繋いでいる所が 白く(凍って)なっていないかチェック ・・・ガスが足りませ〜ん。 電器屋さんに電話をして下さい。 (注:ガスが原因じゃない時もあります) 他にも室外機のモーター不良・トランジスタ不良・基板不良・・・・ ・・などなど原因はいっぱいあります。上記の自分で出来る事をやっても ダメな時は電器屋さんを呼びましょっっ(^^) |
のぼせた室外機〜(−−)〜 |
室外機を直射日光が当たる場所に置かれている場合、室外機の内部温度が異常に上がり のぼせてしまって動かなくなる事があります。対処するとしたら、室外機のボディーに水を かけてやります。ボディーさえ冷やしてやれば、内部温度も下がって従来どおり動きだします。 もし同じような症状が起こったら試してみて下さい。 |
汗かきエアコン・・(^◇^;) |
ごくまれにある話! 冷房運転をしていると、エアコン下部の壁がジワーっと濡れてきたり、 そのエアコン下部から水がポタッ・・っと落ちる事はありませんか? 多いのはドレン(水の流れるホースや水を集めるトレー)にホコリが溜まって穴がふさがり、 水が満杯になって溢れる・・・というパターンなのですが、例外もあります。 ムシ暑い日に冷房運転していると、エアコン背面が冷える為、その背面にある空気が 冷やされて水滴になり、それが本体や壁を伝って流れてきます。その症状を防止する為に エアコン背面にはその水も受けるような構造になってはいるものの、そこにもホコリが溜まって いたりホコリが溜まっていなくても上手く流れない事があります。特に最近の新築の家などは、 壁の中が空洞になっているのが多いので、その空間から湿気を含んだ空気がパイプを 通している穴からエアコンの背面に流れ込み、水滴になってしまう事が多いようです。 自分で手直ししようと思ったら、室内機の後ろの穴を粘土でふさいで、エアコンの周りの スキ間を無くしましょう。 |
エアコンのリモコンがきかない |
よくある故障! 「落としてからリモコンが働かなくなった〜」とか言って来店されるお客さんは 多いです。でも液晶が割れたりしてなかったら、その場で直る事もしばしば。 そこで、リモコンが効かなくなった時、次の事を確認しましょう。 @:ブレーカーが落ちてませんか? (結構多いです。1年に5〜10件) @:エアコンのボタンを押した時に、液晶の文字が一瞬消える ・・・電池を交換しましょう。 新しい電池では一瞬でも消える事はありません。 @:リモコンの電池のフタを開けた所に”リセット”とか”ACL”というボタンがあれば、 押してみましょう。 ”リセット”の場合、銀色の端子が2つ見えているだけの 場合もありますが、金属製の平らなもの(マイナスドライバーやハサミなど)で その2つの端子をショートさせてやると、リセットがかかります。 <どちらも時計は合わせ直さなければいけません> これでもダメなら電器屋さんに依頼しましょう。 折りたたみリモコンの場合、折る部分の線が結構切れやすいです。 これは新品購入しかしかたないですねっ。 |
応急運転って知ってる? |
めちゃくちゃ暑い日に限って故障するリモコン。 昼間だったら電器屋さんに依頼も できますが、そんな時に限って夜・・・って時も多いはず。 そんな時、我慢して一夜を過ごしておられるんじゃあないでしょうか? 最近のエアコンには本体に”応急運転”というボタンがよく付いています。 自動運転しかしませんが、快適な夜を過ごせるようになります。もし、”応急運転”のボタンが 無い場合でも”試運転”っていうボタンが付いている機種もあります。 この”試運転”っていうのは、エアコンを移設する時の為に使う”強制運転”の事! これを押すと、周りが暑かろうが寒かろうが冷房運転しますので、冷えすぎには 注意してくださいねっ。通常運転の場合、サーモスタットで室内温度を監視して設定温度に なったら自動的に圧縮モーターを止めますが、試運転の場合は止まりませんので・・・ |
エアコンから出てくる風がクサイ! |
このクサイ原因っていうのはエアコンの冷却部やファンに付いた”カビ”や”ホコリ”が |
エアコンのランプがパカパカ |
多い故障症状です。 本体にあるタイマーランプがパカパカと点滅したら故障の報知です。 インバータータイプのエアコンの代表故障事例とも言えるほどです。 運転ボタンを押してから 0〜10分以内にこの症状が現れるパターンが多いのですが、 これは室外機の中にある”トランジスタ”の故障がほとんどです。 メーカーとしては基板と同時交換を指定していますが、ほとんどこのトランジスターで 直ってしまう為、良心的な電器屋さんならトランジスターだけを交換してくれるんじゃないかな? 完璧主義の電器屋さんは基板も交換してくれます。 これって選択の難しいところなんですよ!トランジスターだけの場合、 修理費は安くつきますが、また同じ故障する可能性がある。 両方交換した場合はもう同じ故障は起こらないけど、修理費が結構いる。 ・・・難しいでしょっ(^o^) |