2002. 7. 8
Key to subfamily of Japanese Asilidae
(日本産ムシヒキアブ:亜科の検索)
1.翅のr1室は開く ・・・・・ 2
−.翅のr1室は閉じる ・・・・・ 6
2.翅の覆片(alula)と脚の褥盤(pulvilli)を欠き、腹部はたいへん細長い・・・・・ Leptogastriinae (ホソムシヒキ亜科)
−.翅の覆片(alula)と褥盤(pulvilli)はある ・・・・・
3
3.前脛節の先端にケヅメがある ・・・・・
Dasypogoninae (アシナガムシヒキ亜科)
−.前脛節の先端にケヅメはない ・・・・・ 4
4.前胸腹板は前胸前腹板から膜状部によって分離される・・・・・
Stenopogoninae (ヒゲボソムシヒキ亜科)
−.前胸腹板は基節前橋(precoxal bridge)を形成して、前胸前腹板と融合する ・・・・・
5
5.頭部を前方から見て複眼間の幅は上方ほど広くなり、頭頂部の凹部は浅くて平たく、
側方から見ると顔面隆起は複眼より突出する・・・・・
Stichopogoninae (ヒラズムシヒキ亜科)
−.頭部を前方から見て複眼間の幅はあまり変わらず、複眼が大きくて丸いメガネをかけているように見え、
側方から見ると顔面隆起は複眼より高くならない・・・・・
Trigonomiminae (メガネムシヒキ亜科)
6.触角に端刺はない ・・・・・
Laphriinae (イシアブ亜科)
−.触角に端刺がある ・・・・・7
7.触角端刺が羽毛状になる ・・・・・ Ommatiinae (クシヒゲムシヒキ亜科)
−.触角端刺は羽毛状とならない ・・・・・8
8.submarginal 室が3つある ・・・・・ Apocleinae (シオヤアブ亜科)
−.submarginal 室は2つである ・・・・・ Asilinae (ムシヒキアブ亜科)