Ｖｏｌ．１５２６

事業車遭遇

この記録当時は身近に何度も目にしていた南大阪線の電機、デ６１形６３･６４は貨車２〜３両を引き連れて吉野線を走る姿を何度か目にすることがありましたが、晩年はこのような重連を目にすることもありました。

１９８２年　３月１５日（月）　橿原神宮前　　　64 + 63

日頃は高安車庫の端で資材運搬・救援車として留置されている姿しか見たことのなかったモワ１９、検査明けの試運転でしょうか、奇麗な姿で突然八木駅１番線にやって来た時のシーン。この時期は既に電動貨車とはいえ荷電などでよく本線運用される車両はスカートが設置されていましたが、救援車扱いの車両にはスカート設置も無く、オリジナルスタイルを保っていました。伴車は荷電で日頃見ていた車両だったのか記録していませんでした．．．残念。

１９８２年　７月１２日（月）　八木　　　19　ほか

同じく検査明け試運転でやって来たク１３２２、鮮魚列車や荷電に活躍中だったク１３２２ですが、旧奈良電のスタイルは他の車両とは一線を画し異彩を放っていましたね。ホームで電車待ちをしている人も珍しそうに見ていますね。

１９８２年　８月２３日（月）　八木　　　1322 + 2257

ク１３２２の伴車はなんと名古屋線で営業運用を終了したばかりの２２５０系モ２２５７でした。身近な場所での２２５０系の遭遇に驚愕しました。

１９８２年　８月２３日（月）　八木　　　2257 + 1322

江戸橋駅には旧伊勢線名残の配線があり、この駅を通るときにはモワ７５形が留置されているのを何度か目撃していました。それを記録するために江戸橋駅で下車した時の記録。奈良線には西大寺車庫に同じくモワ７５形７７＋７８の姿がありましたが、この７５＋７６には荷台にクレーンが設置されていました。

１９８２年１２月２９日（水）　江戸橋　　　76 + 75

明星駅ホームから遠巻きに見えていた旧２２００系の姿をやっと近くで見ることが出来ました。（当時は明星車庫端まではアクセスすることが出来ました。）砂利除け排障器が設置されていましたが、現役時代を見たことが無い旧２２００系だけに感動しました。この車両も残念ながら私自身は走っている姿を見ることはありませんでした。

１９８２年１２月２９日（水）　明星　　　21

夕刻の明星駅で帰路の電車を待っている時、モワ１０形に挟まれた３両の貨車が側線で入れ替えを始めました。当時でももう数少なくなっていた近鉄に在籍する貨車、資料で存在は把握していたのですが実車を見たのはこの時が最初で最後でした。写真では明るく写っていますが、実際は辺りはもっと暗くてこのような画質で記録するのが精一杯でした。

１９８２年１２月２９日（水）　明星　　　7786

先の写真の明星駅から移動して伊勢中川駅で乗り換えの電車を待っている間に、また見慣れぬ車両がやって来ました。アルミサッシュが目立つ窓の奇麗な車体、一瞬何の車両かわからなかったのですが、どうやら引退した２２５０系がリニューアルされた様です。この時期は既に引退した２２５０系が荷電運用に就いていたことから鮮魚列車用にリニューアルされたのだと何となく察しがつきました。

１９８２年１２月２９日（水）　中川　　　3125 + 2257

名張駅を通るときは、不定期にモワ１６やモワ２０が留置されているのを見かけることがあったのですが、偶々正月にふらっと名張駅まで出向いた時に留置されたモワ１６＋モワ２０、モワ１６には見慣れない排障器が付いていました。

営業運用を終了した後もそのままの姿で荷電運用に就く２２５０系、この直後にモ２２５１・２２５８は新モワ１０形モワ１１･１２となり、後に東大阪線車両運搬車として活躍することになりました。

１９８３年　１月２９日（土）　八木　　　2251 + 3124

今でも目にすることがあるモワ９７＋９８、元々は保線作業用の資材運搬貨車でしたが、五位堂車庫完成を機に南大阪線運搬車として改造され、現在に至っています。現在は更新工事で若干イメージも変化していますね

１９８３年　２月　３日（木）　橿原神宮前　　　97 + 98　ほか

玉川工場、西大寺車庫で留置される姿しか見たことが無かったモワ８７、旧奈良電デハボ１０００形の気になる存在でもありました。夕刻友人宅から帰宅途中、偶々橿原神宮前方面に向かうモワ８７を目撃、慌てて折り返しを狙った時の記録。検査明け試運転の様で、これも走行シーンはもちろんのことパンタを上げている姿を見たのは後先ありませんでした。橿原線での単行運転を見るのは返って新鮮に見えました。

１９８４年　４月１２日（木）　畝傍御陵前〜八木西口　　　87

ＨＯＭＥ

2025, 6,14

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