Vol.1544

8000系3連車重連を振り返る

 残る8000系2編成もイベントを含めた廃車回送の日程も決まり系式消滅もカウントダウンに入りましたね。8000系には過去中間車を新造して生まれた3連車が存在し、3連単独運用の需要が無くなった後も奈良線、京都・橿原線での重連運用が日常的に見ることが出来ました。過去掲載特集と被る内容にもなりますが、今回は8000系3連車重連による記録を振り返ってみたいと思います。

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学園前駅を出て難波方面へと向かう8077Fほかの6連準急、下帯付き・渡り板標準化前の頃の姿。現在の幌ではもう見かけませんが、幌上部が写真のようにはだけている状態はしばしばありましたね。
1996年 4月19日(金) 学園前〜富雄   8077 + 8277 + 8577 ほか
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奈良線快速急行の運用に就く8070Fほかの6連。既に8800系が登場していた時期に同じ車体で中間車を新造したため、車体断面形状が異なっているのがよく分かりますね。
1997年 3月10日(月) 西大寺   8070 + 8270 + 8570 ほか
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奈良線のローカル運用に就く8078F+8077Fの6連。
1997年 8月24日(日) 今里   8078 + 8278 + 8578 ほか
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8077F+8076Fの奈良行き普通。
1997年11月24日(月) 西大寺〜新大宮   8577 + 8277 + 8077 ほか
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木津川橋梁を渡る8071F+8070Fの6連天理行き急行。
2000年 6月16日(金) 新田辺〜富野荘   8571 + 8271 + 8071 ほか
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今里駅を出発する8076F+8070Fの6連東生駒行き普通。簡易塗装化の過渡期で裾帯有り無しが混在していますね。
2000年11月17日(金) 今里   8576 + 8276 + 8076 ほか
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橿原神宮前行き急行の8070Fほか6連。この編成も新旧塗装が混在していますね。
2001年 4月15日(日) 西大寺   8570 + 8270 + 8070 ほか
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奈良線快速急行の運用に就く8071F+8070Fの6連。標識灯1灯が切れていますね。3連車で標識灯がLED化された時期に残っていたのは8078Fと8079Fの2編成のみでした。
2008年 2月25日(月) 西大寺   8071 + 8271 + 8571 ほか
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橿原線を走行する8078F+8079Fの京都行き急行。
2012年10月12日(金) 平端〜ファミリー公園前   8578 + 8278 + 8078 ほか
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天理線のローカル運用に就く8000系3連車重連。晩年は検査入場時等以外は基本的に8070F・71F、8076F・77F、8078F・79Fの組み合わせで組成されるようになり、8400系3連車との組成は稀でした。
2014年 6月29日(日) 平端   8078 ほか
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8000系の3連車では8078F・79Fが最後まで残り、基本は京都側から8079F+8078Fの組成で運用されていましたが、稀に逆の組成で運用される姿も見ることがありました。
2014年10月 5日(日) 平端〜ファミリー公園前   8579 + 8279 + 8079 ほか
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グレー色の幌を付けて運用に就く晩年の8079F+8078Fの6連。
2021年 4月10日(土) 平端   8079 + 8279 + 8579 ほか
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2025,10,18

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