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川崎典子箏、十七絃コンサート
現代を奏でる いよいよ本番!!
ちょっと長いです
さて、出演者の用意も整ってあっという間に本番が近づいてきました。
演奏はばっちり、楽屋は和気藹々。
気心の知れた人達との舞台は本当に楽しい。
開場時間になり、そろそろお客様も入り始める。
盛会の時は、結構開場して10分たたないうちに
客席が詰まり始めます。
今日の会場も結構人で埋まり始めました。これは盛会になりそう。
あっという間に開演時間。
しかし外の駐車場では、まだお客様が続々と車を入れていらっしゃる最中らしい
予定より10分押し、ちょっと開演時間を遅らせる事に決定
せっかく、のり様の初めての地元での演奏会に来て下さったのだから、初めから聞いていただきたい・・・・。
そして、開演1曲目「風衣」。のり様得意の激しい十七絃と、
きっちり正確な演奏を周囲が認めるりーこさまの箏
快調な滑り出しだ。1曲目はもっとのり様が緊張するかしらと心配してたけど
これなら大丈夫。舞台袖で,M子さんと私はにっこり。
初めから気迫に満ちた演奏を終え、のり様と、りーこさまが舞台から引き上げてくる
2曲目は、この二人にM子さんと私が加わって「鷹」
練習曲にもなるけれど、綺麗なメロデイーで私も大好きな曲
でもあとでビデオを見たら、舞台上の私はのそのそ歩いてた。
良く主人にもいわれます。「お客様の方を向いているときはしゃきっとしてるけど
横を向くとだらけている・・・」
このビデを見たら又主人に注意されそう。反省。
そしてりーこさまに思い切りしごかれた「琉球民謡による組曲」
何故しごかれたかというと、来年二月開催予定の、
りーこさまとMーくんのふうふデユオコンサートでもこの曲を演奏するから、とても厳しかったんです。
順調に演奏していたのに、後半の途中で力が入りすぎ、
私の爪が「あ〜〜〜っ飛んでしまった!」。ちょっとビックリして
親指だけで弾くはずの所を、2拍ほど和音にしてしまう、が気が付いて元に戻る
「お客さんはらはらしてるかな?」などと考える余裕があったのは、あと8小節ほどで
十七絃のソロが入るから、その間に爪を拾えると分かっていたから・・・。
となりのりーこさまの方が「どうしようかとドキドキした」そうです。
こう言うときは意外と本人は落ち着いている物かも・・・・。
十七絃が頑張ってる間に爪を拾って、あとは楽しく弾きまくる。
しかし、爪が落ちたのは箏の反響板の手前つまり、自分の直ぐ下だったので
私は直ぐ拾えて良かったけど、「アレでは余り面白くなかったね」
「もっと遠くにとばさなきゃ」などと、あとでりーこさまと反省(?)
休憩後、のり様のお嬢様と、お弟子さんによる若さあふれる演奏。
この二人に混じって、十七絃伴奏させていただく私。
ちょっと年齢差がつらかった〜〜
そしていよいよお待ちかね,のり様の十七絃、と尺八の先生による「土声」
残念ながら裏で調絃をしていたので、本番の演奏は聴くことが出来ませんでしたが、
ビデオを見せていただくと、音と言い、勢い、気迫。
すべてに彼女の良さが現れた良い演奏でした。
例年になく暑いと言われた今年の夏。暑い暑いと言いながら
この演奏会のためにすべてを注ぎ込んだ彼女の努力が報われた素晴らしい演奏でした。
そして終曲は、全員勢揃いで「黒田節による幻想曲」
出番のない間ずっと裏で調絃を取り仕切ってくださったM子さんも加わり
最後にふさわしい迫力。
舞台の端で十七絃を弾く私にも、反対の端にいる一箏の気迫が伝わってくる
のり様の箏独奏も尺八ソロもすごく感情がこもっている
最後まで良くそろっていて演奏者も納得。割れんばかりの拍手がその演奏の良さを表してくれてました。
最後に、のり様とお嬢さんの二人によるアンコール、綺麗な曲でした。
疲れ切ったのり様。でも結果にはとても満足そう。
私たちもお手伝いできて楽しかった。
落ち着く間もなく、翌日シカゴに出張するMーくんと一緒に電車に乗る
わずか一泊二日だったけどいい仕事が出来て
楽しい長い旅をしたあとのように、満足して三人は帰宅の途についたのでした。
のり様、コンサート大成功おめでとう。本当にヨカッタネ。