風来が飛ぶ 12/8
さて、ふと結成された「風来〜fly〜」
私は、この結成を「出来ちゃった結成」と表現したい。
普通のグループは、由緒正しい出会いや、社中、流派、コンクール、オーディション、演奏会で知り合った。
そういう、人たちが意気投合しグループを結成し、名前をきめ、練習を始める
そしてやがて、演奏会へ・・・と道は進む。
しかし、「風来」メンバー、千とyukiさんは新聞での募集が縁で偶然知り合った。
これは、まだまとも。
この2人が竹ちゃんと知り合ったのは
「インターネットの出会い系邦楽サイト・・」ではないが、ネットにある日現れた竹ちゃんが
私のHPの掲示板に書き込みをしてくれたことから、始まっている
竹ちゃん自身もどこをどうたどって私の華麗なHPにたどり着いたが覚えていないらしい
きっと、あまりの華麗さにそれまでの記憶が吹っ飛んだに違いない。
そして、なんだかんだとオフ会での演奏から、生駒へのライブへと
話は飛躍し、仲良しライブへの出演を機会に「名前を付けた方がいいんじゃない」
などと言っていたのは、ライブの一月くらい前のこと。
見事な出来心、そして結果オーライの出来ちゃった結成でした。
しかし、音楽は結果だ!という、強い信念のもと。
練習もそれなりに頑張って、いよいよ風来として、始めてのライブ
最初の「星空への想い」は、17絃ソロからスタートなのですが
いつも、要領はそれなりに心得ている私。ここは滑ってはいけない場所。
真面目にソロを終了。そして、軽快な演奏へ。
前もどこかで書いたけど、この曲のコード進行は絶対、イーグルス「ホテルカリフォルニア」です。
こういう、乗りのいい曲はオープニングの曲として最適。
邦楽に無関係な方でも、親しみを持って聞いていただける曲だったのではないでしょうか?
ライブは続く
さて、話はあちこち蛇行しております。
真面目に次へ参りましょう。
yukiさんと千の2人で「光のしづく」名古屋バージョン。
リハの所にも書きましたが、この曲を2人で演奏するようになってもう6,7年。
当初から、2章の後半をカットして弾いていたのですが、
10月に演奏の仕事でさらに一部分をカットして演奏したのでそのまま名古屋でもその形にちかい長さで演奏した。
それは、暗譜だったのであまり寸法を変えると間違えそうだというのが、一番の理由です。
この曲は、本当に何度か演奏してきているので2人の中でもしっかり曲想がまとまっている。
集中力を要するハーモニクスも、音色も透明感に溢れた美しさを大事にしたい。
どの曲もこれくらい弾きこんで自分のものにしたい。
そして、はやくも前半の最後の曲「紫苑」
竹ちゃんに「暗譜して」と指令を出したのはいつだったろう・・。
まずは9月27日の生駒ライブでの演奏があったので、2人が暗譜で演奏出来るようになったのは
8月頃だったと思う。
しかし、リハの時はよく迷い道に入り込んで止まったり、笑い出したり・・。
自分の出来もどうにも心配だった。なぜなら以前に一度暗譜したとき
見事にあちこちで記憶が吹っ飛んで思いだしたくない過去の演奏のNo.2の曲なのです。
まあ、生駒ではなんとか無事演奏終了したので名古屋でも少し余裕でした。
そして、なかなか曲想をまとめきれなかったのですが
今回、やっと「これが紫苑だ」と自分なりに納得!
なかなかやりがいのある曲でした。
この曲では演奏をお休みするyukiさんが、曲の解説
yukiさんはなんと若き日の山本邦山さんと旅行へ行かれたとか!!
もちろん、団体での演奏旅行らしいのですが、直接本人をご存じとはすごいです!
そんなここだけでしか聞けないエピソードも交えて、曲のことや、作曲者のことを解説
その間に、私は17絃の調絃。そして演奏。
記憶に残る限り、びっくりするような事件はなく演奏終了!
大好きな「紫苑」これにてしばらく封印です。
休憩時間は、あいうさんの司会で参加者の自己紹介となりました。
私は、ここで17絃の調絃が大きく変わるので急いで調絃。
ライブ後半へ
今日のライブにはネットを通じてのおなじみの方々と
ともこさんのお店の常連のお客様たち。が来て下っている
なかなか全部の方と十分なお話も出来ないまま終わり
あとから「もっとあの人とも、この人とも色んなお話をしたかったなあ・・・」
後悔先に立たずです。取りあえずは、演奏で、音色で、その場の人に語りかけるのみ
後半の1曲目は「旅」
「夜汽車」「夜が明けた」「小さな滝」「野の仏」の4章からなる、小組曲。
この曲も、以前に自分でもこの曲を演奏しているyukiさんの解説付き
各章の説明などを話していくれている間にもう一度調絃の確認
宮田先生の曲はけっこう和音が複雑で、調絃が少しでも狂っていると
微妙な和音が美しく響かない。
そして、リハでは不安だらけだったこの曲。
ま、なんとか無事終了。
特に最終章の「野の仏」は叙情的な曲なので、演奏している自分が引きこまれてしまいがち
頭の後ろの方にクールな自分をイメージしながら、最後の分散和音を弾き終えてほっとする。
そして、次は竹ちゃんとの二重奏「胡桃の森で」
竹ちゃんが曲の解説をしてくれてる間、またまた、調絃
演奏しようと思ったが、「旅」で使った集中力が充電されるまで、少しの時間が欲しくなる
冷たいお茶を入れてもらって一瞬の休憩をとる。
和室ライブを始めてから、1つのコンサートの中の六曲程度を全部演奏する
という状況を続けてきた。いつもお客様の前に出て演奏しているのはとても消耗する
また、六曲を練習する段階もなかなか苦しいときがある
もちろんそれはそのコンサートの練習にすべてを注ぎ込めない状況だからだ
他の頼まれた演奏の練習もしながら自分の練習もする
そんな状況を続けて随分鍛えられた。
今回は、リサイタルなどと比べ、合奏が多いの負担は楽なのだけれど
独奏には神経を使う。
「ちょっと待って」などと一息入れられるライブの状況はすごくありがたかった。
よく冷えたお茶を飲んで復活!!
そして、「胡桃の森で」
なかなか見た目以上にリズムのかみ合わせがややこしかった。
ややこしい部分では尺八を聞こうとするとこちらのリズムが狂ってくるので
ひたすら正確なリズムを刻めるよう努力
竹ちゃんからは「可愛く!」とのお言葉が・・・・う。私にそれを要求するのか・・?
頭にリボンでも付けた方が良かったかな、あはは。
この曲は生駒ライブが終わってから取り組んだので、まだ、すこし未熟な部分もあった
また、何度か演奏していきたい曲です。
1/8
そして、あれよあれよと言う間に、終曲「草笛の頃」
いつも思うけれど、時間をかけて練習してきた物が
本番では、あっと言う間に終わってしまう
終曲の頃になると「ああ、もう終わっちゃうんだ。もっと弾きたい」と思う
そう思うと言うことは、気持の上でも余裕が出来てきたと言うことだろう
竹ちゃんが、曲の解説をしてくれている間に、楽器の調絃をyukiさんとする
練習で合わなかった事のある、あの箇所、この箇所がふと頭をよぎる
2ヶ月前に演奏し生駒ライブでは、ほとんど大きなずれはなかった
大事なのは、確固たる自信だ!!
と言うわけで不安はないような笑顔で楽器の前に座り竹ちゃんのトーク終了を待つ
演奏前は、どの曲も多少の不安はある物の一度舞台に出してる曲はやはりどことなく安心だ
何度も舞台に出すうちに、曲が熟成してくるような気がする。
風来での練習は、結構曲数が多いため、リハをお昼前から初めても
暗くなるまでかかってしまう。
リハを続けると、集中力が切れてきて、段々ダメ出しも甘くなってしまう
これからは、その辺も気をつけながら1つ1つを丁寧に仕上げていきたい物です。
元気に「草笛の頃」を演奏し終わり、ほっと一息。