和室ライヴネット中継その2
ネット中継その1は、こちらからはじまっています
いざ本番 8/17
楽屋は、相変わらずオフミ状態。
向かいの出演者控え室では、出演者がおもいおもいに出番を待つ
尺八は軽く音だし、あおりんごくんも三絃を手に最終調整
楽器はすでにお客様の前にでてしまっている、私とyukiさんは
「いいなあ、練習できて!」
そして、本番が近づくにつれて私は檻の中の熊
ただただ行ったり来たりして、気持を集中させようとする。これはいつものこと
一つの儀式のような物です。
お客様は・・どうやら、かなり入ってくださっている様子。
これまで、用意したプログラムが足らなかったことはなかったので
私は、たかをくくっていたがどうも、足りなくなったようだ。うーん、ダイレクトメールの威力だ!
広報活動と言えば、ダイレクトメールと、地域のミニコミ誌に掲載してもらっただけ
めんどうなので新聞社の後援もとらず、5大紙への、コンサート情報掲載依頼もなし。
邦楽Jも、M田先生の芸能新報も掲載依頼せず。・・・だったんですが。
さて、混雑の会場はちこちゃん始めセブン隊に任せきっているのでどのようになっているかわからないまま
いよいよ本番の時間となりました。隣の楽屋からちらっと見ると、狭い部屋にかなりぎっしり
あああー。暑いやろうなあ・・申し訳ない・・・。
そしてここで、奈良の本番前の行事!出演者、裏方を招集し、
みんなで円陣を組んで体育会系のノリ宜しく手を中央で重ねて
「いい演奏しよう!おおおおおおーーー!!」
これをやらねば、会は始まらないのです!!
最初は、全員合奏なので、出の打ち合わせをしてから一足お先に、私は会場へ
「皆様こんにちは、本日はお暑い中お越し頂きましてありがとうございます。
会場が狭くてごめんなさい・・・・・」あとは、どうやらこうやら口が勝手にしゃべる。
そして、待ってくれている出演者に入ってもらい、糸方は軽く調絃をチェックして
演奏の始まり始まり、曲は「祭花一番」乗りがよくって、けっこう派手で長すぎず
こういう場面に良く合う曲です。
「祭花、絃方の図」
最後は、賑やかに盛り上がって一曲目無事終了。
「では、今日はこのメンバーで演奏させていただきます」
そして、機動戦士Tが次の箏を運び込み、プログラム一曲目「月草の夢」
調子よく弾き始めたと思ったら、あ、なんか音が変・・・・。
三の糸の調絃が・・・・。はじまる早々演奏はストップして、調絃の訂正
そして、演奏。

「月草の夢演奏の図」。手前のモニターは、やっちゃんのビデオのもの。
次も、同じ福田蘭童の「月光弄笛」
十七絃のyukiさんが登場、私は、箏の調絃替え
そのあいだ、悠山さんが作曲者、福田蘭童についての解説。
お話し上手の悠山さんの、唄も入った解説に、お客様は早速気分もほぐれて笑い声が上がる。
「紅クジャクを、知っている人!」との、悠山さんの問いに
元気に手が上がる。いつもながらお見事です、悠ちゃん!
ずっと司会を任せて於けたら私の精神的負担は、かなり少なくなるのですが・・・。
「悠山、語る!の図」お客様は、間近に迫っている
調絃の準備も整い「月光弄笛」の演奏。
この曲をひいていると、本当にもっと日が落ちて静かな月明かりの下で演奏したくなります。
いずれ、秋の夜。美しい月の下で、和室ライヴをしんみりと開きたい物です。
「月光弄笛の図」
この辺だったか、月草のあとだったか、突然会場係のちこさんとあいう兄さんが特別出演してくれて
「すみません、もう少し前に詰めてください」と、お客様を誘導。
会場の後ろから入れないお客様が、楽屋から会場に・・。
お座布団をもう一列前に出して、座っていらっしゃるお客様に、移動をお願いする。
後ろと、横はイス席なので、それもすこし足してもらう
会場係のセブン隊は会場へは入れず、楽屋から演奏を眺めてくれている様子
ありがとう、臨機応変にいろいろと仕切ってくれて。
そして、うって変わって明るい、「風三章」
会場には、あおりんごくんのお母さんも来てくださってるとのこと
「お母さん、今日は来てくださってますか?」と会場に話しかけると
「はい」と私の目の前で手が上がる!
あ、そういえばあおりんごくんと似ています、お母さん。「今日はお世話になります!」
と、急にPTAモードになってしまう。
一部の最後の曲にふさわしく、そして吉崎先生の曲らしく
最後まで、華やかに演奏終了。
この曲は二章が、なかなか併せにくいのですが、あおりんごくんとは
あまり考えずに演奏できました。あちらがあわせてくれたのかな?
リハの時、ちょっとずれてたツボも「すみません、修正しておきますので」
との、言葉通り、あおりんご君、きっちりいい仕事してくれました。
「風三章=ほぼ親子共演の図」
さて、休憩時間。
お客様には、セブン隊が冷たいお茶や、ジュースのサービスをしてくれている模様
氷まで用意してくれて・・・・・・・。ありがとう。本当に
私は、次の楽器の準備をして、着替えに。
着替えてから、また楽屋ですこしお茶を頂く、が、あっという間に休憩時間は終了。
いざ、竹ちゃんと「トワイライト・セイリング」
後半は水川寿也さんの曲など、現代曲なので立奏台になり、私も水色のドレスにお色直し
竹ちゃんは、ぱりっとした、白いシャツ。オフ会の頃は最高体重を記録したという竹ちゃん
「余り太ったら、捨てる!!」などと、私はえらそうに言ってたのですが、すこしやせたかな?竹ちゃん
さて、尺八と十七絃の叙情あふれる前奏。美しいメロデイーが、なかなかに難しく
二人とも、「これで最高さっ!!」と言うところまで突き詰められたかと言うと
やはりなかなか納得は出来ないのですが。取り合えず、現在の二人の出来る限りの演奏を目指しました。
オフ会でも演奏させていただいたので、お互いの音が馴染んで一体感はあったかな?
合奏で楽器同志の音が馴染むというか、バラバラに聞こえず綺麗なハーモニーをかもし出すのは
やはり、ある程度の練習が大事なのでしょう。
めずらしく、あとでやっちゃんから「リズムがよく揃っていて、みてて楽しかった」と、お褒めの言葉を頂きました。
お互いちょっと緊張気味でしたが、丁寧に演奏したという満足感はありました。

「お色直し後の千。ちょっとスリムになった竹仙人様による、トワイライト・セイリングの図」
そして、日本のメロディー「花嫁人形」「浜千鳥」
「浜千鳥」は、特にリハの時、私も悠山さんもボロボロだったのですが、そこは本番の集中力。
おだやかな美しい日本情緒が、会場に漂っていたように思います。
しかし、欲を言えば音程がもうすこし尺八に優しいというか、
音の出しやすい高さならもっともっと、良かったのに。次にやるときはちょっとキーを替えてみたい
と思った私でした。
「花嫁人形、浜千鳥。日本の歌の図」
そしてあっという間に最後の曲「ホワイト・フォレスト」へ
終曲なので賑やかな曲を選びましたが、この広さで、がんがん十七絃を弾くことが果たしていいのか・・・
多少のためらいを感じながらも、最後にむけて乗りよく演奏。
リハ段階で、色々感じてた問題点も、各自の調整と本番の集中力で克服
これまでのなかでは、良い演奏だったと思う。
「終曲の図」ホワイト・フォレスト尺八のハーモニーが聞こえますか?
「演奏終了後のリラックスの図」もう一度メンバー紹介
「男性陣も笑顔の図」みんなの笑顔。素敵です
会場をあとにされるお客様の心には、なにかを残せたのでしょうか・・・。
この、答えは次回。今日のお客様がどれくらいまた、客席に戻ってくださるか・・・。
和室でのライヴの趣旨という、外側の輪郭については、かなり賛同を得ているという、手応えはあるが
あとは、中身であるの演奏、選曲、会場の雰囲気などなど・・・。
よりよい上質の時間を求めて、次回も尚、一層の努力をしたい物です
さて、後かたづけをすませ、打ち上げ会場の予約時間にすこし間があったため、
またまた、オフミの続き・・・・。
いよいよ、打ち上げ会場に行ったときは、あまりにオフミを一日やってたので、
少し静かになってしまったようでした
いつもの事ながら、演奏会というのは、はじまったと思うとあれよあれよという間に、終わってしまう。
長い時間をかけて準備をし、練習を重ねてきたものが、台風の強い風のように
とどめようもなく、駆け抜けていく気分
その一瞬、一瞬にかけてこれまで時間を費やしてきたのだが、
あとから思うと、夢中で演奏しているだけのようにも思える。
どんな小さな会場であろうと、簡単に思える曲であろうと、お客様からしたら
大会場での演奏とおなじ事、いいか、悪いか。それしかない。
今回のライヴを終わり、いつもながら反省点を1人洗い出して見る時間も
何とも言えない、充実の時間。
ご協力いただいた多くの皆様、
賛助出演のyuki様、ユウ様、竹仙人様、あおりんご君、
大活躍のセブン隊のみなさん、
緊張を和らげてくれたあいうさん、ぷ〜ぷるさんの存在。
そして、ご来場いただいた皆様。本当にありがとうございました。
また、次回、時期も、内容も検討段階ですが、さらに良いライブが出来るように
新たな気持で取り組んでいきます。
ネット中継は、一応、一段落。
後日、写真を追加でアップしますので、お楽しみに!
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