いろいろな端末の為の着メロサイト２
着メロダウンロードページソース作成ツール(４種類の携帯電話の為の着メロサイトのソースを自動生成するツール)
着メロダウンロードページソース作成ツールに跳ぶ
前回『いろいろな端末の為の着メロサイト１』で纏めた様に、携帯着メロのダウンロードの仕方が3通り、着メロ自体のファイル形式にもi-mode(.mld)
とそれ以外(.mmf)＜他にも有りますが、16和音MIDIはこんな感じ＞ということでダウンロードページを作るときに都合4種類の方法を使う必要が有るらしいことが
分かったので、今回は着メロダウンロードサイト作りのためのタグを自動的に生成するスクリプトをUPします。
実際に着メロサイトを作ってみたい方は、手始めにこのツールで作ったソースを使ってみるところからお試しになってはいかがでしょうか(笑)？
いつもだったらJavaScriptでやるところですが、先日の『かなカナ変換』程度のスクリプトでブラウザによって結果に差が
出ることが分かって、ショックでしたので今回はCGI(サーバーサイド)ですることにしました。JavaScriptってオフラインで
出来るところが好きなんですけど。
作り方の手順は、
とまて週報2003.09.20号『EzWeb着メロサイトを作ってみる』でも触れましたが、
- MIDIファイルを作成する
着メロサイトにUPする予定でしたら、著作権フリーなものかオリジナルになるでしょう…。
- MIDI→着メロ変換
ツールを使ってMIDIファイルを着メロ変換します。
『PHSをちょい研究!』さまのPsmPlayer V2.12(メールウエア)ではi-mode用、J-sky用、EzWeb用(チェックサム付き)が簡単に作れて便利です。
EzWeb用のダウンロードページを作る場合は、データタイプ,MIMEタイプを明示しなければなりませんので、メモしておくと良いでしょう。
- ダウンロード用CGIを準備する。
EzWeb(HDML端末)向けのダウンロードにはCGIが必要になります。本ツールは『EzWebホームページを作ろう！』様で配布しているdownload.cgiを使用する
ことを想定して作っております。
＜※CGIが使えないサーバーではEzWeb(HDML端末)向けのダウンロードページは多分作れないのでは
無いかと…。その場合は、i-mode,J-sky,EzWeb(WAP2.0)の3種類の端末対応となり、チェックサム付きの着メロファイルを作るのは不用になります。＞
- サイトのソースを作成する。
本ツールを使っていただく場合
- 内容を書く
使えるタグが半角小文字のみで、下記4種類に限ります。
- <a>〜</a>
- <br>
- <center>〜</center>
- <font>〜</font>
INDEXページ、情報ページ、着メロダウンロードページをこれらのタグの範囲で普通のHTMLと同じ感覚で作成します。
ページタイトルと着メロリスト部分は、ツールのページに書かれた規則に沿って作成してください。
尚、ここで書くのは<body>〜</body>タグの内側の部分です。
- 『着メロダウンロードページ用ソース作成ツール』で変換
入力フォームのソース貼り付け部分のテキストエリアに貼り付けて、着メロファイルの種別(4和音・16和音・40和音など)を選択してから[作成]ボタンをクリックしますと、
４種類のソースが出来上がります。これを、コピー＆ペーストしてi-mode、J-sky、EzWeb(WAP2.0)はhtmlという拡張子で、
EzWeb(HDML)はhdmlという拡張子で保存します。
４種類のダウンロードページを一つのディレクトリに入れる場合は、ファイル名を４種類着けなおして、LINKを書き換える必要が有ります。
- アップロードしてテスト
出来上がったINDEXページ、ダウンロード用ページ、着メロファイル、.htaccessなどをアップロードしてテストする。
EzWebの実機が無い場合、UPシミュレータ、Openwave SDK,UniversalEditionなどを利用することによってある程度のチェックは可能です。
４種類の携帯に対応しようとすると、ファイルを４つ管理することに？？でもこの作業を一度やっておくと仕組みが少し見えてきて勉強になったような
気がします。
次回はいよいよ、サーバー上にCGIを常駐させて、CGI経由でアクセスしてきた携帯に応じた表示を行うツールの配布です！！
４種類の携帯に対応したサイトを作りたい貴方、メンテが楽になりますよ(笑)！！
2003.10.11
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