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PTA役員になりたくない理由

一番怖いのは時間や仕事に限度が無いこと

 『PTA役員にならないか?』とのオファーを受けたことは日記に書いた。PTAに参加したことのない方にはピンと来ない話だろうと思ってちょっと今の気持ちをまとめてみたい。

 実は私はバザーの係りというのをやったことがある。これがねぇ、学生さんにも会社員さんにも有り得ない状況なんですよ。先ず、基本的に無給ですよね。で、参加したいという意思表示をしていない訳です。しかも、話は多数決で決まらない。だって参加したい人が居ないのに仕事が存在すること自体が不思議でしょ?でもって、一年間にどれだけの時間や労働力を割かなければいけないのか見積もりができない。それから、わずか二十数人の中に、一人でも仏頂面で参加している人が居ると、非常〜〜に居心地の悪い空間になってしまう
強いられたボランティアで有るからして、難しいんだって。だってその人にも本来そこに居なければならない義務は無いんだから。居たいとも思っていないんだから。

 今回、『月に一、二度、体調の良いときに限り出てきてください』と言われました。それを額面通りに受け取って良いもので有るならば考える余地は有ります。だけど、全体の仕事が増えた場合、他の役員さんの足を引っ張ることは必至ですよね。う〜〜ん、大丈夫なんだろうか?

 学年では100人以上の子供が居る訳で、体調を崩していて朝お弁当作りが始まること自体に不安を抱いているような親に回ってくる確率はとても低いはずなのですが、おかし〜なぁ。どうしちゃったのよ、皆さん。

 もしも引き受けることが決まれば、月二回以内、一回5時間以内とか条件を決めて貰おうと思ってます。数年前、元気だった頃は勿論取りまとめ約をくじ引きで引き当ててしまった人のサポートを精一杯努めたさ。でも、今回は自分を守るために全力を尽くそうと思います。で、PTA参加がもうちょっと気軽にできる良い前例になれば良いと考えています。
  1. 学校に行くのは月二回以内、一回五時間以内。体調の良いときに限る。
  2. 次期役員の選出に関与しなくて良い(ドロドロした状況はもの凄く苦手です。でも、一回やらされた事があるんですよねぇ。)
  3. この先は、娘の卒業まで何もしなくて良い。(慣れた所でもう一度、は無しの方向で)
只、これだけご迷惑をお掛けするのですから、出られるときはなるべく笑顔でムードを壊さないで、密度高く働かないといけないなぁとも思っています。

 尚、これは私の個人的な状況を書いただけですので、全国のさまざまな小中学校でいろいろなやり方をしているはずです。どこもかしこも同じ状況とは考えないで下さいませ。元気で幸せな主婦生活をしていらっしゃるあなた、あなたの力を是非ここに活かして下さいませ。
『負け犬』とか言って自嘲していらっしゃるあなた、昔は『独身貴族』っていう素敵な言葉も有ったんですぜ(ブラックジャック調で…笑)。

未だ決定事項じゃないからOFFレコでって言われているけど、黙ってられないので書いちゃいました。“とまて”の正体を知っている人は見なかったことにして下さい(頼)。

2005.02.26

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