二ヶ国語放送の録画をDVD-RAMからDVD-Rに焼く
ハイブリッドレコーダ"Panasonic DMR-E150"とDVD-RAMドライブ付属ソフト"Ulead DVD MovieWriter4.3 SE for I-O Data"(On ロースペックマシーン…笑)を使う場合
※ アナログ放送を録画した場合の方法です!!地デジなど、一回しか保存できない録画の場合は、このやり方は無理でしょう…。
二ヶ国語放送が録画されたDVD-RAMの注意:
DVD-RAM上でCMカットを行うと、PC上でリッピングの操作が上手く行かない場合が有ります。一度やってみてエラーが出る方は以下の方法をお試しください。ハードディスクとDVD-RAMの両方付いているレコーダの場合は、下記の3ステップで作成します。
※ 以下の操作は"高速ダビングモード"が有る場合はそれを切って行う必要が有ります。
- ハードディスクで二ヶ国語放送の録画
- ハードディスク上でCMカットなどを行う
- SPモードなど、高速モード以外のモードでハードディスクからDVD-RAMへダビングする。この際、テレビから2ヶ国語が重なって聴こえます。
(エンコードし直しなので、画質は若干落ちます)
上記の操作によって、一つの番組についてセルが一つというDVD-RAMが完成します。
私の環境ではセルが分割されている場合、ほぼ必ずと言っていいほどフリーズが起きるので、レコーダとこのソフトの相性が合ってない可能性があると思います。
問題が無い方は、DVD-RAM上でCMカットもできると思いますし、ハイスペックマシーンの場合は、PC上でCMカットも可能らしいです。
PC上でUlead DVD MovieWriterを使って二ヶ国語のDVD-Rに焼き直す
1.DVD-RAMをインポート
先ず、Ulead DVD MovieWriterを立ち上げて、
- (ビデオDVDの作成)の中の(DVD-Videoの作成)を選択します。
- メディアの選択でDVDを選択し、目的のDVDのフォルダを選択します。
インポートする際、CPRM情報のチェックは途中でキャンセルしても大丈夫です。
(ハイスペックマシーンでないと、時間がかかってしょうがないのです)
2.二ヶ国語設定
インポートが無事に済めば、
"My Documents\Ulead DVD MovieWriter 4 SE for I-O DATA\Capture"の中にmpgファイルが出来ていますので、フリーズした場合は立ち上げなおしてメディアの選択でビデオクリップ(フィルムの画像)を選択してあげれば簡単に作業が進みます。
インポート終了後、二ヶ国語にしたい番組のサムネイルを右クリックして、[オーディオエクスポートモード]―[主(L)/副(R)]を選択します。
ハイスペックマシーンで無い場合は、サムネイルを変更しようとするとフリーズすることが有るようでして(汗)。そのまま、サクッとメニュー作成画面へ。
3.メニュー作成
メニュー作成画面で適当にテンプレートを選択した後、余裕の有る方は背景の絵を入れ替えると良いと思います。絵は自分で描けるひとはペイントその他のソフトで描いてもいいと思いますし、個人での利用でしたらネットで適当な壁紙などを拾ってきてもいいと思います。Ulead DVD PlayerなどでDVD-RAMから画像をキャプチャしてもよいのですが、家の環境ではDVD-RAMの再生はフリーズしやすく、動画上で良いシーンを選択するのは至難の業です。タイトルなどを忘れずに変更して、モーションメニューにするかどうかも選択して(私はメニューは静止画が好きなのでチェックを外します)、[次へ]
4.ハイスペックマシーンの方はここで動作確認
プレビューすると(家の環境では)フリーズしやすいので即 [次へ]、
5.ディスクイメージファイル作成
DVD-Rに直に書き込むとフリーズが怖いので、[ディスクへの書き込み]のチェックを外し、[ハードディスクへのイメージファイルの作成]にチェックを入れて[書き込み]ボタンをクリック。
後はひたすら待ちます。
6.DVD_Rに焼く
ハードディスク上にディスクイメージファイル(ISOファイル)が作成されますので、それを、適当なソフトでDVD-Rへ書き込めば終了です。私はDVD Decrypterというフリーソフトを利用させていただいています。
作業後のハードディスクの整理
DVD-Rへ書き込んだものがちゃんと観られる状態かどうか先ずチェックしたら、
ハードディスク上にある様々な中間ファイルを削除します。" "内はデフォルトでインストールされている場合の位置です。
ISO(ディスクイメージ)ファイル
"My Documents\Ulead DVD MovieWriter 4 SE for I-O DATA\Disc Image file\"
mpg(動画)ファイル
"My Documents\Ulead DVD MovieWriter 4 SE for I-O DATA\Capture\"
ac3(音声)ファイル
"My Documents\Ulead DVD MovieWriter 4 SE for I-O DATA\DMF_TEMP\Convert\"
等が大きい中間ファイルです。消さないとハードディスクは直ぐに一杯になってしまいます。
ところで、台詞が面白い映画で上記の作業を行った場合、ac3(音声)ファイルを只消してしまうのはちょっと勿体無いかもしれません。フリーで配布されているDirectShow Audio Converterなどのソフトを使ってMP3やWMAへ変換しておくと、普通のポータブルMP3プレーヤーなどで音だけを聴くことができます。
全ての作業が終ったら、一応、ハードディスクのプロパティで、ハードディスクの最適化が必要になってないかどうかチェックしておくことをお勧めします。(ハードディスク容量がタイトなPCの場合は特に注意してないと、真っ赤になっている恐れが有ります)
DVD-RAMの方が保存方法としては安定しているそうですが、DVD-Rの方が値段が安いので、もう一度観たいと思う二ヶ国語映画などはこうやってDVD-Rに焼き直して置きたいと考えて試行錯誤した結果を記しました。
2007.04.21
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