１バイトデザインフォントって難しい

フォントのコード割り充ては人それぞれだったんですね…

最近、平仮名・片仮名専用の１バイトデザインフォントというものの存在を知りまして、入力の方法がなかなか難しいらしいのです。１バイトということはASCIIコードの０～２５５までの番号に平仮名・片仮名を割り当てているということなので、入力方法に、例えばWindowsで言う所のIME（かな入力・ローマ字入力）が使えないということなのですよね。

例えば下記の文字

!"#$%&'()*+,-./0123456789:;<=>?@ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ[\]^_`abcdefghijklmnopqrstuvwxyz{|}~

をワープロソフトなどに貼り付けて、文字を選択して、１バイトデザインフォントを宛ててみたら、

プブァゥェォャゥュゲ、ネホルメワヌフアウエオヤユヨケレペボ。ヴヂブゾジィバギグピガポ□ヅロ□ゼダズドガパビデザ□ッー　ムヘ　ベチコソシイハキクニマノリモミラセタストカナヒテサンツ・　ヲヲ

などと表示される訳です。それで、逆に、IMEなどを使って全角の平仮名や片仮名で入力されたものをJavaScriptで１バイトデザインフォント用にコード変換できないかな、と思ってやってみたのです。

　　これです→[とてもローカルな条件で使える１バイトデザインフォント変換ツール]

これは、『ガウプラ』さまで配布していらっしゃるフォントについてはほぼ使えると思います。

ところが、他サイトを回って１バイトデザインフォントを探してみると…、実に多彩なフォントのコード割り充てをしていらっしゃることが分かりまして…。これ、JavaScriptで対応するのはとても無理、という結論に達しました（笑）。

いろいろなサイトで配布されている、１バイトフォント入力支援ソフトをインストールしてお試しになる以外の方法では、

本サイトのJavaScriptを試してみる。（ブラウザで出来るので、気が楽です）
JavaScriptが使えない場合、上記の半角文字列【!"#$%……z{|}~】をワープロソフトなどに貼り付けてフォントを宛てて20ptくらいに拡大して、コピーペーストで文書をつくる。
WindowsXPの場合は、
[スタート]-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[システムツール]-[文字コード表]
で、文字コード表を開いてそこでマウスクリックで文字を入力して文書を作り、コピー＆ペーストする。１バイトデザインフォントなのに、２バイト文字にフォントが割り当てられている場合も本当に有ったので、そんな場合でもこのツールは最強です。

という訳で、JavaScriptでは難しいんだなぁということをつくづく知った次第です。

尚、もしもいつも同じフォントを使い続けていらっしゃる方などで需要が有りましたら『一種類のフォントの変換のためのJavaScriptを半自動生成するツール』を作ってみたいという思いもありますので、ご希望の方はリクエストお願いしますm(__)m。

2007.07.14

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