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PTAについて考えた[2010]

by とまて

引き続き2010年のブログから、PTAについて触れているものをまとめました。
後に続く世代のためにこの組織を何とかしなくちゃいけないなぁ…との思いは更に続く。全員加入PTAのOG・OBは、PTA入退会自由という表現で一所懸命の日々を否定されるような気持ちになる傾向はいなめない。PTAに順応しなかった卒業生のみなさん、ちょっとだけ意見を言ってみませんか?



2010/01/12(火)
男性副会長を委員長、女性副会長を副委員長として組織する。
[PTAからの自由]
広見小学校PTA 規約
P1
 第5 条本会は、本校児童の保護者と本校職員を会員とする。会員は、全て平等の権利と義務を有する。
平等の義務……ちょっと怖いですわね!?まぁ、義務が嫌な場合は、入会しなければ良いのよね(^^♪

P2
 副会長:2名(男女各1名)
あの〜、保育士とか看護士とか言う時代に、なんで副会長などという性別不詳の役名に態々男女の区別を??女二人でも、男二人でも、男女一名ずつでも、何でも構わなくない??

P3
 D 環境委員会
 男性副会長を委員長、女性副会長を副委員長として組織する。
あの〜…(以下略)

 E 母親委員会
 女性副会長を委員長、会計及び学級副委員長を副委員長として組織する。委員は、学級委員が兼務する。
わぁぉ!学級委員が父親の場合も当然母親委員会に入れるんですよね!?何せ、全て平等の権利を有するんですもの。男性の副会長も、希望すれば母親委員会に入れるはずよ。何せ、全て平等の権利を有するんですもの。

小学校・中学校・高校の児童会・生徒会で、会長は男の子とか女の子とか決まっているところって有りまして??私、寡聞にして存じ上げませんの。

[1]怖いよう
とまてさん、こんにちは。
最近、ちょっとPTAのことを考えるのを休んでいたのですが、何と言うか、もう「狂気の世界」って感じで本気で怖くなることがあるんです。善意の押し売りというか、「善意を嫌がるなんて人間の資格が無い!」って言われているみたいな雰囲気が、本当に怖いっす。
この学校の規約にしても、自分のとこの学校の規約にしても、読んでいると「戦時中の竹やり訓練を強要されているみたい」な気分になってきます。竹やり訓練、やったことないですけどね。

それにしても、こういうふうに「規約」として活字になってしまうと、それだけで拘束力を持ってしまいますよね。はー、やだやだ。
TSS_P 10-01-13 12:02:12

[2]Re:怖いよう
>TSS_Pさん
コメントありがとうございます!
 騙し絵みたいな感じで、気が付かないと結構平気なのに、一旦怖さに気づいてしまうと駄目なものが増えてしまいますね(涙)。
 最近、“善意=単なるエネルギー”説なんです。単なるエネルギーなので、どういう作用をするかは使い方次第。エネルギーとしてプールされているときは悪意と殆ど変わらない…。

数年前、アメリカの世論調査で7割の人がイラク侵攻に賛成していた時も驚いたのです。だって、多分、殆どの市民は悪意によって賛成したわけではなかったと思うんですよ…。

http://www.edu.city.hachioji.tokyo.jp/school/mnmne/pta/pta.htm
やっぱり、こういうカッコイイPTAが作れる大人が、ごく自然に子供たちに尊敬されると思うんですが。一旦怖さに気づいてしまった大人が読むと、グッと来るものがありますよね!?

あ、エネルギー説は、また変わると思います(笑)!!
とまて 10-01-13 13:34:12

[3]無題
こんばんはー。初めまして。
母親委員で検索してたどり着きました。

今時、こんな役職名が残っているなんてと係わる前からうんざりです。

男性が委員長って決まってるんだ!
びっくりです。
いろいろありますねーPTAも。
ふみ 10-02-24 22:31:26

[4]Re:無題
>ふみさん
初めまして!
ホントいろいろありますね。私が経験したPTAは、会長が女性をすることも有りましたので、先ず、日本中の小学校のPTA会長の女性の会長が10.1% http://www.gender.go.jp/whitepaper/h20/zentai/html/zuhyo/zuhyo1_00_26.htmlということに驚いたり。更に“母親委員会”って、何で男女で分けるの?と驚いたり。中には、暗黙の了解で、“男性の副会長の中から次の会長を選ぶ”ところも有るようです。

“母親委員会”にお持ちになる違和感、私も同意見です。何で誰も苦情を言わないんでしょう。或いは、言っても無視されるような環境なのかも…。

『素晴らしいPTAと修羅場らしいPTA』というサイトで、BBSで練り上げた【PTA非加入の意思表明書(雛形)】というのを載せています。よろしかったら覗いてみてくださいませ!
http://pta.my-sv.net/
とまて 10-02-24 23:06:24

2010/01/27(水)
超訳、PTA文書!!
[PTAからの自由]
『とどくとおもうU』様に、過誤指摘問題が掲載されました。

 これが、社会科の問題と捉えると『社会正義』に照らして正しい文章にしなければ成らず、多分、殆ど全てを消して原型をとどめないくらい書き直す必要があるんだと思います。国語の問題と捉えると『著者が何を言いたいのか』が良く分かるように、いろいろと言葉を補って、曖昧な部分をなるべく分かりやすい言い方に直すのが良いと思うんです。

 ワタクシ、問題文を読んでいるうちに、突然Queenの♪We are the championsの様に、急激な曲調、もとい文体の変化にぶっ飛び、きっとこれは国語の問題だわ!と判断し、曖昧な部分の過誤指摘にトライしました。ところが、後半は、殆ど曖昧な部分が雲散霧消し(爆笑)、私にはとても過誤指摘など出来ません…と呟くばかりでございます。
『著者が何を言いたいのか』が良く分かるように、いろいろと言葉を補って、曖昧な部分をなるべく分かりやすい言い方は、別名、“本音”とかいう単語に置き換えられるかもしれませぬ。

 でも、もし社会科の問題だったらどうしよう!? 私の答案零点でもいいですっ…!!

[1]Queen!
過誤を御指摘いただいたうえに御紹介いただき、ありがとうございます!
私は後半、Queenの《ボヘミアン・ラプソディ》をBGMにしてアレンジしていったような記憶があります(笑)。
何だか、完膚なきまでに「正しく書き直したくなった」のです。
そのことまで御理解いただき感無量です。
FJN 10-01-28 18:30:22

[2]Re:Queen!
>FJNさん
ありがとうございます!
国語で良かったですか、ホッとしました。
BGMも偶然同じ声だなんて、楽しゅうございます。『正しいPTA文例集』などというタイトルが頭に浮かびました(^^♪
とまて 10-01-28 21:22:06

2010/02/11(木)
シンポジウム 「これからのPTAのあり方」
[PTAからの自由]
平成21年文部科学省 「保護者を中心とした学校・家庭・地域連携強化及び活性化推進事業」シンポジウム 「これからのPTAのあり方」
で、川端裕人氏寺脇研氏のTwitterをフォローしてました。
神代浩氏(文部科学省生涯学習政策局・社会教育課長)が、「教育委員会、校長には任意である意識を広めたいと宣言」してくださったそうです。有難いですねv

2010/02/12追記:川端裕人氏のブログ、『リヴァイアさん、日々のわざ』で、詳しいレポート(アンケート結果や実況まとめ)が読めます。

2010/02/21(日)
PTA実は入退会自由
[PTAからの自由]
 今朝は、日曜日の朝としては早起きして、家族から訝しがられつつコンビニに行ってきました(笑)。2月11日に横浜で有った、シンポジウム「これからのPTAのあり方」についての記事が載っているからであります。
 朝日新聞をとっているけど、教育面は見ないという貴兄貴姉、是非是非P26の「PTA実は入退会自由」周知の是非シンポで議論をご覧になってくださいまし。
 入退会自由が事実である事は、「地球が回っているとか、1+1=2だというのと同じこと(by寺脇研氏)」なのですが、一般会員は殆ど知らずに参加しているのです。(アンケートで半数が知らないというのは、アンケートに答えた人は役員が多かったから)。これ、とても不健全。いみじくも、この記事に
特定の人に負担が集中しないよう「一人一役」制度を採り入れたり、「あいさつ当番」など1年に数回の活動を保護者に平等に義務付けたりしている学校のPTAほど「任意」へのアレルギーは強いようだった。
と書かれています。

 「一人一役」ってね、仕事を細分化して保護者の世帯数分、或いは人数分の作業を作るんです。そして、さぁさぁ、あなたはどれをやる?あぁ、その仕事は希望者多数だからくじ引きね…なんて感じで、もう、育児手当ならなぬ、育児税みたいな感じで労働力を供出させられてしまうんですよ。
 それが、本当に自分のゆとりの範囲内なら、負担に思わなくて済んでしまうし、皆平等だからとか、これ位のことで学校の役に立てるなら…みたいなノリで済むわけです。
ところが、保護者全員が“ゆとり”を持って生きている訳じゃない所に一つ問題が。
 例えば、病気を持っていて、日常生活をどうにか遣り繰りしているとか、フルタイムの仕事を持っているとか。「一人一役」の一役を一人が断ったら、誰かが二役やらなければならない?とか。“義務付け”を免除するために、理由を皆さんの前で発表してくださいなんていう所にまでエスカレートして、個人情報保護法は一体どこの御伽噺?みたいになっているところも有る。もう、見え難い部分に問題が山積しているわけですよ。
 しかも、「一人一役」にしてみたって、役員の仕事はちっとも減らなかったりとか…。

 病気なのにPTA役員をやってしまったことのある私は、「入退会自由」を安全弁として必須と考えています。PTA会費が、純粋なPTA活動の為ではなくて、子供や学校のために流用されているケースが有って、それも入退会自由のネックになってたりもするんですが、取敢えず、PTA会費と保護者の会計とを、先ず分けよう。PTA活動と、保護者の活動も同様。仮にも自称『教育関連団体』なら、詐欺紛いのPTA入会強制はよせっ!子供が真似してもいいの?“正直は国の宝だ”って森の石松さんも仰ってますぜ。

2010/02/23追記:記事の全文を、『とどくとおもう U』のFJNさんが、掲載していらっしゃいます。

[1]初めまして。
僕の娘の学校も「自動入会」という形をとってのPTAでした。ですから、娘が小学校に上がったときは自動入会してしまったので「退会届」を、中学校に上がるときは確認の為に「PTA不参加届」を事務局に提出しました。

確かに、自由意志であることをよくわかっていない方達の多さには驚きます。教育はその本質をきちんと明示してウソがあってはならないと僕も思います。

娘には例え不利益があったとしても、僕は「真の学校ファン」でありたいからPTAに入らないことでそれを示したい…と説明して、親子で楽しく学校と関わってきました。

これからもよらせてください。初めまして。
わがまま 10-03-05 12:19:18

[2]Re:初めまして。
>わがままさん
はじめまして!

仰るとおり、PTAが学校と保護者の間に入ると、返ってギクシャクしてしまうことが有りますよね。

ところで、特技…瞬間入眠でいらっしゃいますか!? 私の病気は睡眠障害です(汗)。

こちらこそ、拝読しに伺います、どうぞよろしくお願いします!
とまて 10-03-05 16:26:39

2010/02/23(火)
『PTA読本』(文部省内PTA研究会、時事通信社共編1948)
[PTAからの自由]
昭和23年8月刊行の『PTA読本』(文部省内PTA研究会、時事通信社共編1948)というのを図書館で借りてきました。古色蒼然ですが何だかえらく味わい深いです。
P25の5行目からちょっと写してみます。数字は全部漢数字ですが、読みにくいのでアラビア数字に直しちゃいます。
PTAの現状に対する反省 今日わが国のPTAの結成数は、右のように(7割乃至8割)相当数にあがっているがその運営の実際を見ると、残念ながら、殆ど在来の父兄会、保護者会、学校後援会等の看板の塗り替えに過ぎないものが多い。今日のPTAの現状より見て、注意すべき点を述べよう。

  1. 民主的団体としての性格を欠いている。(組織、運営)
  2. 役員 相談役、顧問などを設け顔役を並べている所が多い。選出の方法も適当でない。役員殊に会長には婦人の進出が望ましいにもかかわらずわずかに0.5、副会長には26%しかでていない。一般にPTAが、B(ボス)TAの評を受けるほどボス的存在が役員として活躍している。
  3. 会費 会費に甲乙があったり、しかも世帯や児童を単位とした所が大部分である。会費は会員を単位とすべきであろう。しかも金額は高過ぎ、滋賀の小学、中学の零、富山の小学の零の例もあるが、中には島根の如く月300円徴収しているところなどもある。一般に月額20円乃至50円が一番多く、金額は小学、中学、高校の順序である。
  4. 会合 総会は月に一回位持つべきなのに、年に一、二回、しかも学校側の一方的報告に終っている所が多い。
  5. 先生に対する生活補給金 全額の約七割が生活補給金を出している。このことは現在の日本のPTAの性格を良く現している。これは一刻も早く解決されなければ、折角のPTAもその根本においてグラつくことになる。従って、父兄と先生と平等を建前とするPTAが先生から会費をとらず、会員として特定の地位を与えている場合が多い。岩手県176こう中とらぬもの127、山形県254中201(小学校の場合)という割合である。
  6. 割当寄付をしている所が多い。
  7. 会員に強制加入が多い。従って、PTAの趣旨、目的を理解していない人が多い。
  8. 相変わらず学校側が主導性を握っている。

 先般「こども放送討論会」で、ある小学校の女生徒から、「近頃、PTAというものができて、お父さんやお母さんを寄付金で苦しめていますが、なんとかならないものでしょうか。」という質問があった。しかし、笑いごとでなく、これが日本におけるPTAの現実の一面である。こう考えてくると、われわれは、すでにつくられたPTAに対する鋭い批判検討をなすと共に、真のPTAの本質、性格、あり方に対する研究を怠らないことこそ 誤られたPTAを軌道に戻し、その健全なる発達をはかる上において、現在の最大急務であろう。
どやねんっ!文部省が一般市民向けにPTAのあり方を啓蒙してたんだぜぃ!

漢字が、いちいち難しいのですが、幸い仮名はカタカナではなくて平仮名なので、意外に楽しく読めちゃうかもしれません(わはは)。

[1]これはすごいっ!
とまてさん、すごい面白い資料を発見されましたねっ!о(ж>▽<)y ☆
後ほど、拙ブログにもリンクさせてくださいませ♪
猫紫紺 10-02-23 20:52:48

[2]Re:これはすごいっ!
>猫紫紺さん
コメントありがとうございます!
いろいろな意味で、面白いです。先ず、目次を読むだけで圧倒…。いずれお目にかけたいです。案外細かい活字で289ページも有るんです、ペーパーバックみたいで軽いですが(笑)。

1947(昭和22)年8月2日同日翻刷発行の『あたらしい憲法のはなし』
http://www.aozora.gr.jp/cards/001128/files/43037_15804.html
みたいに、青空文庫に入れてくれないかしら?と思いました。
とまて 10-02-23 22:19:18

[3]PTA読本!!
とまてさん、これ、すごいですっ!!
今のPTAって、当時「これはよくない」って言われていたことを、そのまま引きずっているのですね、ビックリです。
「ボス的存在が役員として活躍している。」
って、何十年経っても同じような話ってよく聞きますよーー

TRK 10-02-23 22:49:52

[4]興味深く拝読しました
貴重な資料のご呈示ありがとうございます。
文部省が啓蒙とのことですが、学校と保護者はどうしても保護者の方が立場が弱いと感じております。私の役員の役職も関係あるかと思いますが、一般の保護者にどこまで話していいのか戸惑う事も見聞きしました。
 PTAが任意団体とうすうす感じていても言いだせない人の気持ちもわかります。
勝手に会員にされてしまうので、自分は外からも中からも見てしまったのでPTAは困った団体と言いきるのに苦労もしますね。おかしい団体ともカルトかなとも思うのですが、学校が「学校財政が苦しい」と言いだせば、この学校の子のために会費から資金援助を申し出たくなるというPTAの考えも理解できます。しかし、本来なら一部のPTA役員にそんな事をコソコソとお願いする事がおかしいと思うのですよね。全保護者に向けて説明して協力の要請、もしくは議論の場を設けて欲しいと思うのです。それをしようとしてくれない学校の校長、教育委員会に怒りを覚えてしまうのです。それをPTAという組織だけのせいにしてしまう言い方の文部省にも疑問を感じます。誰もが率先して自らPTA活動をしているわけではないからです。
 長文すみません。
柳下玲優 10-02-24 15:11:21

[5]Re:PTA読本!!
>TRKさん
ありがとうございます!
 一度、良くなって、その後ダメになったのか、それとも延々62年間、一度も改善されなかったのか分からないのですが、「大人力検定」の石原壮一郎氏なら、きっと、「大人気ない問題温存力」と仰って下さるでしょう(笑)。
 実のところ、文部省が強制加入に反対を表明していたんだ、と驚いています。本を手にしてみるまでは、日Pの広報誌みたいに詰まらない本なんじゃないかと先入観が在ったのですが(当時の文部省さん、ごめんなさいっ!)
とまて 10-02-24 21:20:24

[6]Re:興味深く拝読しました
>柳下玲優さん
コメントありがとうございます。
 289ページ有る本の、冒頭だけしか読んでいませんので、“文科省がどうやって民主的なPTAを実現しようとしていたのか”ということも注目点として読んでみます。そして、ご報告させていただきますね!
とまて 10-02-24 21:34:01

[7]続きが気になります
とまてさん、そんなに面白い本、よく探されましたね! 続きを楽しみにしております。でも、体調を崩さない程度に、ゆっくり読んでくださいねー
うちの区の図書館で見つかったのは「新PTA読本」というものでした(・・・せめて、こっちを読んで見ようかな?) 。
TRK 10-02-24 22:12:26

[8]Re:続きが気になります
>TRKさん
永畑道子氏は、Wikipediaによると、3冊程PTA関連の本を出していらっしゃるのですね。どういう方向で考察していらっしゃるのか気になります!
とまて 10-02-24 22:51:31

[9]学校後援会についての資料を探しています
はじめまして、川端氏の記事からたどり着きました。
地元老人の話を聞くと今のPTAは戦前にあった学校後援会をねじ曲げてつくられたものだと認識しています。和田中のようにPTAからPTCAというのは実は学校後援会への回帰ではないかとも思っています。無理して米国式PTAを真似しようとしても根付くことはないでしょう。それならば学校後援会という組織がどのように出来ていてどのような活動を行っていたのかを知る事によって日本人の身に合った保護者による学校支援活動が行えるのではと予々考えています。しかしこれらの資料が極めて少なく、戦後GHQにより教科書に墨塗られた時期に焚書されてしまったのかもしれません。とまてさんが体調のよろしいときに思い出していただけると幸いです。
おかのや 10-02-27 10:11:31

[10]Re:学校後援会についての資料を探しています
>おかのやさん
初めまして!コメントありがとうございます。
今、御ブログへのリンクをクリックすると、とても勉強になりそうなエントリが並んでいて、後ほどゆっくり拝読したく思いました。

『戦前にあった学校後援会』って、日本国憲法が出来る前で、婦人参政権が無かったころのことですよね? 昭和初期よりもむしろ大正時代のイメージなのでしょうか?
そう言えば、夏目漱石の『坊っちゃん』(M39年)に、学校後援会についての記述は無かった様な?『二十四の瞳』(S2〜終戦直後)には、地域との関係が描かれている筈ですね、その辺に注目して、いつか、再読してみます。『青い山脈』には、終戦直後の過渡期な感じが良く現れていますよね。私は、PTA小説としても読めると思っております。
とまて 10-02-27 11:58:13

2010/02/26(金)
アンケートって、設問設定と母集団によってどうとでもなるよね、と思う
[PTAからの自由]
古いアンケートを発掘してきましたよ(笑)。2009.5.28です。
【私も言いたい】「PTA改革」 「必要」「プラス」50%台
 (1)「PTAは必要と思うか」
     YES→58%、NO→42%

 (2)「子供の教育や親自身にとってプラスになるか」
     YES→52%、NO→48%

 (3)「何らかの組織改革を行うべきか」
     YES→95%、NO→5%

TBSラジオ・アクセスの過去ログ『アクセス特集・藤井誠二+山本シュウ+渡辺真理・2009年6月16日(火)』で、産経新聞のアンケートについて触れていたので、検索して辿り着きました。
 これは、【金曜討論】PTA改革 藤原和博氏、川端裕人氏との連動企画らしいのですが、記事を読む前に採ったアンケートなのか、読んだ後に採ったアンケートなのかによって、意味が変わりますよね。“PTAとは何ぞや?”のレベルを合わせて置かないと、答えた人が思っているPTAが全部違うかもしれないのよね(笑)。次のページから、意見がいくつか載っているんですが、教員の方の「学校の下働きだけしてくれていれば有り難いんだけど」系の回答が有ったりして、私は苦笑いするっきゃないっす。
 まぁ、それにしても、“95%が改革必要”と答えているのは面白いと思います。男性433人、女性222人という母集団も特殊なんでしょうけれども。

 ちなみに、アクセス特集の音声ファイルは、4月の頭以降は多分ダウンロードできなくなりますので、後で“聴きたくなるかも”の方は、お早めにダウンロードがお勧めです。

2010/03/10(水)
カタリバ大学第15講 「市民自治」
[PTAからの自由]
カタリバ大学第15講 「市民自治」
http://www.katariba.net/k-univ
2010/3/7(日) 19:00- @中野商工会館 by NPOカタリバ
ゲスト:福嶋浩彦氏(中央学院大学教授/前千葉県我孫子市長)
鈴木由香氏(横浜市光陵高校PTA会長)

当日のUstreamの録画を拝聴しました。自分が特に注目している部分を書き抜きます。

PTAについて
寺脇氏:
ご存知のようにPTAって何となく皆入っていますけれども、本当は任意加入団体なんであって、入りたい人だけが入んなきゃなんないっていうことについてどう思うかということがあったときに。
PTA側からもやっぱりそれは隠しておいた方がいいんじゃないかと。任意にしちゃったらPTAが全然成り立たなくなっちゃうんじゃないかみたいな心配がある。
行政の方も、決まりは任意加入なんだけど、それをいうと文部省はPTAを崩壊させてもいいと思っているのかと言われると思って言えないということがあった。

(Twitter上の議論より)「従来型の国民が担う公共の役割なんて言っていると、その典型は自治会とPTAである。あれと同じ様になったんじゃ全然だめだ。従って自覚有る個人が集まってそういうものを作って行くべきなんじゃないか。」それはさっきのPTAは任意加入か?という問題と繋がって来る訳です。つまり今までのように「あなたのお子さん学校へ入ったわけですから(PTAに)入ってください。何か役職を9年間のうちに一回やってください」みたいな言い方じゃなくて「入りたい人だけ入って」、子供が50人新入生が入ってきたってPTAに入る人は20人しか居ない。その20人が自分の子供でない残りの30人のことをどう考えるのかという問題がそこで出てくる。とうぜんそれを考えるPTAでなければならない。だとすると、今度は親じゃない人でも入りたいっていうことであればPTAに入ってきたって良いんじゃないか。

議論は真っ二つに分かれる。
○そういうやり方では崩壊してしまう。辛うじて残っている自治会やPTAが崩壊してしまう。という考え方
○崩壊してもいいからそこからやって行くしかないんじゃないかという考え方

新しい公共について(なの?)
福嶋氏:
市民がどう変わっていけばいいのか。何を切欠に変わるのか。実際に地域にある課題・問題をどう皆で解決するかというところでやらないといけない。ネットワークをつくる、あるいはコミュニティをつくらなければいけないという所からアプローチするケースも結構あります。ネットワークって先ず作るっていうものではなくて何かをやった結果としてできるもの。何かに取り組んだ結果としてコミュニティが生まれるもの。特に行政の方がネットワークを作ります、コミュニティを作りましょうなんていうときは、かなり危なっかしい。と思うんです。
寺脇氏:それはダメですね。
福嶋氏:ダメですね。本当に一緒に皆で、一杯失敗もするかもしれない、もの凄い混乱もするかもしれないけれども、(良く聞き取れず、やむなく…か?)という所から始まる。


寺脇氏:
行政の側からコミュニティを作るというところに問題が有った。Twitter上の議論で、行政が上手い具合にコミュニティという言葉を使って行政に都合がいいように地域のことは地域でというようなことをいっているんじゃないかという意見が出てました。自分達が作って行くということが大事。

生涯学習について
23年前、“新しい公共”と同じ様にいきなり“生涯学習”という言葉がでちゃった訳です。それでいろいろ説明に行くと、生涯学習って何だ?一生勉強することを国が命令するのか?そうじゃない。俺はそんなことは言った事は無い。ちょっと待って、あなた釣りが趣味じゃないですか?俺釣りが趣味だよ。釣りが趣味だと良く釣れるようにいろいろ餌の工夫とかしませんか?するよ。それが立派な生涯学習なんですから。それを自分が生涯学習している、そういう生甲斐があるということを認識してくださればいいので、何も新しいことを、今日から大学で英文学を学びに行けと言っている訳では無いのサ、と言っていた事を昨日若者達に話してました。

――私の感想――
「PTAは人が常に入れ替わっている所為で、行政が作ったコミュニティと同じ様な押し付けがましさが付き纏い勝ちという面も有るかもしれないな」と思いました。子供が入学する遥か前から出来上がってしまっていて、何故か頑なに変化を拒む傾向がある組織になってしまっている所が多いと思っています。硬直から柔軟へ…。やっぱり実質的に任意加入であることは大切だと、こちらの側面からも思われました。

それから、生涯学習って、趣味などを持っている人は改めて考える必要は無くて、今、好きなことを楽しく続けていればいいのかしらん?と思って、ちょっと楽な気分に。学習しない権利だって有るじゃん、と何となく思ってたのですが、誤解だった?
趣味を持っていない人達を助けたりする為に予算がついてたりするかな…。

申し遅れましたが、動画の公開、ありがとうございす!

[1]ご紹介ありがとうございます
とまてさん、カタリバ大学のPTAの回、気になっておりました。でも年度末かき入れ時に突入しておりましてチェックできず・・。
ご紹介に感謝です!
猫紫紺 10-03-10 22:11:14

[2]Re:ご紹介ありがとうございます
>猫紫紺さん
コメントありがとうございます!
自分本位のピックアップですが、ご興味と重なる部分がありましたら幸いです(^^ゞ
とまて 10-03-10 22:44:08

[3]ありがとうございます
とまてさん、気にはなっておりましたが、まだ、カタリバ大学の映像は拝聴しておりませんでした。
 PTAは既に出来上がったところに、そこに通わせる子の保護者が後から加わっていくところに(任意加入と知らされずに)問題がありますね。

 生涯学習はとまてさんのおっしゃるように学習しない権利もあるように感じます。
しかし、この趣味の持続、発見のためのようなものに国が予算を組むというのは、まだ、納得できない気分です。
 趣味を追いかけるには、時間的、金銭的な余裕があってこそ、とも思うのです。
 公共がやらねばならないことは、必要最低限の生活保障ではないかと思います。
 『安心して預けられる保育園、老人介護の施設の充実』が優先に思います。
 
 こうやって議論の映像を公開してくださるのは、ありがたいですね。
柳下玲優 10-03-11 06:19:35

[4]Re:ありがとうございます
>柳下玲優さん
こちらこそ、コメントありがとうございます!
奈良市にも生涯学習センターという立派な箱があり、ピアノ伴奏でコーラスの練習をするのに借りることができたりします。維持費は、結構掛かっていることでしょうね。http://www.city.nara.nara.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1147742435842&SiteID=0000000000000

 私がこれだけは削って欲しくない、と思うのは、多分図書館です。夕張市破綻で図書館が閉館になってしまったのはショックでした。その後、別の建物に一部の本を間借りさせる状態で復活しているようですが…。
とまて 10-03-11 08:02:54

[5]Re:ありがとうございます
とまてさん、横で失礼いたします。

>柳下玲優さん
>趣味を追いかけるには、時間的、金銭的な余裕があってこそ、とも思うのです。
> 公共がやらねばならないことは、必要最低限の生活保障ではないかと思います。

わたしも、まったく同じように思います。
趣味をしたくても、生活が安定しないと・また生活の見通しが立たないと、趣味は楽しめないと思うのです。

 ややスレチですみません。恥ずかしい話ですが、自分の老後を考えると、年金定期便で知らせてきた年金額ではとても生活には足りず(もちろん確定分のみのお知らせですから、将来増える見込みはありますけれど)、教育費のことと老後を考えると、頭が痛いです。
猫紫紺 10-03-11 16:25:12

[6]今は23年前と状況が違いますものね
>猫紫紺さん
もちろん、横OKっすよ(^^)v
23年前って、未だバブリーだったのかしらん?
実は私が中学校のときの社会科の先生が、団塊の世代のうら若きころ。
「これから人口ピラミッドが逆三角形になって行って先生たちがリタイアするころ、君たちは少ない人数で僕たちを支えてくれることになります。本当にご苦労様です。」
と、言われたんですよねぇ(笑)。
 市立中学校の先生が知っている位ですから、当然優秀な公務員の方々は知っていたはずなんですが、何か手立てを打っていたのかなぁ…と考えてしまいます。
とまて 10-03-11 17:58:07

[7]コミュニティありきは間違っています!
> ネットワークって先ず作るっていうものではなくて何かをやった結果としてできるもの。何かに取り組んだ結果としてコミュニティが生まれるもの。特に行政の方がネットワークを作ります、コミュニティを作りましょうなんていうときは、かなり危なっかしい

そうそうそうそうですよーー
本当にそう思います!
とまてさん、テキストに起こしてくださってありがとうございます。
TRK 10-03-11 20:32:22

[8]Re:コミュニティありきは間違っています!
>TRKさん
はいっ!
私も、行政からコミュニティだのボランティアだの言われたら嫌です。
だから、ここのやり取りは、要注目と思いました。
コメントありがとうございます(^^♪
とまて 10-03-11 21:24:57

[9]無題
ぼくも書きました。
ほとんどコピーアンドペーストですが。
ありがとうございます。
カワバタヒロト 10-03-15 18:49:03

[10]Re:無題
>カワバタヒロトさん
済みません、私がTwitterでURLを張り間違えてしまいまい、分かりにくくしてしまいました。
http://ameblo.jp/yodandesu/entry-10481734643.html
のエントリへのリンクをいただいたのですよね。
ありがとうございます!
あちらのエントリのコメント欄でもご紹介させていただきます。
とまて 10-03-15 21:57:34

2010/03/14(日)
変われ!世田谷区のPTA!!
[PTAからの自由]
世田谷区議会、平成22年第1回定例会、2月25日、一般質問 6番で、世田谷区議会の風間ゆたか氏が、PTAの任意性(入退会自由)に関して、質疑応答をされたそうです。その状況は、現在、動画で公開されています。
平成22年第1回定例会 録画中継(速報版)
世田谷区議会の情報公開の姿勢は素晴らしいと思いつつ、例によって、自分本位に気になっている部分を抜き出して見ます。
風間ゆたか氏(世田谷区議)
 次に今後の区立校運営とPTAのあり方について区教育委員会に問います。以前にも何度かPTAのあり方については取り上げましたが、時代に応じたPTAのあり方として保護者の主体性をより重視する体制にすることや、補助金委託事業の見なおしの必要性を訴えてきました。
 最近の文科省のアンケート結果によると「PTA役員経験者の半数がPTA入退会の自由を知らない」と答えたそうです。またその新聞報道によると『これからのPTAのあり方』というシンポジウムでは、文科省社会教育課長が、「PTAが教育委員会や校長には任意であると広めたい」と話したそうですが、世田谷では入退会任意性の告知について従来の冊子配布だけではなく口頭で行うようになったのでしょうか。
 また、PTA役員の負担軽減に向けてどのような改善に取り組んでいるのかお聞かせください。

教育政策部長(世田谷区)
 区教育委員会といたしましては保護者の方々がPTAの目的や性格を良く理解し趣旨に賛同した上で加入していただくことと考えております。こうした認識に基づき毎年年度初めに教育委員会と区立小学校PTA連合協議会の共催で地域ごとに勉強会を開催しPTAの目的、自由加入の原則、活動内容とうについてご説明すると共に、各学校においても周知を図っていただいております。
 PTA活動に対する支援につきましては任意団体としてのPTAの自主性自発性を尊重しながら例えば研修会の実施回数や内容についてPTAとも相談し柔軟な対応を図っております。

 尚PTA活動に対する支援改善の取り組みの一例といたしましては区立小学校PTA連合協議会におけるホームページの作成管理や電子メールによる通信費も支援対象としております。
今後ともPTA活動に対する柔軟かつ適切な支援に努めて参ります。

風間ゆたか氏
 PTAの任意性ということに関しては、実際に新入生の保護者が任意なんだと知ることが重要と思うんですね。ですから、ブロックごとの話でなされていたとしても、新入生の保護者が聞かなければあまり意味が無いと思いますので、きちんとそこで口頭で伝えていくような取り計らいをお願いいたします。

残念ながら、この後、PTA関連で行政からのお返事は無く、他の案件・他の議員さんの番に移っていきました。

このような議論が有るだけで、世田谷区って凄いっ!と思います。
ですが、各学校においても周知を図っていただいております。という回答は、抽象的で残念な感じです。全員が、事実を知った上で、しかも、非入会者や退会者が何らデメリットを受けない状態が保たれなければ、健全な教育関連団体とは思えないのです。USAのPTAでは、組織率25%。健全な任意団体で、何かと忙しい子育て世代が対象だとすれば、これくらいが普通なのではないかと。

『これからのPTAのあり方』というシンポジウムで、司会の吉田氏が
おそらく、強制では無いよと言ったときに、先ほどの、東京杉並の和田中のPTA参加率2割っていう状況は当然生まれるということがあると思います。
という趣旨のことを仰っていたと小耳に挟んだのですが、本当でしょうか?

 私の住む地域では、年配の方が若い人を思い通りに動かして当然と思っている節がありますので、『保護者と地域で連携して学校を支える』といわれると、それでは現役保護者はますます地域の老人会の奴隷と化してしまうのではないかという不安が有りました。でも、入退会自由で参加率2割を維持していらっしゃるのなら、今よりもPTA被害を受ける人は減るだろうと思います。『学校地域本部』の成功よりも、むしろ、入退会自由で参加率2割の組織を作られたことの方が、インパクトがあると思っています。

 風間ゆたか氏と、世田谷区の教育委員会に期待いたします。全国でも先進的な“正しいPTA”を持つ自治体になって、自浄作用の効かない地域のお手本になってください。

[1]ご紹介ありがとうございます
とまてさん、ご紹介くださりありがとうございます!
拙ブログでも、とまてさんの御記事紹介&トラックバックさせて頂きました<(_ _)>
猫紫紺 10-03-14 20:07:54

[2]Re:ご紹介ありがとうございます
>猫紫紺さん
こちらこそ、ありがとうございます。
トラックバック、勉強します(にっこり)!
とまて 10-03-14 20:18:48

[3]リンクさせていただきました
とまてさん、ご紹介ありがとうございました。拙ブログにて紹介させていただきました。文科省がしっかり広報してくださる事を期待しております。
 PTAはたとえ少人数であっても、意欲的な人が活動した方がやりやすいのではと感じました。私には合いませんでしたが。早く『事前に説明責任を果たしてくれる健全な会』になってくれたらいいですね。
柳下玲優 10-03-15 15:11:46

[4]Re:リンクさせていただきました
>柳下玲優さん
 リンク&コメントありがとうございます。
『卵が先か、鶏が先か』というどこかで聴いたようなフレーズが頭に浮かびました。
 私の希望的観測によると(笑)、PTAが随時(例え、役員をやっている最中だったとしても)入退会自由だったら、無茶振りが出来なくなるので、意外にも多くの人にとって居心地のいい団体になっちゃうかもしれない、とも思うんですよね。

 そういう意味でも、今の、皆同じだけ苦しみを分け合おうとするPTAは、残念な状態だなぁと思うんです。

 PTAのあり方シンポで、司会の吉田氏が仰っていたように、「強制在るところにボランティアの花は咲かないのは万国共通」。ということは、残念ながら、私たちの世代は、咲く前に枯れてしまった、花芽の残骸しか見ていないっていうことですよね。
とまて 10-03-15 15:41:34

[5]このエントリをご紹介いただきました!
川端裕人氏の『リヴァイアさん、日々のわざ』で、このエントリをご紹介いただきました。
http://ttchopper.blog.ocn.ne.jp/leviathan/2010/03/post_281a.html

<なお、ぼくとしては、行政にお願いしたいことは、なにはともあれ、P連・P協といったものを「保護者代表」として扱わないでほしい、ってことです。一般会員は自分がP連・P協の会員であることをほとんど知りません。一見、あるようにみえる代表性は、ただの幻想です。

 それと同じで、学校も、PTAを、保護者代表と考えず、保護者の支援が必要な時は直接呼びかけてほしいもの。>

私も、同感です。単位PTAにおいて、校長教頭がPTA本部役員に何かを依頼し、PTA本部役員は、断ることが出来ず(毎月会っていればシガラミが出来ちゃうし、もともとPTA大好きな人や、断るのが下手な人が集まっているんだもん)、運営委員会や一般会員に仕事を割り振るのを見て、何でちゃんと一般会員の意思を訊いてYes・Noを決めないんだろう!?嫌な気分になってました。

この関係性はフラクタル構造の様で、教育委員会や自治体や、文科省が、P連と相談して“Pの総意”として扱ったりするのも、違うなぁと思うんですよね。
とまて 10-03-15 22:06:55

[6]超ナイス! 川柳になる 世田谷P
FJNさんの、素敵な川柳はこちらから!!
http://todoct.blog85.fc2.com/blog-entry-2680.html
とまて 10-03-15 22:11:20

[7]ありがとうございます。
書き起こし部分引用させてもらいました。

私の住む区議会のことなのですが見落としていました。ありがとうございます。

SHEBA・シーバ 10-03-17 01:16:50

[8]Re:ありがとうございます。
>SHEBA・シーバさん
こちらこそ!
折角、風間ゆたか議員が取り上げてくださっているので、できるだけ、多くの方の目に触れて欲しいと願っております。
ありがとうございました!
とまて 10-03-17 07:29:40

[9]Re:超ナイス! 川柳になる 世田谷P
>とまてさん
こんばんは。
今頃になってゴメンナサイ。
私の川柳エントリを御紹介いただいたこと、甚大に嬉しいです。
厚く熱く篤く感謝もうしあげます。
ありがとうございましたっ!
FJN 11-11-18 21:50:44

[10]Re:Re:超ナイス! 川柳になる 世田谷P
>FJNさん
こちらこそ、ありがとうございます!
PTA問題を取上げてくださる方々は、公人・私人問わず応援して行きたいですよね(^^♪
とまて 11-11-19 08:47:09

2010/03/16(火)
PTA問題は、現役保護者世代だけの問題じゃない
[PTAからの自由]
 偶々このページを開いてくださった善男善女の皆様、PTA問題を温存しないために力を貸してくださいまし。ご自身は今お子様がいらっしゃらいとか、独身だとかの場合でも、絶対親類縁者は関係有ります。女性は、諸に壊れたPTAと接したら、心身ともに傷つけられる危険が大きいですし、娘とか孫が関係有るかも。

 PTAの歴史は、1945年辺りにGHQの指導により始まり、1948年ごろには70%〜80%の小中学校で組織されてしまっていたのであります。そして、2010/02/23に書いた『PTA読本』(文部省内PTA研究会、時事通信社共編1948)第一部第一章で、文部省が指摘している問題点の多くが、現在でも多くのPTAで継続中なのです。

 この自浄能力の無さは、一体なんだ?
 62年経っても、壊れているPTAは自分を自分で治すことが出来ない…。

 という訳で、今、『素晴らしいPTAと修羅場らしいPTA』では、拙ミラーブログにときどきコメントを下さっている猫紫紺さんを中心に、PTA問題に関する署名活動案を作成中なのです。
(詳しくは、『PTAについての署名活動(案)』と、オープンBBSをご覧ください)
 今、ハツラツと生きている若い女性達や子供達が、将来壊れたPTAから酷い目に遭わないようにするために、どうぞご協力を。
 具体的には、

 1.“ネット署名呼びかけ文の案”に盛り込みたい意見について考え、思いついたことをお知らせください。
 2.実際にネット署名活動が始まったら、署名にご協力ください。

 実際に署名活動が始まったらURLを貼りますので、今、ご自分が直接的に壊れたPTAとの関わり無いという方も、いつか自分の大切な友人や家族の方が、壊れたPTAとぶつかってしまうリスクを減らすために、どうか、署名をお願いします。
 そして、準備中の今は、“署名活動案”の作成にご協力くださいませ。

 こんな呼びかけ文だったら、協力できるよ〜なんていうヒントをいただけると嬉しいのです♪

[1]宣伝、ありがとうございます
はい、猫紫紺です。
とまてさん、宣伝頂き、感謝感涙です。
署名案は、皆様のお知恵の結晶です。今朝も四苦八苦して、修正してまいりました。わかりやすい言葉を入れましたら、今度は字数オーバーに・・(苦笑)
是非とも、お知恵をお貸し下さると幸いです。
猫紫紺 10-03-18 12:14:57

[2]Re:宣伝、ありがとうございます
>猫紫紺さん
私がPTA役員をしていた頃よりも、PTA問題を語る方が格段に増えましたが、PTAの姿も所変わればでいろいろ有り過ぎて…。
そんな中『署名案をまとめる』という作業の中で、PTA問題の姿が浮き彫りになるだろうという予感がしていました。最新案を拝読して、「よくぞここまで皆さんの考えをまとめていらっしゃったなぁ」と感嘆しております。

折角ですので、呼びかけの頁から、署名活動に賛同の皆さんの言葉を集めた頁に予めリンクを貼って置いて、さらに、呼び水にできるような仕組みも考えたいですよね。もしもそういうことが可能であればですが。

壊れたPTAとの遭遇は、交通事故みたいなもの。民主主義じゃ無いから、個人の人権(言論の自由、思想信条の自由など)を平気で踏みにじっているんですもの。早く無免許運転のトレーラーを学校という場から駆除したいです(笑)。
とまて 10-03-18 13:05:16

2010/04/17(土)
高校にPTAもどきが在って…
[PTAからの自由]
高校にPTAもどきが在って、父母の会の委員というのを毎年出さなければならない。ラストイヤーの今年、ついに手を上げる人が一人不足。くじ引きを引きました。外れたけれども、くじ引きを引くという行為が既に、押し付け合いへの加担なので、負けた感が強いなぁ…。
 文脈はこう。「皆それぞれ都合がある。くじ引きなら平等」
 そんなに簡単な問題じゃないんだけどな。だけど、ここに至る保護者たちの殆どが、小中学校で9年間思考停止のレッスンを積んだ後なんだもの(溜息)。

[1]高校のPTA
こんにちは。
自分の子が高校生になって初めて「高校にもPTAがある」ということを知って驚いたのですが、昔からあったのでしょうか。うちの親が無関心だったから知らなかっただけかな?
高校のPTA(もどき)って、どんなことをするのでしょう。一人足りないとどんな不都合があるのでしょうか。

周囲のママ友たちの話を聞くと、文化祭や体育祭でのお手伝いだけということが多く、「楽しい」「小中みたいに大変じゃないから立候補者が多い」ということでした。まあ、やりたい人がやるならいいんじゃないのかな?と思いますが。。。
TRK 10-04-18 10:40:33

[2]Re:高校のPTA
>TRKさん
コメントありがとうございます。
 やりたい人が、一人不足してしまってくじ引きだったので、かなり後味悪いのです(涙)。
 私立高校なので、私学助成金の署名活動をする人が2名、学級代表が2名、広報か社会化見学をする人が1名で合計5名です。家が近くて健康だったら、そんなに負担じゃないだろうと思うのですが、何分遠距離なものですから…。
とまて 10-04-18 10:58:41

[3]高校 PTAにも全国大会
去年沖縄大会が大赤字ということで有名になりました。
おかのや 10-04-18 15:13:51

[4]Re:高校 PTAにも全国大会
>おかのやさん
コメントありがとうございます。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-158150-storytopic-7.html
こちらですね。
 取敢えず、子供の学校(私学)とは関係無さそうですが…。健全育成とかフィルタリングとか、何だか過保護なことをする団体のような。高卒で就職する子供たちの為に雇用環境の改善を社会に訴えて行く等の活動なら参加してもいいような気がしますが。
とまて 10-04-18 17:55:00

[5]無題
おはようございます。ご無沙汰しております。

>ここに至る保護者たちの殆どが、小中学校で9年間思考停止のレッスンを積んだ後なんだもの(溜息)。
この部分に反応して出てきました^^;
深く同意します。なぜ保護者一人一人がもう少し深く考えないのか、考えようとしないのか、右ならえでいいと思っているのか、甚だ疑問に感じています。この事なかれ主義、右ならえ主義が変な習慣を長引かせる原因にならないのかな?
おかしい、嫌だ、それでいいの?とふと感じる素朴な感情を気軽に出せない雰囲気ってそれ自体がおかしいと思うんだけどな。声をあげる方法なんて幾らでもあるのにそれすらしようとしない、考えようとしない、自分の意見を持とうとしない(=思考停止)そんな親、と言うより人間にはなりたくないと思います。
通りすがり 10-04-19 08:15:47

[6]Re:無題
>通りすがりさん
コメントありがとうございます。
ホント、仰る通りですね。「変だ」と思う気持ちに余りにも蓋をし過ぎて、変だと思っていること自体を無きもののように思い込もうとしているのだろうか?とも思えるんです。

 で、高校で「父母の会」の委員なんですけれども、私学助成金の署名活動は、多分、多くの保護者の同意を得られるだろうと思うんです。(今年から、公立高校の授業料無償化が始まった様ですが、私学でも収入に関わらず一人118,800円が、学校に直接納入されるようです。他に、収入に応じて、1.5倍〜2倍の補助が出ます)。

 問題は、学級委員と文化・広報委員で…。必要最小限の活動は何だろう?という議題を挙げれば、もう少しポストを減らせて、立候補だけで足りるようになるんじゃないかなぁと思ったのですが、中学校PTAで暴れ疲れてしまって、声を出せませんでした。もう義務教育でもないですし公立でもないので、どう考えていいのか、微妙でもあります。

 小学校の低学年の先生が、PTAは入退会自由な団体だという基礎知識をもって、春の懇談会に臨んでくれるようになったら、改善は早い気がするんですけれども。
とまて 10-04-19 19:40:48

[7]高校PTAって難しいです
うちの子も私立高なのですが、高校、特に私立は難しい気がしますよね・・。うちのほうは、PTAも学校内部の組織ですし、全員が加入ということになっています。義務教育と違って「好きで選んだ学校でしょ?」って言われそうなので、否定的な発言しにくいです。
でもなー・・・
助成金の署名活動ですら、保護者の仕事なのかしら?と思ってしまうくらいです
TRK 10-04-20 12:38:47

[8]Re:高校PTAって難しいです
>TRKさん
ホント、難しいです。結局、「立候補が足りるといいなぁ」と願うばかりで(汗)。
立候補が不足したら、そのポストは無しということにする習慣ができるといいのですけれども。
とまて 10-04-20 18:43:34

2010/04/20(火)
日本中、冬彦さん(非実在の方の)だらけにしたいのか?
[PTAからの自由]
 4月17日に、“高校のPTAもどき”について書いたら、高校のPTAの全国組織について、コメントをいただきました。(おかのやさん、ありがとうございます。)
 それで、改めてサイトを探して広報などを見てみると、携帯のフィルタリングなどについて研究されているご様子。あのね、高校生はほぼ16歳以上なのに、無菌室に隔離してどうするのよ。フィッシング詐欺とか、そういうものに引っかからないようにする術を、この時期に学ばないでいつ学ぶの?一生無菌室から出さないつもりなのか?と思ってしまいます。フィルタリングじゃなくて、リテラシー教育でしょ?大切なのは。

 私が属しているのは、私学の“PTAもどき”なので、直接関係は無いですが。自分の感覚として高校のPTA活動ってどういうものなら納得が行くだろう?

 保護者として学校に対するチェックはせざるを得ないでしょう。それ程能動的でなくても、先生の指導法とか、制服についてとか、いろいろ気になることはどうしても出てくるし。『施設を改善してくれ』なんていうことも、言った方がいいのかも。
 それから、気になるのは、生徒が卒業したときの進路について。高卒で就職していく子供たちが、「社会へようこそ!」ってな感じで、暖かく迎えてもらえるかどうか、とても気になります。
 今は就職難ですが、私が大卒で就職した頃はそうだったのっ!就職活動で会社説明会に行ったら、苺ショートケーキが出たのよ(感涙)。今と違って余裕があり、社内教育もたっぷりと時間をかけてやっていただいていた。学校と違って、会社って良い所だと思ったし、「取敢えずは給料分は働こう」と思ったものです。雇用問題を何とかしろ!と行政に働きかけたりする活動があったら参加してもいいかも!?

 高校生を過保護にして、厳しい社会に放り出すよりは、社会に出たときの予行演習をさせつつ、子供たちの未来が明るくなるようにする活動が良いと思うんだな。

 今の時点ではこんな風に感じていますが、これから考えが変わるかもしれません。

タイトルに書いた、冬彦さんとは、『ずっとあなたが好きだった』にでてくる冬彦さんのことで、実在の冬彦さんとは無関係です。

[1]子供達を守りましょう
PTAは、親と教師が、教育を協議するための組織です。今こそ話し合いましょう。
教師は、厚くなった教科書を十分に指導し、学力を保障できるのか。十分な学習訓練は行われるのか。親は、学校より「子供手当」で学習塾に通わせるべきなのか。子供達の未来を守るために、教員と保護者はどのように連携すべきなのか。
話し合いから学校が変わります。PTAは、その役割と責任を果たすべき時です。
問題は山積です。騙されたと思って「おバカ教育の構造」(阿吽正望 日新報道)を、読んで下さい。行動の必要が分かります。子供の命と人生を守るために、すべての親・すべての教師が読まなければならない本だと思います。
落ちこぼれ、低学力、いじめ、不登校、引きこもり、ニートを作る学校教育から、子供達を守りましょう。子供達を救う行動を、全国の親に呼びかけています。
なでしこ 10-04-21 11:02:33

[2]どこまでも子ども扱いは
子どもって、いつまでも子ども扱いしていると、親も楽ですけどね。でも、それじゃ冬彦さんが大増殖しちゃいますよね。

> 保護者として学校に対するチェックはせざるを得ないでしょう

そうそう、小中の頃から、そういう活動ならやる意味があると思いますが。

> 高校生を過保護にして、厳しい社会に放り出すよりは、社会に出たときの予行演習をさせつつ、子供たちの未来が明るくなるようにする活動が良いと

大賛成です!
TRK 10-04-21 15:05:57

[3]Re:子供達を守りましょう
>なでしこさん
マルチポストのように思うのですが、これ。
『子供達を救う行動』についての、なでしこさんの具体的ビジョンをご教示ください。
それをいただけないのでしたら、今後は、コメントを承認しません。悪しからず。
とまて 10-04-21 15:31:56

[4]Re:どこまでも子ども扱いは
>TRKさん
ご賛同ありがとうございます。高卒で働く人もいるし、遠方に進学して下宿する子供もいますものね。
先のことはまだ分からないにしても、「こういうときはどうするの?」という会話をできるだけたくさん交わして置きたいと思います♪
とまて 10-04-21 15:34:41

[5]バイクに免許がいるなら携帯にも免許を
久しぶりにとまてさんとこ覗いたら私のことが書かれていたので一言。
 以前市PTAの会議で小学生に携帯電話を持たせて良いか?という議論がありました。
 そこで私は携帯電話の使用を国家資格としてみてはどうかと提案しました。
 携帯四級は電話のみ、携帯三級でテキストメール可、二級でjpg、mp3の添付ファイル可、一級でなんでもあり。試験問題もメールでの作法や危ないサイトの見極めなどを盛り込めば良い。
 でも国家資格だとちょっと垣根が高すぎるならば、全国PTA組合(当時は日Pの正式名を知りませんでした)みたいなところで携帯の試験問題を作らせて、希望する全国の小学生に受験させる。携帯の欲しい子供は頑張って勉強するだろうから学力も向上するだろうというようなことを発言しましたが、後で手元に届いた議事録には残念なことにこちらの意図が書かれていませんでした。
おかのや 10-04-24 18:37:07

[6]Re:バイクに免許がいるなら携帯にも免許を
>おかのやさん
「小学生の携帯について、保護者が心配なのは無理もない」と、私も思います。遠距離通学や、夜遅い塾帰りなどの子供には必要なのかしら?最近、公衆電話がめっきり減ってしまいましたしね…。

 “高校生の携帯にフィルタリング”は、過保護だと感じますが、小学生だったら、予め登録した電話番号、メールアドレスからしか受信しないような仕掛けが在っても良いような気がします。Webにアクセスも不要な気が。

小学生が使う携帯になら、おかのやさんの仰るような、段階的なフィルタリングも在ってもいいかもしれないですね。そして、その段階を、テストできめるのか、親が決めるのか、が一つの考え方になる訳ですねぇ。

 ちなみに、家では、中三になって、学校外で模擬試験を受けるようになってから、プリペイド携帯(通話とショートメールのみ)を持たせました。
 それから、高校生から携帯を持たせた方で、基本料金だけは親が払い、パケ代や通話代の無料分からハミデタ部分を子供の小遣いから天引き、などというルールを決めていた方もいらっしゃいました。
とまて 10-04-24 19:51:33

[7]Re:Re:バイクに免許がいるなら携帯にも免許を
>とまてさん
うちの長男も三年前の小二のときに携帯電話が欲しいと言ってきたので第四級アマチュア無線技師の試験に合格したらいつでも買ってやると宣言して試験問題集を買い与えた。しかし四則演算も満足に理解できない子供にオームの法則は問題外だったのか以来全く言わなくなりました。必要のあるときには私所有の安心だフォンを貸し与えて外出時には使用しています。
おかのや 10-04-24 21:11:22

[8]いいですねぇ、それ!
>おかのやさん
 アマチュア無線の4級と言えば、就職したばかりで単調作業が多かった頃、ストレス解消のために趣味で受験しました。さらにその4〜5年前に受験勉強で使ったキルヒホッフの法則を、間一髪思い出して回答できたことを覚えております。今から再受験するとしたら、やっぱり勉強しないと無理そうな…。

 日Pの役員も、アマチュア無線4級の免許を取った人でないとなれないことにしたら面白いなぁ、と思います。あと、情報処理試験のシスアドとか。(一応国家試験だし…)

 それと、“PTAの民主的運営方法”みたいなテキストと到達度テストを作って、試験に合格しなければ会長・副会長になれない、というのもいいかもです。(なりたくない人は、当然、白紙提出で免れますね…。その年は、会長・副会長無しで。益々、良い感じ!?)
とまて 10-04-24 22:00:34

2010/04/22(木)
PTAを任意加入に切り替えたら、半数近くが退会した例
[PTAからの自由]
 朝日新聞 文蔵IIを検索していて、嘗て、事実上自動加入だったPTAが、ハードランディング的に任意加入を打ち出したことが、ニュースの記事になったことを知りました。今から36年くらい前のことです。
朝日新聞1974年3月24日朝刊 17頁 東京 1段 記事
PTA真っ二つ 中野の江原小/「役員はプロ」「いや教委の陰謀」/任意加入で退会続出

という記事を見つけました。リード文は、
 校庭確保の運動で「日本一のPTA」とまでいわれた中野区立江原小のPTAが、新年度から任意加入制に切り替えることにし、会員の意思確認をしたら、半数が脱退してしまった。少ないクラスでは会員たった三人、先生も三分の一しか加わらない。この異常事態、PTAのあり方をめぐる議論とともに、感情的な対立も交錯しているようだ。
ということで、見出しは、こんな感じ。
教師も二派に分裂
●半数が脱退
●体罰事件でも対立
●PTAの中の学校
●区教委もグル

 校長は退会して理由は話さず。

「任意加入制」を強く主張した人は、PTA役員はまるでプロでついていけない。

脱退した父母の多くは「混乱がいやだから」「委員にでもされると困るから」と逃げの構え。

PTA役員の中には「上からの教育行政をスムーズに運ぶため区教委と校長ら一部教師がぐるになったPTA解体策」との見方。

 つまりは、PTA役員と一般会員との遊離、PTA役員と区教委との対立が交錯して複雑な事態になっていたような感じです。

 結局、教委・校長・教頭がそうしたいと思えば、簡単にPTAは任意加入にるし、そうでなければなかなか任意加入にすることはできない、ということなのかしらね(嘆息)。家庭と学校との連携なんて嘘臭い。自分が役員をやってみた経験上、『PTAは、学校とPTA役員との連携だに過ぎない』、と思っていたんですよね。

 でも、半分残れば上等じゃないですか。半分でできることをやれば良いんじゃないかと思うんですけどね、PTAは。会長の、「任意加入制はよいこと」の一言が、この記事の中の救いだと思います。

[1]Re: PTA任意加入で半数退会
とまて様

わー、また面白い記事を教えてくださってありがとうございます!
これ、確かに感情的な話もあったのかもしれませんが、それぞれがそれぞれの考え方があることですから、互いに「尊重」しあった結果だと考えればよいのですよね。
入りたい時に入り、やめたい時にやめるという最低限の「自由」が確保できるというのは、学校にも保護者にも、そして何より子ども達にとっても本当に良いことだと思います。

その当時は「異常事態」と報じられているようですが^^;; これからは強制加入が異常なのだと広く認知されていってほしいですよね!!
TRK 10-04-23 11:17:53

[2]Re: PTA任意加入で半数退会
>TRKさん
確か、PTAと任意加入のAND検索でかかったのが、この記事でした。

『校庭は守られた―江原小PTAの闘いの記録』
http://www.amazon.co.jp/dp/4899840780
という本にもなっているPTAのことなので、普通のPTAよりも話題性が大きかったのかもしれません。

 そもそも、PTAに自動加入している状態が困った状態なのですよね。川端裕人氏がおっしゃる、“プチ悲劇”の温床の元、というか…。
コメントありがとうございます!
とまて 10-04-23 17:27:25

[3]『校庭は守られた』を読んでいるところです
とまてさん、こんばんは。
とりあえずはその本を読んでみようかと思い立ちまして、半分くらいまできました。全部読んだら、自分のブログで感想を書いてみようと思いますが・・・
いやー、すごい活動です。で、読んでいるだけでも息苦しくなってきます。行政側の対応も不誠実だったようなのですが、しかし、PTA側の「何が何でも校庭は譲らない」という運動に、反対の親や地域住民もあったようです。(最初のPTA会長は、途中で辞任しています)

そういう、PTAに同調しない人たちに対して、著者は「情けない」とか「人ごとだと言うのか」というような言葉を投げかけています。校庭を守れという信念で活動することには反対しませんが、しかし「子どものために活動しない親はダメ」敵な思想が、本当に怖いですワー。
この学校で「任意加入にしろ」という話が出たのもむべなるかなって感じです。
TRK 10-05-05 22:59:53

[4]Re:『校庭は守られた』を読んでいるところです
>TRKさん
う〜む、一般的なPTAが、役員や委員長など一部の人にだけハードな環境であり、その一部の中で更に順応しない人にとってのみの大問題になる訳で、だから「入退会自由にしよう!」という声が無視されがちな環境になっている訳ですよね…。
 それが、“全員で○○しよう!”となると、母数が増えるので、強い違和感を持つ人が増える訳ですね。

 2000日÷365日=5.5年間

考えただけでも疲れますね(涙)。自動加入の状態で、そんな闘いがあったことを考えると、ニュースの記事外に、プチ悲劇が大量にあったかも!?
読後のご感想の御ブログエントリ、楽しみにしています。
とまて 10-05-06 10:32:58

[5]Re:Re:『校庭は守られた』を読んでいるところです
TRKさんのブログ、更新されてました!『校庭は守られた』に関するエントリはこちらで。
http://blog.goo.ne.jp/trk201001/e/c4336fb53d8f664ae248d9f036c756f9
とまて 10-05-08 23:43:47

[6]はじめまして
おじゃまします。
実はわたし・・・その当時、この学校で現役の生徒でした。
当時のことは、その時点では子どもでしたから・・・何もわかりませんでした。それって、きちんとした大人の配慮だと今思います。
学校は大変だったでしょうに、先生だって子ども達にみじんも揉め事の不安をあたえていなかった。
大人になってから、話は聞きましたし、本も読みました。
学校の校庭は今もちゃんとあって、別の場所に建った幼稚園も・・・平和に機能していました。
結果は出せたのだし、PTAの手本!?となる活発な活動として賞賛されても、見方によっては正解かも。
でも、今でも恩師としてお付き合いのある私の先生は、PTAと対立し校長をささえた側です。
先生の話を聞き、状況を考えると、学校に任せられない、気に食わない先生をたたききる、余計なことにまで力一杯口を出したPTAだったとも思われます。
私も保護者になりPTA会員となって思うことは・・・、
大人が信念あって対立したことはいい。両者ともに考えあっての無関心でない行動ですから。私は好きです。まして、子ども達のために本気で喧嘩して・・・子どもには影響を与えなかった。すばらしい大人の行動だと思います。
今はどお?
めんどくさい、忙しい、意味があるのか、うちは結構です・・・今の大人(保護者)ってこうですよね。
「お弁当がからこの幼稚園やめよう」???
親は楽ばかり考える。
PTAなんかもろに現われてませんか?
クラスや学年、学校の保護者は仲間。地域の方々も大切にすべきご近所。
便利になると、人とのかかわりを避けて自分ひとりで面倒なく生きてる気になるけれど、必ずしっぺ返しがくると思う。
頑張って親業してますか?
自分が親になってからこそ気付き感謝できることってあるでしょ。自分の子にそう思ってもらえる自信ありますか?
PTAしかり・・・なまけちゃいかん。なんでもやってみりゃいいんですよ。文句言わず嫌でも自分の勉強のためにね。絶対に得るものがあるから。私はそう思います。
川端裕人さんの書いた「PTA再活用論」
中央公論新社
とっても面白いですよ。皆さんも是非。
とりとめなく、お邪魔しました。





PTAに興味しんしん 10-09-10 12:08:31

[7]追伸・・・すみませんでした
( ´艸`)とまてさんのPTA関連情報・・・すごいんですね(@_@)
コメント前に・・・ちゃんと見るべきでした。ついすぐコメントしたくなっちゃたもんで(^^ゞ
江原小の当時情報入手できますのでなにかあったらどうぞ。
それから私、現代のPTAでは役員経験もしました。それで見えたのが違った意味で、今の保護者に足りない大事なことは人間力?だよな・・・って行き着いたんです。

任意加入に切り替えは大賛成!!
やりたくない人が入るからめちゃくちゃになる。
やりたくないなんて思う人がいないPTA運営ができれば最高。それには・・・理解。人がもっと大人になる必要があると思います。

川端さんの本の紹介なんかしちゃって恥ずかしいです。ごめんなさ〜い(;^_^A
PTAに興味しんしん 10-09-10 12:42:52

[8]江原小から、ようこそ!
>PTAに興味しんしんさん

うわぁ、当時の生徒の方ですか?コメントありがとうございます。光栄です!!

実は、この後、『校庭は守られた 江原小PTAの闘いの記録』大河内昭子(著)を拝読しまして。
http://ameblo.jp/yodandesu/entry-10557853357.html

市民運動として、こういう活動はOKな側面もあるよなぁと思いました。もちろん、賛同しない人を無言の圧力で無理矢理参加させちゃったりすることは無しでですけれども。

で、私自身はPTAは、参加する前は悪いものでは無いだろうと思ってましたので、普通に、活動していました。子供が中学1年生のときに、持病が酷い状況だったのに役員をやる羽目になり、やってみたら、こんなに酷い組織(そこの単位PTAがですよ)って無いな、と思いました。

で、入退会自由は、PTA活動が好きで、やりたい人だけで楽しく活動できる、というメリットもあり、

余りにも酷い状況になってしまっているPTAから、非難できるというメリットもあって、

川端氏のおっしゃるPTA悲劇を減らしていく第一歩として、入退会自由は必須と考えるようになりました。署名活動にも参加しています。http://www.shomei.tv/project-1539.html
(^^ゞ

で、あのう、1つ質問したいことが有るのですが。もしもご存知でしたら教えてくださいませんでしょうか?現在も、江原小PTAは入退会自由なのでしょうか?組織率なんかも興味があるのですけれども。
とまて 10-09-10 13:31:52

[9]Re:江原小から、ようこそ!
>とまてさん
こんにちは。遅くなりました。
現在ではどこも同じだと思いますが・・・入学式で新入生保護者に対し、任意であることをさらっと説明はして、そのままなにげなく、子ども達のために全員の入会をお願いする形で「もう私達は仲間です!!」ってなもんです。(*^▽^*)
だから、会費集金の日は、ちょっとした緊張感あります。「嫌です」って方いたらどうしよう・・・ってね。結果は無事、全生徒の保護者が会員です。

PTAは・・・いろいろありますが、ここ最近の歴代の会長経験者の知っているかぎりでは・・・熱心な方多いです。あの本の当時のやり手の方々とは種類が違って、今は現代に欠けつつある保護者の大人力かな。心のね。

やりたくないことはやめちゃおう!
めんどくさいことは排除しよう!
って、現代の保護者は忙しいことを理由に(現実だから仕方ないんですけどね)いかにも正当論で合理化とか効率的にPTA活動を!!とか言っちゃうけど、大事なのは保護者の親睦。作業をこなすことじゃない。一緒に考えたり、苦労するからこそ、悩むからこそ仲良くなれる。大変だからこそ感動を味わえるわけで・・・子育てに合理化ってあります???

PTAなんて必要ないと堂々と言っちゃう人、忙しいと主張し断る人に、PTAの意味理解はまずほぼ薄れている。本当にできない人は・・・多分主張はしない。協力できずごめんねと言ってくれます。それは確かです。

世の中色んな事件がおきているけれど、結局楽する便利の代償だと私は思います。

いくらわかり易くてもマニュアルじゃダメ!
心なら必ず繋がる!絶対。

私のお勧め本。これを読んでそうだよ!!私もそう思います!って・・・嬉しかったです。
「レモンさんのPTA爆弾」 山本シュウ
もう・・・ご存知かな。是非読んでください。

任意参加にきちんと切り替えて、義務でもなく、強制でもなく自分の意志で入会してもらって、出来上がったPTAだったら・・・・全員が必要と考えて協力する本当のボランティア会だったら、良い子ども達がたくさん育つと思うのにな・・・。
皆さんとはちょっと意味が違うかもしれないけれど、私はPTA任意加入への切り替え大賛成!!です。

ついまた熱はいり、失礼しました〜(;^_^A(-^□^-)
PTAに興味しんしん 10-09-15 14:51:10

[10]Re:Re:江原小から、ようこそ!
>PTAに興味しんしんさん
おおっ、ご再来いただきまして、ありがとうございます♪

「レモンさんのPTA爆弾」ですか?はい、もちろん、Amazonなどでお見かけしますが、未読でした。お勧めいただいたので読んでみますね。

で、任意と説明した上で、事実上組織率100%を保っていらっしゃるのですね。

ただ、任意と説明しているだけでも、結構少数派なんじゃないかと思いますよ。2010年2月11日に横浜で有った、PTAシンポジウムで、学校支援教会のアンケートの発表があったのですが、それによりますと、PTA役員に対するアンケートで、半分が任意加入だということを知らなかったそうです。役員ですら知らないのですから、一般会員はもっとずっと知っている率は低いだろうと思います。PTAに興味しんしんさんの、加入していらっしゃるPTA、良い方だと思います。

私が加入していたPTAでは、任意という説明はしないで、自動加入でした。つまり、逃げ場が無い状態で、仕事・介護・病気の人も、「みなさんご事情があるのは同じなので」なんて言われて、役割分担させるんです。そういうことを平気でさせてしまう人って、自分や、将来自分の娘が母になったときに、運悪く病気になっても、PTA活動させるんでしょうか?

私は、PTA本部内で何度改善案を出しても、無視し続けられて、PTAの事務作業を楽にするために、パソコンの講習会しましょうか、と提案しても賛成も反対もされずみんなで聴こえないふり、総会で発言しても、その場限りで一年間放置されたという、壊れたPTAに所属していました。そういうPTAに順応する大人が増えることが、ニッポンにとって良いことなのでしょうか?
私は、あのPTAに順応してしまえなかった自分って、なかなかジャン、と思っています。

それと、PTAは、今後、「新しい公共」というのに組み込まれていく可能性があって、強制の習慣が残ったままですと、より厳しくなっていくと思います。

http://pta-forum.seesaa.net/article/158232431.htmlで、『PTA再活用論』の著者、川端裕人氏の発表の音声聴けますので、良かったら聴いてみてくださいね。発表の資料もご覧になれます。

よろしかったら、また、遊びにいらしてくださいね!!
とまて 10-09-15 23:37:05

[11]Re:Re:Re:江原小から、ようこそ!
とまてさん
これまた勉強になりました。私はどうしても精神論になっちゃう(^▽^;)
任意だから強制はできない。知らないなんてあり??強制するのって誰??そんなことできるひとがいるの??そりゃ、不満炸裂でしょうね。我校は任意、ボランティアって言葉は日々連発してます。そのかわり、会員であるからには、自分で入っているんだから責任もってやれって話です。自分の子がどれだけ地域や学校に支えられているかわかってなく文句言っても恥ずかしいだけ。それにやめる勇気なんてないものですよ。活動を機能させるには、じゃあ何をしたいのか・・・何故PTAかを考えてもらわないと。広報誌も・・・講習会も・・・なぜ立ち上げて今があるかを知らないで、無駄と言えちゃうのもどうかと思います。まあ、時代に応じて変化は必要。で同じ事を繰り返すのも頭がないと思いますけどね。
交通事故が多発して危険がいっぱいだったから、お母さん達が協力して危険な場所を抜粋して交通当番を設置した。そして事故はほぼゼロにまでなった。皆さん感動と喜びでやる気まんまんだった活動が、月日がたち、事故がないことが当たり前になれば・・・何故???「働いているのに朝は無理」「そんなことシルバーさんに頼めばいい」・・・そりゃ〜もう色んな不満がでてきます。当初の意味は、「私達で子どもをまもろうよ」だったはずなのにね・・・・。鶴見しんごさんのお嬢様が事故で亡くなられた時、私たちのように立ち番がもしあったら・・・事故は防げたに違いない。やっぱり断固続けなきゃダメだ!って思いました。
任意じゃないことを知ってもしらずとも、必要じゃないと思ったら文句になるし、必要だと理解したら協力できる。まさに人間会員とサル会員の違いだと思います。ボランティアを強制することは皆無。ありあえない。できないひとがいたら出来る人が助けるのがご近所の掟でしょ。人間力ですよ。文句言うんだったらやめればいい。
組織に、迷惑かけないことが基本じゃないかな。
川端さんもいってますよね。崩壊はそうはしないって。だって子どもが大事で安全に学校生活させたいっての間違いなくどの全員も望んでるわけだから・・・理解できるかできないか・・・それだけの違いですよきっと。私はあと少しだけど学校で必死に伝えたい。こどもたちのために・・・自分のために!レモンさんに続きたい。
PTAに興味しんしん 10-09-17 10:32:40

[12]入退会自由PTAのよい例を目指してください!
>PTAに興味しんしんさん
レスコメント、ありがとうございます。

 日本中に、困ったPTAは沢山有ります。沢山有るのですが、多分、本気で困っているのは、その困ったPTA内部に1〜2人くらいなので、声が上げられない状況です。PTA本部は、大抵、PTAで困ったことはありますか?なんていうアンケートはしませんから。

 今の小中学生のお嬢さんたちがお母さんになる頃、そういうPTAは無くなっているといいと願っています。

 それで、もしも、出来ることならば、入会届と退会届の書式を準備して、規約に盛り込んで、本当に趣旨に賛同された方だけが入会する組織、手本となるようなPTAにして、全国にその情報を発信していただけたら最高です。

 八王子市立の小中一貫校にあるPTA、みなみ野会の規約をご存知でしょうか?
http://www.edu.city.hachioji.tokyo.jp/school/mnmne/pta/pta.htm
こんな優しい規約を持つPTAが、日本中に広がると良いと願っています。
とまて 10-09-17 12:34:29

[13]Re:入退会自由PTAのよい例を目指してください!
>とまてさん
びっくり!!
我校の規約を改めてみてみました。
ありませんでした・・・(・_・;)

任意であることは、はっきり自覚している!?けれど・・・入会の自由も退会の自由も避けまくり。
そんなこと言わせないってことかな。

きっとあえてタブーにしてあるのでしょうね・・・。
なんだか、考えさせられます。

ではでは、ありがとうございました。
PTAに興味しんしん 10-09-18 03:19:00

[14]Re:Re:入退会自由PTAのよい例を目指してください!
>PTAに興味しんしんさん
そうなんです、ネットで検索しても、入退会規定が入っているPTA規約って、なかなか見つからないんです。

 PTA会員となれるのは○○。
と書いてあるのはまだしも、
 会員は、○○とする。
とか書いてあると、ホントに逃げ場が無い感じがするんですよね…。

私は、もう、PTAは卒業してしまっていますが、PTAに興味しんしんさん、どうぞ、良い方向にちょっとでも変えられるように、応援しますね。

あと、レモンさんを読む、という宿題も、いつか、果たしたいと思います(^^ゞ
とまて 10-09-18 22:02:59

[15]Re:Re:Re:入退会自由PTAのよい例を目指してください!
>とまてさん
好い議論を拝読させて頂き、勉強になりました。わたし、レモンさん、拝読しています。恥ずかしながら拙ブログの感想を引用させて下さいませね。
http://blog.goo.ne.jp/yamyam00/e/f0a8c428c45b1af4dbe01e1194746060

また、PTAに興味しんしんさんのおっしゃる
「任意加入に切り替え」という表現、とてもマイルドでステキだと思いました。
「入退会自由」より、、現実にあっているような・・。
ありがとうございます!
猫紫紺 10-09-20 23:47:21

2010/05/02(日)
『PTA祭り2010』は、あるかしら(笑)??
[PTAからの自由]
 昨日から5月に入った訳ですが、今年も、“子どもに見せたくない番組”の発表はあるんでしょうかねぇ…。そろそろ、辞めたらどうかなぁと思うんですが。また、発表があれば、私“PTA祭り2010”を開催するつもりです。でも、今年は“子どもに見せたくない番組”よりは、都小P問題の方が目立っているかもね。
 都小Pが、東京都の保護者代表みたいな顔をして、『青少年健全育成条例改正案の成立に関する緊急要望書』を提出しちゃった問題。これ、いずれ作ろうと思っているPTA問題年表に当然入れますよ、ワタクシ。
 詳しくは、川端裕人氏のブログインタビュー記事をご覧になっていただけると、理解しやすいと思われます。

 以前、PTA本部って、中間管理職みたいだ、と書いたのですが、裏を返せば、「代表じゃないのに代表扱い」というのは既に単位PTA(学校単位のPTA)でも『PTA本部と一般会員との乖離』という形で起きがちです。で、市区町村P連も、P連に顔を出している会長と副会長のみが把握していて、一般会員は年に一回位配られる、P連の広報を見るくらいしか内容が知らされない。当然会計報告も受けていない。その上の都道府県P連となると、広報すら受け取っていないので、何をやっているのか全くわからないので、ますます都道府県Pが保護者や先生達の代表だなんていうことは在り得ない。そして、更に日P(日本PTA全国協議会)なんて…。
 まったく、なんて馬鹿っぽいフラクタル構造なんだろう??

 取敢えず、単位PTAの中で一般会員と本部の間に殆ど意見の交流が無い状況では、PTAは保護者や先生の代表とは言えず、PTA会長の意見は会長の個人的意見であって、保護者の総意ではないし、いわんやP連おや、というところ。(『子どもに見せたくない番組』を発表したり、テレビ局や番組スポンサーに要望書を出したりしているのは、日P会長の個人的な意思だと思って良いです。何せ、ワタクシ、9年間PTA会員だったけど、一度も意思確認されてませんから!)

 『奈良県って、なんか凄い…Part2』は、県民便りの5月号が、ネタの宝庫だったので、近々書く予定です(にっこり)。

[1]成り行きでゼヒっ!
最近私が気づいた「まつりの山車」になりそうな分権は以下です。
文部科学省の、このサイト↓で【社団法人日本PTA全国協議会 役員の報酬規定・退職規定等 (PDF:38KB)】をクリックすると、予言的に「財団法人…」と出てきます。
http://www.mext.go.jp/b_menu/koueki/syougai/
03/091.htm
FJN 10-05-04 22:48:51

[2]誤変換
  「分権」→「文献」
です。失礼しました。
なお、
  「規定」→「規程」
かもしれないのですが、文科省の案内サイトでは「規定」となっています(微笑)。
FJN 10-05-06 07:18:25

[3]Re:成り行きでゼヒっ!
>FJNさん
おはようございます!
さりげなく『財団法人』予告が出ているのですね!?

オリジナルの文書へのリンクを自サイトから貼っていたので、保存していなかったかハードディスクを探したのですが残念ながら残っていませんでした。気になったページは要保存ですね。

(500,500円×17ヶ月=850万8500円のお給料でどんなハードなお仕事をしていらっしゃるのでしょう?と、思ってました。PTAって給料0円で、400時間働く方もいらっしゃる世界ですから…。)
とまて 10-05-06 10:16:08

2010/05/12(水)
まるおさんのブログにて、PTAの任意加入についての素晴らしいお知らせが!
[PTAからの自由]
 2月11日、シンポジウム 「これからのPTAのあり方」にて、神代浩氏(文部科学省生涯学習政策局・社会教育課長)が、「教育委員会、校長には任意である意識を広めたいと宣言」してくださった、ということを書きました(こちらです)。あの日も、文科省の現役の方のご発言ということでとても感動していたのですが、実現するまでは、ちょっと不安ということもあり、控えめな書き方になりました。

 今日、まるおの雑記帳さまにて、神代氏が、動いてくださった結果が読めます。少なくとも、47都道府県の教育委員会に対して、優良PTA表彰の基準に、
表彰について
PTAが任意加入の団体であることを前提に、できるかぎり多くの保護者と教師が主体的にPTA活動に参加できるよう、組織運営や活動内容の工夫をしている団体を適切に評価できるようにするものです。

という内容が事務連絡として届いている筈!!

まるおさんも仰っるように、「新しい」ものでは無いかもしれません。でも、PTAは入退会自由であることを隠匿したまま、保護者を自動的に会員にしていたようなPTAが、優良PTA表彰を受賞できなくなるのは画期的なことだと思うんです。

この事務連絡も、報道発表されるとイイナ。

神代氏、シンポジウムを企画してくださった皆様、口火を切ってくださった川端裕人氏、まるおさん、朝日新聞にシンポジウムの記事を書いてくださった阿久沢悦子氏、その他、PTAの入退会自由について発信してくださっている皆様方に、お礼を申し上げたいです。
これは、PTAが入会者と非入会者両方にとって優しい団体になるための、第一歩になるはずの事件ですから。

どうもありがとうございます!!

2010/05/13(木)
日Pのサイトにアクセスできない…
[PTAからの自由]
 今日、ネットのニュースで、『子どもに見せたくない番組』が今年も発表されたと知って、日本PTA全国協議会のサイト(http://www.nippon-pta.or.jp/)を見に行ったらば、
Service Temporarily Unavailable
The server is temporarily unable to service your request due to maintenance downtime or capacity problems. Please try again later.

こんな有様で、どのページもヒットしないみたい。
 何が起きているのかなぁ。Googleのキャッシュでは、
2010年5月14日 21年度-教育に関する保護者の意識調査
(平成22年3月)
2010年5月14日 21年度-子どもとメディアに関する意識調査
(平成22年3月)
2009年5月13日 20年度-教育に関する保護者の意識調査
(平成21年3月)
2009年5月13日 20年度-子どもとメディアに関する意識調査
(平成21年3月)
が出てくるので、明日の日付で出す予定だったのかも?

『子どもとメディアに関する意識調査』って実は、テレビだけではなくてインターネットとかメールなど、様々な質問をしているので、そっちの方をメインに読んだ方が、本当はいいのかもしれません。ただ、家の子に限って(笑)、メディアから悪い影響を受ける心配はしたことはない!?むしろ、学校から受ける悪い影響の方が心配だったよ。

あ、それから、明後日2010/5/15から、『素晴らしいPTAと修羅場らしいPTA』の署名チームで立ち上げたPTAの入退会自由に関する要望書署名が始まります。明日か明後日、そのことについて書きたいと思います。署名にご協力&クチコミよろしくお願いしますm(__)m

[1]署名参加します。
お久しぶりです。
ネット署名、参加&応援します。
小さな事から少しづつでもこの状況が
変わる事を心より願っています。
通りすがり 10-05-14 07:27:43

[2]Re:署名参加します。
>通りすがりさん
お久しぶりです!何だか気候が安定しない日々ですが、お元気でお過ごしでしょうか?
署名活動の支持をありがとうございます(^^♪
次世代に、正しい形のPTAをリレーしたいですもの!!
とまて 10-05-14 08:06:19

2010/05/14(金)
データ分析(?)中!!
[PTAからの自由]
 昨日は時間が在ったのに日Pサイトにアクセスできず、今日は時間があまり無くて…。明日には、『H21年度 子どもに見せたくない番組』についての週報出したいと思います。

 ロンドンハーツV7達成おめでとうございます。4.6%対有効回答者数でH18年並の高めの数値となっていますが、H15年の4.8%には届きませんでした(笑)。そう言えば、未だこの番組見たことないです。

 クレヨンしんちゃんは、2.2%。これ、去年の今頃は未だ見たことなかったのですが、最近映画版をTV放映したものを観ました。小5中2の保護者にアンケートを採っていることを思うと、この番組が上げられるのは少し不思議。幼稚園児が真似するから嫌、みたいなことなら分るんですが。まぁ、2位と言っても100人中2人くらいのことですから。そして、“見ないでイメージだけで言っているのでは?”という疑惑も、あながち否定しきれない。実際に番組を見てもらうモニター調査をすると、見せたい人と見せたくない人の数が殆ど半々なんですよね。

 でも、ここまでは主観的なお話。問題は、このデータを元に、日Pがテレビ局などに改善の要望書を出すか出さないか。それから、調査費の開示と、その是非を会員に問うこと。9年間日Pの一般会員でしたが一度も訊かれていないのよね。

[1]無題
 クレヨンしんちゃんのテレビアニメと劇場版は全く異なった別ものとお考えください。
とまてさんもテレビアニメの方を御覧になれば考えが変わるかもしれません。
おかのや 10-05-15 17:37:50

[2]Re:無題
>おかのやさん
 コメントありがとうございます。
 そうでしたか、劇場版とテレビ版は別物なのですね。小学校5年生でも、まだ要注意の番組なのでしょうか?
 実は、『子どもに見せたくない番組』以前に、『親が見たくない番組』というのが在りまして(汗)、私は、ちょっと絵柄が苦手みたいなんです。でも、今度、再放送などを利用して、ノーマル営業のしんちゃんにチャレンジしてみますね。
とまて 10-05-15 20:52:34

[3]無題
おはようございます。
ちょっと脱線しますが、週末TDLへ出かけていました。署名活動への参加がその為に出遅れてしまいましたが、今朝署名完了しましたよん^^ 団体による抗議の意思表示で変われ!PTA!

・・・で、くれよんしんちゃんですが子供も私も大好きですね^^;絵柄は確かに非常に癖はありますが慣れてしまえば、いや面白さの前には気にならず。どれも似たような絵柄の漫画が多い中、寧ろ個性があって個人的には好感すら持てます。老若男女、ストレス社会にあって何も考えずお腹の底から笑える漫画は私にとっては貴重です。幼稚園児のしんちゃんらしいジョークや言葉の言い間違いもあったりしてほのぼの出来る私はおかしいのだろうか??^^;
通りすがり 10-05-17 06:13:47

[4]Re:無題
>通りすがりさん
署名にご参加ありがとうございます!
 複数の方から、署名活動のご希望を頂いて、猫紫紺さんを中心として署名立ち上げに漕ぎ付きました。
「実は困っているんですよ。」「本当は反対なんですよ。」ということをちゃんと言わないと、「何も言わないからOKなんでしょう?」っていうことになってしまっているようですし。

クレヨンしんちゃんには、ファンも多いですよね(^^ゞ
実際にモニター調査すると、見せたくない人と見せたい人が半々程度になるというデータも、日Pには在ります。http://www3.kcn.ne.jp/~tomate/shuho/2008/20081206.html “本当は『クレヨンしんちゃん』を見せたい人も同じくらいいる”に書きました。
個人としてですが、何も考えず笑える作品が在るのは、ありがたいことですよね。子どもの見たい番組に『お笑い番組』が多いのは、望まれているのだろうなぁと思います。っていうよりむしろ、「若いのにストレス溜まってんのかなぁ、かわいそうだなぁ」、とか思ったりもします(汗)。

ところで私、関東育ちなのにTDLって未だ行ったこと無いです、イイナー(笑)。
とまて 10-05-17 17:19:21

2010/05/16(日)
署名活動始まりました!
[PTAからの自由]
 自分も参加させていただいている『素晴らしいPTAと修羅場らしいPTA』の署名チームが立ち上げた、『PTAの入退会自由に関する要望書』の署名が、昨日始動しました。今、27名の署名が集まっています。
 PTAで我慢大会をしたくてしょうがない人、PTAに我慢大会をさせたくてしょうがない人、以外は、入退会自由になっても何も困りません。“仕事と家庭と育児”でギリギリな感じの人は助かります。病気・病弱の人は助かります。やる気の在る者同志で集まって楽しく活動したい人も助かります。

 現役PTA会員じゃなくても、是非ご参加いただけたら幸いです。もともと、PTAは入退会自由だったんだよv
 そんならば、このPTAが在来の「保護者会」「母の会」「父兄会」「学校後援会」等と一体どこが違うか。次に箇条書にして述べてみよう。
(1)PTAは、財政援助団体ではない。PTAは保護者会、後援会などのように、単なる寄付金集めをして、学校に財政援助を与えることだけを唯一の目的とするものではない。
(2)PTAへの参加は自由である。PTAはあくまでも参加は自由であって、単に自分の子供がその学校に通学しているというだけの理由で、自働的に又は強制的に加入させられるべきものではない。
(3)PTAは学校の手足ではない。PTAは学校の隷属的機関ではない。従って校長の命に支配されたり、学校当局の一方的な要求申出などに依って左右されるものではない。
(4)PTAは誰でも入会できる。PTAは社会的経済的地位、男女の別なく、すべての人が全く平等の立場で自由に参加できる。従って会費も、誰でも負担できるように成るべく廉くする。割当寄付などはあり得ない。
(5)PTAは先生も会員になる。PTAは保護者会などのように、父兄だけの組織ではない。先生も父兄も有志も平等の立場で参加する。だから先生も当然会費を出す。
(6)PTAの立脚点はデモクラシーである。PTAは民主教育の基礎である。故に教育民主化の上で、その果す役割は極めて重大である。従って、その組織、運営、役員の選挙など、すべてデモクラシーを以て一貫されなければならない。このことを忘れたPTAはあり得ない。即ちPTA]はどこまでも民主的団体としての資質をそなえなければならない。
 なおその他旧来の保護者会と違う点はいろいろあるが、要するにPTAはデモクラシーの原理にもとづき父母と先生が平等の責任を持って子供等の幸福と健康をはかる組織である。
「PTA読本」(文部省内PTA研究会、時事通信社共編1948)より

ね?本当は、戦争中の全体主義から“民主主義”に移行するときの練習台みたいなものとして導入したいと考えた人が文部省にいらっしゃったのだと思う。ところが、実際には、“入退会自由を周知すると、PTAが崩れてしまいそう”という声が聞かれる位ねじれてしまっている。だから、もう一度、入退会自由の民主的な団体に立ち戻る必要が在るんです。

中からの改革?意見を言って、議題として取り上げてくれるようなPTAなら、そうしたらいいと思う。でも、民主主義でない団体だったら個人の意見は無かったものとして扱われてしまいがち(経験者は語る)なので、一番困っている当事者(忙しい人、体調の優れない人)には、自分の意見を歪まない形で皆に伝えることすら難しい状況。

だ・か・ら(この使い方は正しいかな…)、PTAを卒業された方も、これからの方も、直接には関わらないけど家族・親戚が関わるかもしれない方も、子供たちにPTAを強制されない未来を望む方々も、ご協力お願いしますっ。

ネット署名サイトへのリンク。
 ■パソコンの方はこちら
 ■携帯の方はこちら

[1]今日中に3000をクリアすると思っていました
「そんならば」で始まるのって、ダチ感覚があって感激します(笑)。
3000クリアは先(来週くらい)の楽しみにとっておきます(微笑)。
FJN 10-05-16 23:17:10

[2]Re:今日中に3000をクリアすると思っていました
>FJNさん
今、44件頂いていますね(にっこり)。
ご協力くださっている方々に、この場を借りて感謝申し上げたく。

「そんならば…」、は、長い詳細な目次のページが終って、『第一部、第一章、一、PTAの必要』の最初のページに書かれていて、文部省視学官 小和田武紀氏の文章です。この本は、頭の方に読みやすいフレンドリーな文章が詰まっているので、最後まで読み通す覚悟ができました!
とまて 10-05-17 16:21:42

[3]・・・・
こっちにも誘いこまれましたが・・。

「民主主義でない団体だったら個人の意見は無かったものとして扱われてしまいがち(経験者は語る)なので」

あなたのPTAに対する個人的恨みかなにか動かしているエネルギーには負けます。

民主主義で行われるなら99人の意見は1人の意見は却下されるでしょう。それも民主主義の現実です。
ただ議論に挙げて・・・とは思いますが・・・。

反論すると揚げ足を取られるみたいなのであまり書きたくありません。

少し挑発的に書いていただきましたが、私力不足でかまってあげれません。

偽善者でした 11-12-17 01:03:15

[4]Re:・・・・
>偽善者でしたさん

個人的恨み!確かにあります(笑)。
http://www3.kcn.ne.jp/~tomate/text/reducePTAwork.html
に、PTA役員をやっていたころの、日記などをまとめています。
副会長に、「PTAはボランティアです。ボランティアだから約束は守らなくてもいいんです」と言われましたし、本部の任期が終った後、一般会員としてPTA総会で発言したことですら、完全にスルーされました。後で、会長に電話して訊いてみましたら、本部の中で、チラッと話をしたらしいのですが、レスポンスをするのを忘れたそうです(笑)。

戦時中の民主主義でなかった時代が長かったときに、民主主義の練習の場としても、機能させようとした文部省の情熱を、この本から感じられるのです。

でも実際にPTA本部に入ってみたら、如何に人に意見を言わせないで、自分の命令に従わせるかに情熱をかけている副会長さんがいらっしゃいまして…。毎回、胃薬持参でした。

PTAについて、いろいろな方と話していると、大規模校は小規模校よりも楽で、役員・委員を引き受ける余裕の有る人だけで回せているらしい、とか、土地柄・校長や会長や副会長の人柄で、結構居心地の良いPTAもあることも知りました。

ちなみに、私は、PTAが入退会自由だと知ったのは、PTA本部役員が終った後でした。
だから、入退会自由なPTAは今のところ、自分の中でバーチャルなのです。

でも、『子供は全員非会員なので、親が会員であろうが関係無い』という意見を最近伺いまして、確かにその通りだなぁと思ったのです。

学校の外でやっている、『こども会』とかそういうものでしたら、こどもを会員にして親が費用を出すような形式もあると思うのですけれども。

学校の敷地の中で、先生のお力も借りて活動している任意団体なら、親の考え方や親が居る居ない、その他により、子供を区別するのはいけないのではないかと思いました。

給食費の未払い問題などとは、また、別問題と考えています。

本当に、コメントしにいらしてくださってありがとうございました。感謝しております。
とまて 11-12-17 10:25:46

[5]Re:Re:・・・・
>とまて様
はっきり言ってこのコメントには毒がなく素晴らしい。

「学校の敷地の中で、先生のお力も借りて活動している任意団体なら、親の考え方や親が居る居ない、その他により、子供を区別するのはいけないのではないかと思いました」

私もこれが一番だと思います。
しかしPTAの中の意識でその子どもの環境が変わるだろうことをどう思いますか?

今でも十分だと思いませんがこれ以上また壊れてもよいものかどうか?

PTA入退会自由は原則だと思いますが、自分が気分良く会長をやるために、一度壊して崩すことを選択する意味がわからないところです。

正論と正解は違うと思うんです。

PTAの運営はいい加減でできてます。

なのできっちりやるためには規約などをきっちり変えてしっかりやることの方が大切だと思います。
偽善者 11-12-19 01:14:11

[6]Re:Re:・・・・
>とまて様
まとめてこっちに書きます。

「コメントありがとうございます。本当は、偽悪者でいらっしゃるのでは!?と感じました」
私は偽善者ですよ。あなたたち側から見ると。しかし実際もそうだと思います。

なぜなら今から組織を改革しようなどと思ってはいないからです。
入会式の時に「任意」であることは言いますよ。だけどわざわざ「入退会は自由です」っては言いませんから。

私は大人のエゴのために何かを変えようというのが好きではない。
子供のためには何かをしたいと思ってやってきただけです。


偽善者 11-12-19 01:27:29

[7]Re:Re:Re:・・・・
>偽善者さん
 入会式の時に「任意」とおっしゃっていて、しかも、殆ど100%加入であって、PTAが在ることによって、子供の環境を良くするような活動ができていらっしゃるのなら、そのPTAって多分、保護者にとっても居心地が良いのではないかと思います。そういう意味でも、偽善者さんのなさっていらっしゃることは素晴らしいと思います。

 当地のPTAでは、末端の会員はPTAを学校の下部組織のように思い込み、義務なのかなぁと思い込まされて、委員や役員のノルマを押し付けられています。「委員に選ばれても参加はできない」筈の、フルタイムワーカーにまで、『くじ引きで公平に』委員会に振り分けてしまうのです。結局、その出られない人の役割は、専業主婦などが肩代わりせねばならず、そんな数合わせだけの委員会なんて、働く女性も苦しめ、専業主婦も苦しめるだけのものになってしまいます。低学年のうちに委員会に出ている人は、比較的穏やかなのですが、高学年の保護者は、もともと余裕が無くてそこまで出来なかった人が主流になりますので、委員会に出席される場合でも、表情も険しいです。
 近頃は、小学校PTAで、働く人が増えたので夜に会合をすることもあるらしいです。昼間は比較的時間がある専業主婦の役員でも、核家族の場合は、近所の人に子供を預けたり子供に夜の留守番をさせて、会合に出て行かなければなりません。

 義務と思い込まされているPTAでは、「委員・役員を出来ない理由を皆の前で話してください。皆の話し合いで決めましょう」という内部文書が有り、プライバシーの暴露を要求されたりもします。私が、委員選考の懇談会の司会を頼まれたとき、『父子家庭なのでお許しください』だの『パニック症候群なのでできません』と書かれた委任状を読む羽目になり、辛い思いをいたしました。PTAというものが無ければ、保護者同士、もっと仲良くお互いに助け合えるのではないか、とすら感じました。

 『PTAは有害』の感覚が先で、本当は入退会が自由な団体なのだということを後から知って、そういうPTAならば、害が無く、又、本当に子供のための活動ができるのではないかと思いました。
とまて 11-12-19 10:05:02

[8]とまて様
>とまて様
ただとまて様の書いてあるPTAの姿は醜いものですね。
しかしうちでもそういうことはありました。

自分はちゃんとやっているのに選ばれてもやっていないひとがいる・・。 何かペナルティーをってね。
義務ではないというと結局自分は損をしたとHappyになれません。

私もいろんな文句に耐えてきました。それを耐えさせたもの・・子どもの笑顔や寝顔でしたね。
疲れて帰ってくると何もかもが嫌になることがあります。しかし子どもが救ってくれるんですよ。

夜に会合すること?そんなことは考えたこともありません。
自分はいいですがお母さんたちはおうちをあけることになるんでしょう?
家にいなければいけない時間に活動させるとは何のためにやってるんでしょうかね。
だいたい嫉妬深いお父さんは怒るでしょうね。
家庭を破壊するPTAを認めるわけにはいきませんよね。

やっぱりそこどこの都合はあるもので楽しんでやれることがなにより重要だと思いますね。

そんなこんな言っても私は偽善者です。
結局は手伝ってくださるおかあさんたちの善意で助けられているだけです。
それを見守ってくれる子どもに助けられているだけです。

PTAを入退会自由と言ってうまくいくところといかないところがあるはずです。
自分がやってることが正しいと勧誘することが本当にHappyなことなのでしょうか?
偽善者 11-12-20 20:58:36

[9]Re:とまて様
>偽善者さん
入退会自由というと、上手く行くPTAと上手く行かないPTAがある可能性がある訳ですね?その場合分けが整理できたら、お互いにとても理解が進みそうですね。

多分私が居たPTAは、今の内規を温存したまま「入退会自由」ということをオープンにしたら、皆逃げていく気がします。お金払ってまで、仕事は理由になりませんだのなんだので縛られたくないですし、例え病気になっても役員を振られてしまうので、会員になっていると安心して4月が迎えられません。
つまり、表面的には今の方が上手く行っていることになりそうです。あ、これは敗北色が濃厚です(困)。

実は、自分が病気で苦しんでいる時に(その所為で、就職活動とかできずにいたのに)、専業主婦だしいいジャンって感じでPTA本部に入れられちゃって、最初に考えたのは、「母の世代がな〜んにも考えずにこんなシステムを温存していたから私がこんな目に遭っているんだわ」と思ったんです。
それで、自分の娘の世代のためにも、PTAという組織が上手く行くことよりも、「保護者にとって危険なPTAを無くす方が良い」と考えるようになりました。

偽善者さんに、お嬢さんがいらっしゃるかどうかは存じませんが、もしいらっしゃったとして、将来、変なPTAにぶつかってしまう危険性はゼロじゃないと思います。
「卒業するまでに一回は委員を引き受けていただきます」と書かれた紙は、私が卒業する前とまったく同じ文面で配られ続けています。
実は、私が所属していたPTAよりももっと酷い状況のPTAがあることも知っています。
家族の介護とか自分の病気とかで、診断書を提出させるようなPTAが実在しています。

ですので、できれば、下の世代のためにも、安全なPTAになって行くように、お力を貸していただければ嬉しいです。偽善者さんのいらっしゃるPTAは、偶々偽善者さんが良い方だから保っているだけで、数代後のPTA会長が締め付けのキツイPTAに変えてしまう危険性は無いでしょうか?
ただ、現役のPTA会員が、内部からPTAを改革しようとすることには危険を伴う場合があります。だから、今すぐにとは申しません。お子様が大学生くらいになってからで構いませんので、どうか、よろしくお願いします。
とまて 11-12-20 21:53:27

2010/05/26(水)
憂鬱な検索(笑)
[PTAからの自由]
“PTA役員、診断書、免除”の3点セットでgoogle検索すると、今(2010年5月26日、22:09)現在“約 2,770 件 ”で、ま、沢山ヒットいたします。なんで、こういう単語の組み合わせを思いついたかというと、PTA役員とか委員を選出する際、“免除規定”というのが存在する学校があるらしいのですね。そして、病気を免除理由にする場合は、診断書の提出を…という。お医者様に診断書を書いてもらうのは、普通は数千円掛かることですし、それを何処かに提出するということは、プライバシーの開示というリスクを伴います。普通は、それだけのマイナスを補って余りあるメリットがあるから、診断書を提出する訳ですよね。

 ところで、PTA、です。入退会自由であるところのPTAなのですから、お金をかけてお医者様に診断書を書いていただいたり、プライバシーをばら撒くよりは、退会したほうがいいんじゃないか?と判断する人は多いのではないかと思うんです。どうしてそうしないのでしょう?

 又か、と言われるのを覚悟の上で書くと、“入退会自由”であることを知らない人が多いまま、長い年月を積み上げてしまったことで、起きる悲劇の一つだと思うんです。事情がある本人が、PTAが実は入退会自由であることに気付いてない場合も未だ未だ多いです。または、事情がある本人だけが入退会自由に気付いたとして、PTA全体にそのことを伝え、説得するというのも難しいです。“ずるい”とか言われちゃうのよ、あ〜あ。

 ちなみに、私が属していたPTAでは“免除”なる言葉は使いませんでした。「仕事は理由になりません」とか「線引きが難しい」という言葉はよく耳にしましたが。「仕事は理由になりません」とか「線引きが難しい」も充分気持ち悪いのですが、“免除”という言葉はそれ以上に凶悪だと思うんです。何なんですか、その無闇に偉そうな表現は(爆笑)。

 やっぱり『PTA みんなで変えれば 怖くない』ってな感じで、PTAに入らないのも個人の選択の自由であり、特別なことではないのだ、ということが出来るだけ早く、一般認識になると良いですよね。

2010/06/05(土)
『優良PTA文部科学大臣表彰新基準の周知状況』
[PTAからの自由]
『優良PTA文部科学大臣表彰新基準の周知状況』 in 『素晴らしいPTAと修羅場らしいPTA』

 私も参加させていただいているWebサイト『素晴らしいPTAと修羅らしいPTA』に新しいコンテンツができました。2010/5/12の日記でご紹介した、優良PTA文部科学大臣表彰新基準の周知状況が、なんと、都道府県別の一覧表になっているんです。このサイトに参加していただいている、ハンドルネーム味噌味さんが、調べてくださった結果を公開したものです。

 この表によると、奈良県は事務連絡を市町村に配布することなく、“前向きに検討”なので、今年度の候補者選びには反映されないみたい。でも、“前向きに検討”なので、来年は大丈夫かな?

福島・新潟・大阪・兵庫・香川・大分・佐賀では、PTAの任意加入はすでに周知済みだそうですよ、素晴らしいですね!

2010/06/21(月)
任意加入でないPTAは存在しない
[PTAからの自由]
 2010/6/5の日記にて、ご紹介した、『優良PTA文部科学大臣表彰新基準の周知状況』についてなのですが。青塗り(PTAが任意加入であることは既に周知済みなので、改めて連絡する必要が無い)グループの中の一つ大分県について、一つ気が付いたので書いておこうと思います。

 Web上で『PTAの手引き』とか『PTAのしおり』のようなものを公開してくださっている自治体は意外に少ないのですが、大分県はバッチリ『PTA活動の手引き』のPDFを公開していらっしゃいます。分りやすい内容ではあるのですが、一点、気になったのは、

P1の下部
2.PTAの性格
PTAは、子どもの幸福を願って会員自らが学習し、実践していく成人団体であり、社会教育関係団体として位置付けられており、社会教育審議会の報告「父母と教師の会のあり方について」では次のように述べられています。
○PTAは、在籍する児童生徒の親及び教師によって学校ごとに自主的に組織されるものである。
○PTAは、会員の総意によって民主的に運営され、特定の政党、宗教にかたよる活動やもっぱら営利を目的とする行為を行わない。
しかし実際には子どもの入学、卒業によって自動的に入会・退会する自動加入的な団体となっています。

改めて、『優良PTA文部科学大臣表彰新基準の周知状況』の大分県の詳細を見てみれば、
任意加入でないPTAは無い。 任意は周知している
要するに、実際は自動加入的な団体になっていたとしても、本来は任意加入の団体なので現状維持で良いじゃん!ってことなのかしら?

 それとも、Web上にあるPTAの手引きは、古いバージョンであって、新しく、PTAは任意加入団体であって、入退会はいつでも可能です、と明記してあるのでしょうか?もしそうでしたら、申し訳ないことですが…。

 すでに“周知している”というグループは、福島, 新潟, 石川, 大阪, 兵庫, 香川, 佐賀, 大分,と現在は8県ですけれども、もしも同じパターンだとしたら、実質的には赤い色やオレンジ色で塗られた県と殆ど同じ状況のように思えるのです。折角文部科学省が、PTAの強制に困っている人を助けようとしているのに、気付かないうちにそういう人たちを見捨てて情報を遮断していることになってしまうのですから。

 もちろん、教育委員会の方々は困っている人を見捨てるために態々“事務連絡”を遮断しているはずはありません。多分、本当に困っている方々の存在をご存じないからこういうことになっているのだろうと思うのです。これらの府・県にお住まいの方で、PTAの押し付け合いで心身の健康を崩してしまったり、家事・育児・仕事とPTA活動との時間の配分に困り、子供にしわ寄せが行くような事態に至ったことが在る方々は、来年度は、入会届・退会届を整備したPTAでなければ、優良PTA表彰を受けられないという状況を作るために、匿名でも良いので教育委員会に電話をしてみませんか?現役のPTA世代もそうですが、卒業生の保護者だったら、更に電話も掛けやすい筈です。自分の番はもう終ってしまっているけれども、下の世代の母親達が助かりますし、巡り巡って自分の子供が親になる頃助かるかもしれないですよ!!要望というよりも、情報の伝達が主体で、いかがでしょう!?

[1]次のステップ
とまてさん
次のステップへの分かりやすい問題提起、ありがとうございます!

来年度は、自動加入のPTAが一校たりとも表彰されないようがんばるんばと思いを新たにさせてもらいました。

ちなみに、昨年度、文科大臣表彰優良PTAとして県に対して推薦されたPTAが、なんと!すべて自動加入であった横浜市ですが、今年は、9校中、5校は依然として自動加入ですが、4校は任意加入になり、昨年度より改善されています。

話を戻しまして、佐賀や大阪等の「任意であることを周知している」と答えているところについても、時間を見つけて、「ほんとうにそうなってるの?」と問うていく必要がありそうですね。
まるお 10-06-21 18:43:38

[2]Re:次のステップ
>まるおさん
コメントありがとうございます!
そもそも、横浜のPTAシンポジウムhttp://www.kyoikushien.org/pta_info.htmlにて、優良PTA表彰について触れてくださったのは、まるおさんでいらっしゃいますよね。

PTAは入退会自由を知ったところがゴールでは無くて、スタートですから、長い道のりではありますけれども、自分達の子供が親になる頃には、土足で生活に踏み込んでくるようなPTAは無くなるように願っておりますので、非力ではありますが見守って生きたいと思います。

今後ともよろしくお願いしますm(__)m
とまて 10-06-21 18:52:07

[3]土足で生活に踏み込んでくるPTA
>とまてさん
たびたび失礼いたします。

「土足で生活に踏み込んでくるPTA」
これ、本当にそうですよね!

とまてさんもそのような体験をされたわけですが、それは決して特殊な体験ではなく、全国いたるところで繰り返し起こっている悲劇である。
PTAの内部に入らないとなかなか見えにくい事実だと思います。

土足で人のうちに踏み込んでくる執行部や推薦委員の人たちも、こんなことがいいことではないと分かっていながら、追い詰められて暴走してしまっているのだと思います。

優良PTA表彰制度の適切化は、その暴走に対する強力なブレーキになることが期待されますね。
こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします<(_ _)>。
まるお 10-06-21 20:17:33

[4]Re:土足で生活に踏み込んでくるPTA
>まるおさん
 はい、介護で忙しい方などに、「そもそもPTAって学校と別組織で、入退会自由なんですよ。事情がある人は役員や委員をやる義務は無いですよ。」と説明すると、ホッとした顔をされましたもの。

 義務だと思い込んでいることを“免除”されていると思っているよりも、「自分が活動できない状態だから活動しない」と考えることが出来たら健全ですよね!実際にそれが正解なのですし。
とまて 10-06-21 21:06:15

2010/08/02(月)
PTAは「新しい公共」を切り拓けるか
[PTAからの自由]
フォーラム
PTAは「新しい公共」を切り拓けるか
大人の元気が子どもの元気!


というイベントに参加することにしました。

PTA関係の文書って、何だか上滑りだったり、よく読むと意味があんまり通ってなかったりすることが多くありません? 自分の読解力が無いせいかもしれないですけれども(笑)。

でも、このサイトに昨日上がった『提言:「新しい公共」の中でのPTAのあり方。そして、学校運営協議会との関係について』は、繰り返し読むと染みこんできそう。

だいたいさぁ、リスクをとって出産して、学齢期まで育てて来た女性達ってもうちょっとリスペクトされても良くないですか?
何で、PTAに協力するのしないので、色分けされなくちゃなんないの? PTAに加入したり、PTA活動に参加したりするのは、強制されたりしてはいけないことだし、参加しない人をズルイとかいう人は、自分も納得していないのだから辞めればいい。また、熱心に活動している人に対して、自然に尊敬の念が湧いたりするのはいいんだけど、負い目を感じる必要も全く無い、という所から、ボランティアっていうものを考え直したいと思うんです。

未だ、お席が空いているみたいなので、東京近郊の方で、参加したい方、『オフィシャルサイトの連絡先』か、『リヴァイアさん、日々のわざ』に、フルネームとお住まいの都道府県を添えて、申し込んでみませんか?

 あぁ、とまて日記/ミラーのこの下のコメント欄に入れてくださっても、取次ぎできます。オフィシャルには8月4日までと書いてあり、そこを過ぎると連絡を確実には取れないかもしれないけれど、当日ふらりと来てくださるのも歓迎だそうです。

[1]無題
こんばんは。お久しぶりです。ちょっとHN変えてますが分かるかな?

>何で、PTAに協力するのしないので、色分けされなくちゃなんないの?
めちゃ同意します。うちの地域ではどんな状況下にいようとPTAに協力する事が「当たり前」となっています。本当に息苦しい世の中だ。出来ないなら出来ない、出来る事を無理なくしましょう、でいいじゃんね。頭が固い、視野が狭いというか何と言うか。認識が違う人間と幾ら話しても時間の無駄なんだと最近はつくづく感じます。

ボランティアって、この国に浸透するのは今は無理なんじゃないかって思います。他人を無償で気遣う、思いやる、配慮するってこの国の文化にはなかったような気がする。向こう三軒両隣だって、結局は暗に何かしらの思惑が絡んでる。心の底から隣近所を大切にして敬う行為じゃないような気がする。狭い地域で、逃げ場のない島国で火の粉をかぶらないような処世術と言うか。無償で他人を気遣う事を説かれたキリスト教と言う信仰上の目的があるならまだしも・・・。この国で今、ボランティアなんて無理だよ。気持ちの余裕や純粋な信仰心があって初めて出切る事だと思うんです。
花^^; 10-08-03 20:06:46

[2]Re:無題
>花^^;さん
わ〜い!お久しぶりです♪
素晴らしいPTAと修羅場らしいPTAのオープンBBSにも書いたのですが、ボランティアをボランティアとして受け止めるようになったきっかけは、ボランティアサークルに入っていた友人が、「ボランティアをしないでいることを負い目に感じることはないの、私は好きだからやっているだけなんだから」、ということを教えてくれたんです。
 ボランティアをする・しないに、重たいものを感じていたと思うんですが、その友達の御蔭で、やりたくないボランティアをしないことにも平気になりましたし、やってもいいな、と思うボランティアは、一緒にやる人が居なくても、一人でも気負わずに出来るようになったという面も有りまして。

 凄く逆説的なんですが、ボランティアをやっている人を尊敬しなさいとか、感謝しなさいとか、言っているうちはダメなのかも、と思いました。

 自然に感謝の念が湧いたり、尊敬する気持ちになったりするのはOKなんですが…。

 で、PTAは、入退会自由にしないと、ボランティア精神を育てるどころか矮小化する装置になっていそうな気がします。冗談じゃないですよね?あの被コントロール感って。
とまて 10-08-03 23:35:57

2010/08/07(土)
フォーラム・PTAは「新しい公共を切り拓けるか」に参加しました
[PTAからの自由]
昨日は、ホテルの予約だけはして有ったものの、新幹線の切符なんかも行き当たりばったり。でね、東京のJRの駅からホテルまで歩いていったら、地下鉄代浮くじゃん!と思って、歩いてみた。パソコンまで背負っているのにどっちゅうこともなかったっすね。やっぱりバイトに行くとき往復8km歩いているのは伊達じゃない。ただ、また地図を家に置いてきちゃったんだなぁ(バカだねぇ)。

 今日のフォーラムは、何か熱かったです。会場から発言希望者が殺到なんだもん。司会の早川さん、「トイレ休憩無しで時間延長」宣言(笑)。「出来ることを出来る人が無理なく楽しく」実践されているPTAが普通だといいと思いません?
実は、私、自分がPTAに入る前は、それが当たり前だと思っていた節があるのです。秋津コミュニティの岸裕司氏が、逆になっているPTAが多い「出来ないことを出来ない人が無理して楽しくない」。思わず笑ってしまいません?経験者の皆さま??

 前にも書いたんですが、PTAが温存されていて、並行して“おやじの会”みたいな感じで「出来ることを出来る人が無理なく楽しく」やる会を作っちゃっている人にお願いしたいのは、「出来ないことを出来ない人が無理して楽しくない」PTAを作り変えるか壊すかを先にして欲しいっていうこと。
 私が参加していたPTAの有る学校は、PTAの外に「出来ることを出来る人が無理なく楽しく」やる会ができてしまったために、返ってPTAって詰まらないルーチンワークがメインになっちゃったんですよね。美味しい所だけ持って行くんじゃねぇっ!と内心大いに思っとった訳です。

 実際には“おやじの会”みたいにフリーな会だったけど、そういう名前じゃなくて男女合わせて参加でした。奈良は、多分母親委員会なんていうのも無いと思う。女性会長もそれ程少なくないし。生徒の名簿は未だに男女別だけどね。

 さて、明日は、速攻で帰るのか、AM中くらいは東京見物するのか。二年ぶりくらいで一人旅して思ったのだけれど、新幹線から景色見るだけでも新鮮なの。ほんのり目頭が熱くなるくらいなもんですのよマジで。「可愛い子には旅をさせよ」っていうけどね、専業主婦にも一人旅の機会を持たせるのは意外と大切なんじゃないかって気がしました。言っとくけど、一人旅って子供連れじゃないからねっ!!

[1]お疲れ様でした!
とまてさん、フォーラム参加、お疲れ様でした!
長丁場での、ご活躍、しかと拝見致しました(*^_^*)あの熱い討論を聞きながら、的確なTwitterを流せるのってすごいです!リスペクト〜♪
返す返すも、お会いできたときにサインをいただけば良かったと、後から気づいて公開しておりました(T.T)ぼけておりましてほんと申し訳ありません。
岸さんの「出来ないことを、出来ない人がして、無理して楽しくない」ってホント言い当ててますね。わたしもおかしくてにやりとしてしまいまいした。

では、一人旅を満喫されつつ、お気を付けてお帰り下さいませ!
猫紫紺 10-08-08 16:26:44

[2]Re:お疲れ様でした!
>猫紫紺さん
コメントありがとうございます!
Twitterは、的確よりも言いたいことを残しておこう、という気持ちで(笑)。
 PTA関連のフォーラムで、あんなに盛り上がるなんて、素晴らしいですね。
 『PTA問題は存在する』ということを、宣伝していきたいですよね!!
とまて 10-08-08 17:30:03

[3]公開しても良いですか?
会場でお目にかかったHさま、コメントありがとうございます!!
内側から、解きほぐすように努力されていらっしゃることをお聞きして、本当に素晴らしい!と思いました。
コメント、公開しても大丈夫ですか?
大丈夫の場合は、このコメントの下に、もう一回お名前とOKである旨、お願いします。
(そちらは、公開しません)
無理な場合は、ニックネームを付けて、再度、公開可能な形でお書き込みくださるとうれしいです。
とまて 10-08-09 21:37:14

[4]はやし様から戴いたコメント
このブログ、コメントを再編集する機能がありませんので、私が、ハンドルネーム変えて、ご紹介させていただきますね。
------------------------
ひとり旅を終え、暑い奈良で、きっとフォーラムのテープ起しをされてるんでしょうね。無理をなさらないでと言いつつ、それが出来上がるのを楽しみにしている怠け者です。
川端さんに誘われ、大人の夏休み自由研究というスタンスで、フォーラムに参加。とまてさんに会え、うれしくなって、どうしようかなと迷いつつ懇親会まで参加してしまいました。多くの方とたくさんお話ができ、しかもフォーラムでの私の拙い発言に同意してくださる方から励ましまでいただき、年甲斐もなく舞い上がってしまいました。
とまてさんに促され、おずおずとコメントさせていただきました。
実家が西大寺の親父です。
とまて 10-08-10 19:11:06

[5]Re:はやし様から戴いたコメント
>はやしさん
それが、未だ、完全録音が届いていなくて、今は、Twitterの整理をしております。
でも、テープ起こし、しようと思ってます。励ましてくださってありがとうございます!

 はやしさんの、ようなアプローチこそが、まさに草の根民主主義の王道と思います。良い方向に進まれたら、是非、情報を発信なさってくださるよう、お願いしたく。

 草の根民主主義的な手法が難しすぎる地域も有るとも思っていて、http://www3.kcn.ne.jp/~tomate/text/AboutPTAindex.html 「PTAまとめ」を書いたころも、先ず、リベラルな地域で改善して、地方にも波及させて欲しい、と願っていたのでした。

ところで、西大寺!!奈良の中では要となるターミナル駅なのでよく利用させていただいています。今度、お寺の方も行ってみたいです♪
とまて 10-08-10 19:26:39

2010/08/17(火)
日P、今年もテレビ局に強く要請―或は、私の読解力の行方は如何に?
[PTAからの自由]
今年も日P新聞7月号が出ましたよ〜!!楽しいから、皆さんアクセスしてみてくださいね! ちなみに、去年も似たような文章を読んだ記憶が。

平成22年6月3日
テレビメディアの青少年の健全育成への配慮に関する要望書
社団法人日本PTA全国協議会
会長 相川敬

(テレビ局へ)

 大きく変貌し続ける社会にあって、子どもを取り巻く社会・生活環境も大きく変化しています。少子化や核家族化の定着、子どもが自由に安全に遊べる場所の減少、テレビ放送の多チャンネル化、ゲーム機器の娯楽性の多様化、情報通信の進歩などで子どもを取り巻く社会・生活環境の変化はさらに予測し難いものになると思われます。
 このような中、今年度も「子どもとメディアに関する意識調査」を実施しました。

 去年は、日Pの活動について紹介系のお言葉でしたが、今年は、子供の環境に焦点があたりました。思われます、って受動態だけど、主語が誰なのか?私はこういうのは苦手なんですが、この場合は簡単です。相川敬氏です。さらに予想しがたいものって、いつと比べてなんでしょう??

 今回の調査結果を見ると、「見せたくない番組」より「見せたい番組」の方が数値が高く、保護者の間では、テレビ視聴は送り手の問題もあるが受け手の自己責任という意識が芽生えつつあります。

$とまて日記/ミラー


H16年度からの資料によると、一貫して、「見せたい番組」の数値は1.4倍を割ったことがありませぬ。芽生えたのは、きっと5年以上は前なんでしょう。特にH17年は突出してますねっ!!

 しかしながら、子どもにとって好ましくない番組は、第一義的には家庭の責任であるとの認識は十分に理解した上で、番組制作会社、放送会社におかれましても人格のある法人として健全な社会を構成する責任は保護者と同じと考えます。人格形成期の児童生徒に対するテレビメディアの及ぼす影響は大きく、今後さらに、携帯等インターネット機能を持つ端末とテレビメディアの境がなくなりつつある中、有害情報に子どもが直接さらされる危機が増え続けることは看過できません。

私は去年、初めて知ってしまったのです。子供にとって好ましくない番組は、家庭の責任だ、ということに。そして、今年は去年と違って、看過できないのだそうです…。

 自由で豊かな日本であるために、表現の自由を尊重しつつも、現状を鑑みるに児童生徒の健全育成をはかる上で、放送会社、制作会社に左記(原文は縦書き)の事項を強く要請いたします。


相川敬氏が、要請されるんですよね、きっと。


一、番組の制作及び放送にあたり、テレビメディアの影響力と、テレビ局の社会的責任を充分に認識され、今回の調査を真剣に受けとめ、今後の番組放送に反映させていただきたい。
そう、今年7連覇の「ロンドンハーツ」は、「見せたくない」4.6%(3,676人中168票)、「見たい番組」0.7%(3,869人中29票)でした。というデータを真剣に受けとめるといいですよね!
一、番組の中で、児童・生徒を消費者としてのみ捉えたり、携帯や有害サイトなどの情報を教育環境の浄化の視点から配慮をし放送していただきたい。
「児童・生徒を消費者としてのみ捉え」…に引っかかっている場合か!もう、3年目ですものね(涙)。
一、メディアリテラシーの重要さを認識し、視聴者と双方関係を持つ議論を深めていただきたい。
議論を深める、っていうことは、一方的に、何か決め付けたりしないってことだよね!いいかもしれな〜い!
[付言]日本PTA全国協議会は、児童生徒に多大な影響を及ぼすテレビメディアのみならず、インターネット等広範なメディアに対し、今後も重大な関心を持って臨み、児童生徒の健全育成の観点から好ましくない番組等のコンテンツについて関係諸団体に広く呼びかけ、内容改善のための世論形成に努めてまいります。
去年のおさらい。日Pは世論形成に努めるのです。ということが分ったので、今年はさらに、世論形成に努めるなら、関係諸団体じゃなくて、世論に呼びかけたらいいんじゃないかという気がしたりとか、テレビ局以外のところにも呼びかけるんだからね、お宅だけじゃないので…って言いたいのかな?とか、新しい疑問が湧いたりとかするのでありました。

[1]約1千万会員?!
今年の要請文書の面白さは、昨年・一昨年の文書の冒頭にあった【社団法人日本PTA全国協議会は、全国61地方協議会約1千万会員とともに】というインチキ枕詞ふうの目くらまし言葉が雲散霧消したことかもしれない――と私は思います。
『TV局から「ウソツキ団体の要請など聞けません」と言われたんじゃないかな…』とも思えます(笑)。
FJN 10-08-19 13:37:58

[2]Re:約1千万会員?!
>FJNさん
少し、シンプルな表現になっているように感じられたのは、テレビ局からの逆クレームが理由だったのですね(にっこり)!!

『「見せたくない番組」より「見せたい番組」の方が数値が高く、保護者の間では、テレビ視聴は送り手の問題もあるが受け手の自己責任という意識が芽生えつつあります。』は、不思議なデータの読み方を発明されたなぁ、と心配です。

視聴者の自己責任感を問題にするなら、「見せたくない番組がある」24.5%の中で、さらにスポンサーに責任ありとした64.7%、即ち有効回答者数の中の15.8%以外の人は、自分でチャンネルを変えればいい、と考えていると読むのが、普通の考え方だと思うのです。

見せたい番組がある÷見せたくない番組がある、を計算して、別に今年だけじゃなくて、ずっとそうなんじゃないの?と書いてみたものの、こんな変なデータの読み方も、テレビ局から突っ込んで欲しいですよね!?
とまて 10-08-19 16:48:48

[3]ビデオリサーチ社他にお任せしましょう
元職場で話題になったことはなく、資料を拝見したこともありません。最近の事情はわかりませんが、多チャンネルになったものの、地域によって番組表は違いますから、統計学に沿った抽出方法か?疑問です。

会長地元自治体に住む知人に聞いたところ、単P(日P所属)、学校(保護者会)で話題になったことはないそうです。
元テレビ局社員 11-08-11 09:36:58

[4]Re:ビデオリサーチ社他にお任せしましょう
>元テレビ局社員さん
現在、Amebaのコメント表示がおかしくなっているようです。
これ、表示できるといいのですが。
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いらっしゃいませ!
私、この統計は突っ込みどころ満載だと思っていて、統計データを調べて長めの文書を書いています。
http://www3.kcn.ne.jp/~tomate/shuho/2008/VIVA_jp_PTA.html
ソースデータは、日Pのサイトでも公開していまして、そちらへのリンクも貼っておりますので、ご覧いただけましたら幸いです。

見せたくない番組No.1のロンドンハーツでも、一番多い年で反対票は4%です。100人中4人の保護者が「見せたくない」と言っている番組のスポンサーに圧力かけることに何の意味があるのでしょう??

という、突っ込みをする人が少なすぎる気がします。

そして、以前、文科省の肝いりで(ひょっとして国税で?)行われていたモニタリング調査では、実際に「クレヨンしんちゃん」をモニタしていただいた結果、「見せたい」と思った人の方が多かった、という記録もあります。

http://ameblo.jp/yodandesu/entry-10332739557.html
日Pさんの、平成21年6月10日の要請文はもっと味わい深いです。メディアの方は、放置なさらずに、日本PTA全国協議会という素敵な団体について、一般社会にご紹介いただけたら良いと思います。
とまて 11-08-11 11:16:30

[5]お腹が痛いです
>とまてさん

詳しくありがとうございます!

不謹慎でしたら申し訳ありません。どうしても笑いが止まらないのです。

元社員としての私個人の考え方ですが、あいまいな調査分析を番組関係者に見せられるのは「迷惑行為」なので、相手にされないのではないでしょうか。ですから、多忙な元同僚他に日Pを積極的に紹介する気持ちがわきません。また、調査自体即廃止を希望します。その費用で情操豊かな映画会するなり、本を寄贈するなりの方が子供は喜ぶと思うからです。個人的意見ですがm(_ _)m

例の冠番組宛てに投書して司会タレントさん直々に某団体へ渇を入れていただく企画等は面白そうなので激しく賛同します。それこそたくさんの子供に是非とも見て欲しく、数字(視聴率)取りと日Pの現状を周知できるのではないでしょうか?一提案。
元テレビ局社員 11-08-11 11:41:35

[6]Re:お腹が痛いです
>元テレビ局社員さん
調査中止には全く賛成です(笑)。

日Pの財源をご存知ですか?元々は、各小中学生の保護者からのPTA会費から上納金を取っているのと、文部科学省からの補助金ですよ。
ところが、多くのPTA会員は、上納金が幾ら払われているか知らずに居ます。確か、今年から子供一人当たり6円→10円に値上げになったのでしたか…。

意見も言わせず、お金だけ吸い上げられている気がしてならないのは私だけでしょうか?

尚、ロンブー淳さんと、日P幹部とのラジオ番組は既に放送されています。
http://www.asahi.com/showbiz/news_entertainment/TKY200812110041.html

『子どもに見せたくない番組』の統計と、『モニタリングによるテレビ番組の実態調査』の結果を都合よく混ぜ合わせて、話が進み、「そこ突っ込むところなのに…」と涙にくれながら聴きました(笑)。

やっぱり、真面目に報道系の番組で一度話題にした方がいいのではないかと思います。

http://www3.kcn.ne.jp/~tomate/shuho/2008/20081220_3.html
あとがきにも書きましたように、PTAで本当に問題なのは、ただの『社会教育関係団体』に過ぎないのに、学校の一部の様な顔をして、入学してきた子供の保護者を自動的・或いは半強制的に会員にして、本来は希望者からしか取れない筈の会費を詐欺紛いな状態で徴収し、また、学校の雑務をPTAの役員・委員に割り振らせているという点です。

「子どもに見せたくない番組」問題は、全く氷山の一角に過ぎないのです。
PTAの入退会自由が保障されないまま、「新しい公共」家庭と地域で学校を支えよう、などという話が進められてしまったら、もう、子供を産んで"学校の小間使いをさせていただく"のか、子供を産まないかの選択を迫られることになるかもしれないとまで思っております。
とまて 11-08-11 12:36:13

[7]子供に周知→突き上げはアリですか?
>とまてさん

切実な問題に立ち向かっていらっしゃるのですね!世論を動かすのは継続的なパワーがいると思います。頭が下がります。

身近な子供から大人へ違和感を言ってもらい、大人に気づきを与える(私は直接的で効果抜群と勝手に予想しています♪)方法は試されましたか?(ご予定はありますか?)

調べたところ、会長さんの学校の近くに県内「公立の」トップ高校があります。数学研究会の高校生にとまてさんの考察を読んでいただくとか、署名活動を紹介するとか…いかがでしょうか?

最近各地で子ども議会が流行っているようですし、真実を子どもに知らせてもよいかなぁ〜と思います。
元テレビ局社員 11-08-11 13:03:33

[8]Re:子供に周知→突き上げはアリですか?
>元テレビ局社員さん
 きちんとした校長先生がいらっしゃる学校でしたら、とっても有効だと思います。
 PTAと言えば、T(教員)も込みですので、今の惨状を招いているのはTの力も大きいのですよね。
 退会しようとすると、圧力をかけてくる校長なども居ないことも無いらしいのです。
http://antinews.exblog.jp/9018061/

ネット署名活動は、現在進行中です。http://pta.my-sv.net/signature_activity/index.html
なかなか署名が集まらないのは、PTAに直面している世代の女性にネットユーザーが少ないせいなのでしょうか?
 意外に父親はPTA問題をご存知無かったりすることも有るのですよね。
 高校生・大学生が大勢署名してくださったらとても助かるのですが。
とまて 11-08-11 13:27:51

2010/12/12(日)
味わい深い都小Pのブログを堪能しよう!
[PTAからの自由]
社団法人 東京都小学校PTA協議会
東京都小学校PTA協議会広報委員会による公式ブログです。

の12月9日のブログが面白いのです。
漫画家ゆうきまさみ氏のTwitterを拝見していて知りました。
(私は、『究極超人あ〜る』全巻と、パトレイバー劇場版のビデオを持っているんだゼ)尚、ゆうきまさみ氏が注目していらした7段目を赤で強調表示しています。
青少年健全育成条例改正案の成立に関する緊急要望書を再度提出

11月30日に開会された都議会第四回定例会に、「東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を改正する条例(案)」が再度提出されたことを受けて、都小Pは12月3日(金)、石原都知事をはじめ、都議会議長、副議長、各会派を訪れ、再び成立に向けた要望書を提出いたしました。
この要望は、子どもを持つ親として、子どもの健全な成長を守るための当たり前の願いです。
今回提出した要望書の全文は以下の通りです。
皆さまのご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

【リンク】

※東京都青少年の健全な育成に関する条例改正案について(東京都青少年治安対策本部)

※東京都議会

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青少年健全育成条例改正案の成立に関する要望

  青少年の健全な育成を図るため、児童ポルノの根絶や青少年を性的対象として取り扱う漫画・アニメ等の蔓延防止と、青少年のインターネット利用環境の整備に関する以下の規定を盛り込んだ青少年健全育成条例改正案が、第1回都議会定例会に提出されました。

○子どもを守るため、子どもが健やかに育つために、みんなで児童ポルノを根絶する責務を自覚すること

○漫画やアニメのうち、幼い子どもが自ら性交を求め、快楽を得ているかのようなものや、親子や姉弟・兄妹間の激しい性交があたかも愛情表現の一環であるかのように描かれているものなど、子どもに対する悪質な性行為を描いたものを、子どもに見せない、売らないようにすること

○携帯電話を介したインターネットの有害情報を巡り、子どもが児童買春などの犯罪やトラブルに巻き込まれたりすることのないように、フィルタリングの実効性を確保すること

私たち(社)東京都小学校PTA協議会は、第1回都議会定例会で審議中の今年3月、そして第2回都議会定例会で審議中の今年6月に、それぞれ条例改正案の早期成立を求める要望書を提出しましたが、私たちの願いはかなわず、条例案は否決されてしまいました。

しかし、これらの規定は、子どもたちが児童ポルノの犠牲者となり、その姿がインターネット上で永久に大人の性的視線にさらされることのないようにしたい、悪質な漫画等に幼いときから触れることで子どもの性的な常識や価値観、判断能力が歪められないようにしたい、インターネット上の有害情報をきっかけとして子どもが被害者・加害者になることのないようにしたいという、親としてのごく当たり前の願いを反映したものです。

特に、漫画等については、性的刺激の強いものを青少年の目に触れないように区分陳列する制度が、条例に基づいて既に長年にわたり実施され、定着しています。それにもかかわらず、一部には、今回の改正に限って、表現の自由を侵害する恐れがある、漫画家等の創作活動を萎縮させるなどとして、この条例改正案に反対した人がいました。

このような主張に与し、大人が子どもの健全な成長を妨げることを許してよいはずがありません。

私たち大人には、子どもを守る社会的責務があります。児童が性的対象になることが野放しの状態となっている現状は、一刻も早く改善していくべきと考えます。

子どもの尊厳を守る社会、子どもを守る社会の実現を目指して、私たちは、あらためてこの条例改正案を支持し、12月の第4回都議会定例会で成立を期されるよう、強く要望します。
カテゴリー: 広報委員会 ? kouhou 00:39

 既に、対策が定着しているという認識なのに、何で新たに規制強化する必要があるんでしょう?まさに、“漫画家等の創作活動を萎縮させる”のが目的なんじゃないか、と、逆に気になり始めました。

 児童ポルノは、被写体となる実在青少年が被害者になる危険性があるのでOUTですが、漫画・アニメには直接の被害者がいません。恣意的に混在しましたか?

 この文章を読む限り、レーティング・ゾーニングは、既に定着しているんですよね?不足なら、個々の作品について市民として通報したら良いと思います。そんなことに税金使わないで欲しいなぁ。勿体無い。東京都って、確か、『新銀行東京の経営が悪化』で大変なんですよね?

 何回も言うけど、子供を持つ親として、表現の自由の無い、不健全な未来を望みません。


 ところで、このところ再開したネットサーフィンで突き当たったのですが、何で一部の保護者が表現の自由を歪めてまで子供たちの周りに情報遮断壁を置こうとするのかを考察されている文章に出会いました。『母親の皆さんに 児童ポルノ法&東京都青少年健全育成条例改正問題について』

 私は、女の子の親が心配してこの条例案に賛成しているようなイメージを持っていましたが、不安なのは、むしろ男の子の親なのかな?

 だけど、これも何度も書いているけど、殺人・窃盗など、諸々の漫画・アニメ・映画・小説を読んでも、普通の人はフィクションだと認識しているので、大概大丈夫なんですよ?これを書いちゃオシメーヨ!と思ってたことを書くけど、物語を読んだりすることだけで完結し、解消されるストレスだって有るわけでしょ?源氏物語の時代から、そうだったんじゃないのかな?
 非実在青少年は、実在の青少年の災厄を引き受けてくれる、形代(かたしろ)の役割を担ってくれているような気がしてならないんです。

あ、少女が被害者になる犯罪減ってる!

 都民の皆様、14日くらいまでに、もしも余裕がありましたらば、ご近所の都議の方の事務所に行かれたり、知人の伝を辿ったりされて、表現の自由を守って欲しい旨お伝えくださいませ。

[1]2度目の【再度】
いわゆる「都小P」を名乗る社団法人が広報系と称するブログで【再度】を使用するのは、12月9日ので「2度目」です。
1度目の【再度】は6月11日でした。
そして、リニューアルした広報系と称するブログからは、今のところ、その6月11日の記事にアプローチできません。
http://ptatokyo.jugem.jp/?eid=188
http://ptatokyo.com/blog/?m=201006
…私のPCが不調なのだと思います(笑)。
FJN 10-12-12 10:23:55

[2]Re:2度目の【再度】
>FJNさん
うわぁ、この赤い部分の文章はコピペでしたか!今までちゃんと読まずに居てうかつでございました。

ワタクシ、緑色(リニューアル前)のブログと、白色のブログの月別の記事数を全部チェックいたしました(物好き)。
緑色のブログは全部で201、白色のブログは全部で199。
差分の2記事の不足は、両方2010年6月分です。
ブログの引越しの際のバグでしょうか(^^♪
とまて 10-12-12 11:25:53

[3]不足…?
都知事の言を引用して以下のように評せる気がします。
――「どこかやっぱり足りない感じがする。マイノリティーで気の毒ですよ。連中が平気でやるでしょ。日本は野放図になり過ぎている」――
無論、いわゆる【都小P】がマイノリティーであることは事実で、それは全く「気の毒」ではありませんが、PTAを自称する「連中」が【情報操作】のような広報を「平気でやる」実態は確かに「野放図になり過ぎている」という印象を受けます。
…私の勘違いかもしれません(笑)。
FJN 10-12-12 12:26:19

[4]Re:不足…?
>FJNさん
 情報と意見は別物ですものね?
『児童が性的対象になることが野放しの状態となっている現状』が何処かに有るのなら、それは違法ですから、そっこく警察に届けて欲しいです。
 非実在青少年のことなんて考えている余地は有りませんよね?
とまて 10-12-12 13:26:13

[5]「程度」の問題
とまてさん、失礼します。

殺人や窃盗と「性」は、人の生活とのかかわりの程度がぜんぜん違うように思います。
殺人や窃盗はそれと一生関わらないのが普通でしょうが、「性」の問題と関わらない人はまずいないと思います。
また、源氏物語と問題のマンガも、その直接性(→影響力)がまったくと言っていいほど違います。

子ども(大人にも)への影響力の大きい「性」を題材に、鬼畜的な内容を【露骨】に描いたものが、子どもがきわめて容易に見られる状態にあることに大きな問題を感じます。

そういう意味で、私は、「ゾーニング」はぜんぜんできていない、あるいは足りていないと思っています。
この自分の考えと、成立が目指されている条例との関係はこれから勉強してみたいです。

なお、別のところでもこのテーマについては議論させていただいているので、読み流していただいてもけっこうです。
まるお 10-12-13 14:08:21

[6]Re:「程度」の問題
>まるおさん
コメントありがとうございます。程度の問題、とても重要です。
多分、13歳未満の幼児の性的虐待とかそっちの方向を心配されている、真面目な方々が賛成されていると思います。

 でも、実は、既に、学生服を漫画にするの止めておいて、と言われている漫画家の方がいらっしゃるらしいですよ?http://twitter.com/#!/shoko_takaku/status/13827585075052544
もう、新しい『風と木の詩』は生まれないかもしれません。

このtweetを見て思ったのですが、例えば私が都知事だったとしましょう。
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私は一所懸命良い都政の為に頑張っているのに、ちょっとした失敗をネチネチネチネチと攻撃してくる評論家の人が居るんです。
その評論家の本を出している、とある出版社に、子供向けの漫画雑誌を出しているところが有るんですよ。
その雑誌に、とっても白に近いグレーゾーンの漫画がね、載ってるの。ラッキー!
「この作品、著しく社会規範に反する表現だと思うのよ、私。審議していただけないかしら?」
「これは、しかし、従前からセーフとされている表現だと思いますが」
「でも、都知事である私は、これ、著しく社会規範に反する表現だと思うのよ。よろしくね?」
  18禁か審議中→コンビニに置けず→不良在庫大量発生

 出版社萎縮→高校生以下のキャラクタが消える。評論家の本の出版の道が狭まる。
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“表現の自由を守る”ということを、とても下世話に書くと、こんな感じになるのかなぁと。
レーティング・ゾーニングは、権力者に持たせてないで欲しいと思うのです。
とまて 10-12-13 15:51:54