[2009] [総会当日][PTA日記][HOME]PTA

PTA日記その後

【中学でのPTA役員を終えた後】
by とまて

PTA役員に選考されてから約一年間のPTA役員を終えて、仲間(?)内の打ち上げ(これは自腹ですから有志が集まってする分にはなにも問題は無い)に欠席するまでを『PTA日記』としてアップしております。このページはその約一年後の総会までに日記でPTAについて書いた部分を抜き出してまとめました。
 少々トラウマになっているようで、未だに、『PTA、何とかならんか、PTA』という川柳が頭を巡ることが有ったりして(笑)。『勉強になりました』って言える人は立派だなぁ…。でも、総会で自分の意見の一部を表明できたことで大分気持ちは軽くなったと思ってます。もしもあのとき諦めていたら…それこそ単なる無駄な一年間に成り下がっていたような気がします。

2006/06/01(木)
イエィッ!
呟き友達とメールしていて、『昨年PTAでバタバタしていた時にそれ以前の友達と疎遠気味になってしまって寂しい』と書いたら、魂の大プッシュ[C)ポルノグラフィティ]が有って、3人くらいにアポとって、2人からOK貰っちゃいました。PTA役員仲間だった皆様は、友人というより知人[C)中禅寺秋彦氏]になってしまいそうなので、やっぱり強制収容じゃない状態で出合った友達は大事にせねば!!
 でも、同世代の人達と話をすると本当にいろいろなことで忙しい時期って有るんだなぁと思います。私もそんな時期を迎えているからPTAやった訳か…そう思うと妙に納得(いやいや、やっぱり納得いかないけど…笑)。

2006/06/21(水)
PTAPTAはその年年に偶々そこへ集まったメンバーによってきっと雲泥の差が有るんだろうと思うのですね。メンバーのメンタリティーを把握できるくらいの能力が有る人だったらきっちり仕切ってくれていいし、多分回りはいい気分で動ける。それ程の逸材じゃなければ、皆の意見をキチンと出し合って方向性を決めていった方がいい。皆で決めたことなら、失敗しても笑ってやり直せるから。

 それ程の逸材じゃないのに、メンバーの意見を無視して突っ走ったりされるとビックリするくらいメンバーは辛いのね。まして、その中に騙されて連れて来られた病気持ちが居たりしたら尚更(爆笑)。あの密室から抜け出てみると、世の中には結構素敵な人もチラホラとお見かけしてホッとしています。目に緑がまぶしい季節だし。ストレスフルな生活が響いて1年遅れたけど、この夏くらいに病気も治せるといいなぁと思います。

 基本的に仕切るのは、テントの畳み方程度の事にしておいた方が無難なんじゃないかなぁ。偶に、そういうのが上手な人が居ると、ちょっと惚れますわね同性同士でも(笑)。

2006/09/22(金)
呟きとある政党の総裁に決まった人が、『大学の入学を9月からにして、高校を卒業して大学に入るまでの5ヶ月間待機中の人にボランティアを推奨しよう』なんて言っていたらしい。折角受験で勉強した内容を大学に入るまでに忘れちゃったら大学の先生も困るんじゃないかなぁ??特に理系や語学系の場合!!
 それにね、ボランティアは強制すると大変にマズイ仕組みだと思うんですよね。一年間PTAやっていて思ったのですけれども。労働者の権利は法律で守られているけれどもボランティアを守る法律って在るんでしょうか??自主的な参加(辞めるのも随時)以外のボランティアって認めたくないですね。それに第一、働いてもらったら対価を払うという緊張関係の中でプロフェッショナルな感覚を育てた方が結果的に国益になるんじゃないの?

2006/10/28(土)
PTAのOG(=地域の人)
呟きPTAのOG(子供が卒業しちゃって、現在は只の地域の人)が未だ中学校に通ってボランティアしているっていう噂を聞いて、あらビックリ。PTA本部ってやっぱりサークル活動感覚で参加している人が居たのだということが今更になって肝に染みました。怖くてそのボランティアグループには近づけません。『PTAはボランティアです。ボランティアだから約束は守らなくてもいいんです』と仰った方も参加しているみたいだし…。笑っちゃいつつぞぉっと背筋も寒くなるブラックユーモアです。え〜とね、子供が卒業して何年も経ってその子も大学へ行ったりしてホトボリが冷めてから学校へ戻ってくるのは問題無いと思うのだけれど、変な勘違い(自分が何か権力を持ったような錯覚)をしつつ役員やっていて辞めたばかりだと、現役員にも干渉し兼ねないのですよね。そこが本当に気持ち悪いです。
2007/5/15 追記:サークル活動感覚でPTAが運営されていたと考えれば辻褄があうことが結構有ったように思います。
それはそれとして、現役PTAに干渉が有ったかどうかは私には全く分からないので、後半の記述表現は良くなかったと反省しています。


2006/12/06(水)
PTAの役員の断り方
PTA私は去年の狂奔の一年間でノルマ終りましたが、水面下でいろいろ動き始めるシーズンらしいですね?各クラスから何名かずつ出すのではなくて学校で何人か選ぶいわゆる執行部みたいなものを断るのに、いろいろ技が有るようです。一昨年は未だウブだったので選考委員さんにほだされた訳ですが、その後、選考委員さんが約束したことは全て空手形に終ったことを考えると(PTAはボランティアです。ボランティアだから約束は守らなくていいんです←超名言)、問答無用で断るのも有りだと思う。嘘ついてもいいようなとっても教育的な団体なんですから(爆笑)。
 
 PTA執行部のことを知っていたら言いたかった言葉は、『総入れ替えで執行部初体験の人ばかりだったらやってもいいですよ』とか、『知り合いが半分以上居れば』とかかな。二年目以上の人が何の根拠も無く一年目の人を使いっ走りにするのがとても不愉快でしたから。それに、知り合い0人の状態でネットワークが出来上がっているところに入ると、いざという時知り合い同士の都合が優先されるということを知ったから。
 
これ、人情だからどうしようも無いことなのかな?でも、私だったら知り合いが居ない状態で入ってきた人を優先して慮るような人間で有りたいと思うけどね。

2007/03/04(日)
フロッピーディスク大好きな人達
PTA昔々、PTA役員をしてた時にね、Wordドキュメントを全てフロッピーディスクやUSBメモリスティックで保管している人々が居ましてね、CD-Rって当時でも100円割ってたから、今の段階で作ったドキュメント類はCD-Rに焼いてバックアップとって置きませんか?って言ったんだけど、まぁ、去年までと違うことをするのがきらいな人達だったので、しそびれまして。今日、自分のPCのハードディスク整理する時にPTA関連のドキュメントがある程度残っていたんだけど、もう私関係ないし全部消去しまして。フロッピーディスクって本当は不安定で怖いんですよ。USBメモリスティックが壊れて作っていたファイルを泣く泣く諦めた人も見ましたし。でも、まぁ、PTAは無駄の美学で回っている組織っていう一面もあるから、フロッピーディスクで過去のドキュメント呼び出せなくなっても、『こんなに頑張っている私』に酔いながらタイプし直す人も居るんだろうなぁ。
2007/5/15 追記:何でFDにこだわるのか良く分からなかったのです。『CD-Rに焼いておけば?』って言っても…ほぼ、無視でした。デジタル化したデーターって財産だと思うのですが。余計な仕事が増えると思われたのかなぁ…。人件費只だから、何年か後の人がFDが壊れて打ち直しになっても苦しゅうないのかなぁ…(涙)。

2007/04/08(日)
呟き選挙にはお昼ごろ行ってきました。ナンシー関ファンでも選挙には行く主義です。でも、PTAアレルギーで、プロ市民系の人や、経歴にPTA会長なんて書いてある人を思わず避けたくなるようになってしまいました。あなた様には何の恨みもございませんが止むを得ません…という感じで…。
『PTA』が選挙の道具になると判断して選挙公報に書き込むのは、候補者の自由であると同時に、それを解釈するのも有権者の自由…なはずですよね、多分。

2007/04/11(水)
もう直ぐPTA総会とか有るんですよね
PTA怒涛のPTA役員年間が終った日からもう直ぐ365日が経とうとしていて、今度の総会で多分私がPTAになにか物申すチャンスはラストとなります。娘の通う中学校には学級PTAというものが実質無いので、一般会員がオフィシャルな場でPTAについて意見表明する機会は年に一度だけなのです。小学校はこんなことは無くて、参加者が多い分だけ随分マシな状態だったと記憶してます。PTAデビューを心配していらっしゃる方はソフトランディングで行けると思います。人数に余裕が有るので。
 最近、『PTAは任意加入団体なのだから、子供の入学時に加入するかしないかの意思を問うべきでは?』ということを冷静に論理的に問題にしてらっしゃるBlogを拝見して、いろいろ思うところが有るのですが、纏めようとしても上手くまとまらないので困ってます。
 年に一度の総会…前回と前々回は、次期役員・前期役員としての参加で自分の意見を述べることが出来なかった(憲法で言論の自由って保障されてなかったっけ?)ので、まぁ、実質3年間でたった一度のチャンスなわけで、当然、今まで黙っていた分だけ言いたいことは一杯有ります。だけど頭の中ではシミュレーションしてみても実際に意見を言う元気は今は無いみたい。一年前の4月24日・25日にPTAに掛けられるエネルギーを使い果たしたということかな。悔しいけれど敗北宣言。良く良く考えると一人っ子の場合、直接民主主義的なPTAとの係わりは、子供が入学してから2年と3週間くらいで終止符が打たれる訳ですね。
 二人以上お子さんがいて、気力体力が充実していて、PTAの隠蔽体質が嫌だと感じて行動に移してくれるような方ができれば5人以上いらっしゃらないと、構造的には変えることが出来ないように思います。そして今のままだと民主主義を重んじる人が仕切ればいいグループに、そうでない場合は…ストレスでどうにかなりそうで(笑)。切実に、PTAも三権分立で裁判制度が有って、外部に訴え出て判断してもらう場所が有るといいなぁと思っていたんです。会計監査以外に客観的に役員が集まる本部を監視する人が無かったから。
 PTAが非加入者にも優しい形で任意加入団体として確立したら、PTA加入者自体の無用なぶつかり合いも減りそうな気がします。でも、そんなことを話し合う土壌が今の所この地の中学校には無いみたいです。先ず、リベラルな地域の小学校でPTA任意加入が当たり前のこととなり、そのOBだけで中学校PTAを構成する様になればその中学校が任意加入になり…というようにドミノ倒し状態で広がって行くのが最も有りそうな感じです。他力本願で情けないですけど。

そのBlogは、『リヴァイアさん、日々のわざ』さまで、管理人の川端裕人さんは4月7日から婦人公論でPTAについて連載を始められました。PTAについて頭を整理してみたい方に、どちらもお勧めです。
2007/5/15 追記:結局総会では質問・意見を取り混ぜて三つ発表しました。この日の日記は葛藤の過程です。

2007/04/22(日)
PTAいよいよ、明日が最後のPTA総会(臨時総会が絶対に無いとは言えないけど)。本当はずぅぅっと迷っていたし、今も何となく落ち着かない。本部やってた一年間は、考えていたことを本部内でかなり強く訴えていたと思うのですが、『会長・副会長以外の役員は代表委員会で発言するべからず』と言われていたため、議事録が残るようなオフィシャルな発言は一回だけしかできませんでした。一回目を言った後で、上記の注意を受けたのです。
 『本部での決定事項を代表委員会に諮る』という形式を守る為なのだそうです。でも、よくよく考えれば、会長・副会長以外の役員は発言権という意味では一般会員よりも身分が低くて、クイズ番組で一回休みのときに使う赤い×マークつきのマスクが有りますが、あれを一年間付けたまま副会長の命令に従がって仕事させられていたようなもので、苦しくて仕方が無かった。郵政民営化に反対した自民党議員は、自民党辞めればOKだったことを思えば自民党の党議拘束の方が遥かにマシと言えるでしょう。
 友達はほぼ全て、『根回しして味方を集めなければ無理でしょう、残念だけど。』という意見。そうだろうなぁ…。でもアンチPTA系の人は全員が委任状のペラ一枚の紙での出席ですし。最後の手段としては一年間、学級代表(この人達は余り仕事をしなくて良くて、しかもオフィシャルな場での発言の機会は一番多い)になるという手が残っているけど、病気がね、治るものも治らなくなりそう。最低限、教室での委員選出の時には出来るだけ自分の意見を言ってみたい。(総会で黙っていることの言い訳をこんな所でしていてどうする、私…笑)
2007/5/15 追記:結局総会では質問・意見を取り混ぜて三つ発表しました。この日の日記には葛藤の過程です。

2007/04/23(月)
PTA総会で暴れてきました(笑)
PTAここで詳しく語ったら流石に身元ばれしそうなので、具体的には書けませんが、かな〜りスッキリしましたし、友達も『お疲れ〜』って言ってくれたので良しとします。私のノルマ(こういう単語がスッと出てくるところが怖い…)は完了してますので、後は次に続く世代のためです。
少し気持ちが落ち着いたら、PTA日記の方へPTA関連の記事を移そうと思います。
2007/5/15 追記:言いたいことを言わずに終るかどうかの瀬戸際、夫と娘に『総会で発言してもいいか』どうか訊いてみたら、『いいんじゃない?』と言ってくれたので、2人を送り出してからパソコンに向かって原稿をサクサクと作って午後からの一連のPTA行事に備えました。総会での発表は…今思い出してもちょっと意見を言う人に優しい環境では無かったと思います。詳しいことはWeb上では書きにくいのですけれども。

2007/05/15(火)
PTAについていつかまとめを書きたいです
PTA今日、昨年5月以降のPTA関連の日記をこちらに移しました(一部はメイン日記にも残して転記したのみ)。
一応総会で一部自分の意見を言えたことで、かなり心の荷物をおろせたように思います。ただ、できれば自分なりの
PTAのまとめの文章(『PTA役員になりたくない理由』に呼応するようなもの)も書きたいですし、LINK集みたいなものも載せられたらなぁと思っております。どんな形になるかも未だ分かりませんが。婦人公論連載中の『みんなのPTAを探して』川端裕人(著)も、購読中ですし。

[PTA日記][PTA枝葉剪定委員会][HOME]