Skype将棋レポート1



■Skype将棋同好会「SSC」のご紹介


 皆さんこんにちは、スカイプ将棋同好会の管理人をしております、
ハンドルネームを tomyと申します、宜しくお願いいたします。
私たちは、パソコンの無料電話ソフト「スカイプ」を用いた、
視覚障害者の将棋グループを作っております。スカイプと言うのは、
パソコンを使用している人なら誰でも無料で使える便利なフリーソフトです。
現在会員数は全国に30名程おられます。
その中に女性会員も3名ほどおられます。
年齢層は30代から80代まで様々です。

■視覚障害者の将棋の指方。


視覚障害者がどのようにして将棋を指すのかと、
不思議に思われる方もおられると思いますので、
この機会に詳しく説明しておきます。
頭の良い人は全て局面をあんきして指されますが、
一般的には視覚障害者用の将棋番と駒を用いて行います。
将棋番の表面の仕切り線が盛り上がったようになっており、
手で触って升目を確認できます。
駒のおしりの部分にはそれぞれに印が付いており、
手で触って何の駒か分かるようになっています。
この様な将棋番と駒を用いて将棋を楽しんでおります。
お互いに駒を動かす際には棋譜を口で言い合うのがルールとなっております。

■本会の目的


本会の目的はただ単に将棋が好きな物同士の友好の場であることと、
将棋初心者への指導と普及の場であることにあります。
どなたでも将棋の好きな人であるならば本会への参加は自由ですが、
対局のときに指し手の棋譜を口で言ってもらうというルールがあります。
たとえば7六歩とか、3四歩の様にです。
年に何回か開かれる公式戦においては、勝ち負けにこだわることも必要ですが、
常に会員相互の親睦を深める場であることを望んでいます。

■公式戦の方式

公式戦としてはスカイプの会議通話の中で、
将棋タイマー「ケンタウリ氏作成free対局時計」を用いて、
現在は持ち時間20分 考慮時間一分を五回、
秒読み一分と言うルールで行っています。
持ち時間に関しては、トーナメントの度ごとに、
会員皆さまの意見を参考にして決めております。
対局には対局者二名・立会人「ホスト」・記譜係「記譜入力ソフトを使用」・
時間係「将棋タイマーソフトを使用」の合計五人と観覧車数人で行われます。
また会員夫々の棋力に応じて、A級「上位者」8名・
B級「9位から16位まで」8名・c級「初心者」と、
残り全ての三段階のグループに分けられています。
トーナメントの成績に応じてA級二名・B級二名・
C級二名の様に、夫々の級の入れ替えも行われます。
具体的にはA級の七位と八位がB級へ降格となり、
反対にB級の一位と二位がA級へ昇格となります。
同じようにB級の七位と八位がCきゅうへ降格となり、
C級の一位と二位がB級へ昇格となります。
たとえ腕自慢の上位者であっても、持ち時間というルールを設けたことにより、
精神的に焦って悪手を指すことも多々あります。
実力的には下位で会っても上位者を倒すチャンスは大いにあると言うことです。
気楽なオープン戦は会員夫々が自由に行っております。
また上位者の方に定石の解説や詰将棋の質代などをして頂いております。

■本会の組織

本会の組織としては 代表一名・副代表一名・管理人一名・
審判員三名・合計六名の役員で運営しています。
役員はスカイプのホスト係・時間係・記譜係などを分担して行います。
このグループに興味を持たれて参加してみたいと言う方がおられましたら、
是非一度管理人の以下のメールアドレスまでご連絡ください。

■本会へのお問い合わせ

メールは、こちらからどうぞ!

■日常の様子

毎晩のように午後8時ぐらいから11時ぐらいまで、
会員が集ってわいわいと将棋を指したり、詰将棋を解いたり。
連将棋「四人から十人ぐらいまでが二手に分かれてのチーム戦・
一人二手指し」をしたりと、楽しんでおります。
皆様のお問い合わせお待ちしておりますので宜しくお願いいたします。