Skype将棋レポート4



■実況中継

皆さんこんにちは、スカイぷ将棋同好会管理人のtomyです。
今回はスカイプでの将棋対局の模様をできるだけリアルに、
レポートしてみたいと思います。どこまで伝わるか分かりませんがとにかくお楽しみに。

状況説明


まず最初に状況説明をします。登場人物 対局者A・対局者B・スカイプホスト・
時間が借り・棋譜が借り・それ以外に観覧者数人、合計大凡十名ぐらいです。

  ★スカイプホストの発言。

「 それではAさんとBさんの対局を開始します。お互いの持ち時間は20分、
考慮時間1分を五回対戦のルールはスカイプ将棋同好会のルールに準じます。」

  ★時間係の発言。

「 先手Aさん、後手Bさんでただいまから開始します。
では始めてください。宜しくお願いいたします。」

  ★先手Aさんの発言。

「 それでは初手7六歩でお願いします。」

  ★棋譜係の発言。

「 先手7六歩ですね 7677と棋譜ソフトに入力。」

  ★後手Bさんの発言。

「 7六歩ですか…それでは3四歩でお願いします。」

  ★棋譜係の発言。

「 後手3四歩ですね 3433と棋譜ソフトに入力。」

  ★先手Aさんの発言。

「 さあぁてどうするかなぁ??居飛車にするか振り飛車にするかさあさあ悩むどころですよ。
ここはおとなしく2六歩といきますか。」

  ★棋譜係の発言。

「 2六歩ですね、2627と棋譜ソフトに入力。」

  ★後手Bさんの発言。


「 2六歩ですか!それではこちらは3五歩と行きましょうか。」

  ★ギャラリーからのどよめきが起きる。

「 おぉ行きますか??おもしろそうですね!!」

  ★スカイプホストの発言。

「 すみません時間止めて下さい。観覧車にxxxさん はいります。
xxxさんいらっしゃい、今AさんとBさんが対局中ですので、
おとなしく聞いておいて下さいね。」

  ★観覧車XXXの発言。

「 こんばんは 了解しました。良かったら盤面の説明してもらえますか?」

  ★スカイプホストの発言。

「 分かりました。7六歩 3四歩 2六歩 3五歩までですよ。」

  ★観覧車XXXの発言。

「 ありがとうございました。なるべく黙って聞かせて頂きます。
お互いにがんばって下さい。」

  ★時間係の発言。

「 では再開します。先手Aさんお願いします。
残り時間は19分36秒です。」

ナレーション こんな風にしてスカイプ会議での将棋の対局が進められていくのでした。
大凡1時間少しで一曲が終わるようにと思うのですが、長い場合は、
2時間を超えることもあります。そうするとギャラリーの方からなんやら、
いびきのような音が聞こえてくることもあります。対局者以外のひとは指し手に関して、
一切意見を言ってはならない決まりなのですが、ギャラリーから思わず、
「なんでやねん!! そんな所へ行ったらあかんは??」とか、
「あぁそんなことするの??とかえぇそれは無いでしょう!!」とか。
いろいろ聞こえてきます。ホストの方から注意を受けることも度々あります。
それでもついつい声が出てしまうのは仕方が無い事なのでしょうか?
そんなことが何度か繰り返されて局面は数十手進んで、終盤へと入っていきます。

終盤へと進むのでした


  ★対局者Aの発言。

「 すみません、私の持ち駒は角と銀・歩3枚で間違いないですか?」

  ★棋譜係の発言。

「 それでまちがいないですよ。」

  ★時間係の発言。

「 先手残り3分です。」

  ★対局者Aの発言。

「 了解しました。それでは3一角と打ちます。」

  ★棋譜係の発言。

「 3一角ですね、3一kaと棋譜ソフトに入力。」

  ★対局者Bの発言。

「 すみません盤面の確認をお願いします。先手の王様は8八で、銀は7七ですね。
6九に金はいますか?」

  ★棋譜係の発言。

「 王様と銀の位置は間違いないですが、6九に金はもういませんよ。」

  ★対局者Bの発言。

「 分かりました。それでは5九竜と行きます。詰めろですよ!!」

  ★棋譜係の発言。

「 5九竜ですね。5九5七と棋譜ソフトに入力。」

  ★対局者Aの発言。

「 後手の持ち駒は何ですか??」

  ★棋譜係の発言。

「 後手の持ち駒は、角1・金1・銀1・桂馬1・歩3です。」

  ★対局者Aの発言。

「 うぅん… まいりました。ここで投了です。ありがとうございました。」

  ★対局者Bの発言。

「 こちらこそありがとうございました。」

  ★スカイプホストの発言。

「 皆さんお疲れ様でした。聞いての通り後手の価値となりました。」

と言うようなことでスカイプ将棋の一局が終わった次第です。
ここからはギャラリーを含めたみんなでわいわいと感想戦をするのでした。
あのときはこうした方が良かったとか・どうだとか。がやがやとこうやって今宵も老けていくのでした。