やまと愛鳥会の会則

6月11日、8名の愛鳥家たちが集い、「やまと愛鳥会」が発足の運びとなりました。
動物愛護管理法ができて、鳥を飼う私たちを取り巻く環境が厳しくなってきました。また鳥インフルエンザ問題や人畜共通感染症問題に対する対策も重要な課題になってきました。こんな課題に対して、ひとりひとりの愛鳥家の個々の力では、対応できません。あまりにも難しい課題がひしひしと迫ってきます。
動物愛護管理法の施行とともに、私たちもその制度を勉強して、鳥を飼育していく体制を整えてゆかねばなりません。
そのために、県の行政指導を受けて、よりのぞましい飼育環境をつくるために、学習と研究をすすめることが、この愛鳥会の大きな目的です。
そして、飼育者の都合で飼えなくなった鳥たちや恵まれない鳥たちのレスキューも目標にしたいと思います。
改正愛護管理法では、飼育者個人の都合で手放さざるをえなくなった鳥たちの行方が心配です。ネットオークションのような取り引きが規制されるはずです。そうすると恵まれない鳥たちがたくさん出てくるように思います。そのためにも、レスキュー団体が必要になってくるんです。
他に、禽舎見学会や交流会、自慢の鳥展示会などを開きたいと思っています。
奈良県内の飼い鳥を趣味とする人々を中心として集いたいと思っていますが、近隣の府県の方も遠慮なく参加ください。

「やまと愛鳥会」会則

名称と所在地

第1条 この会は、「やまと愛鳥会」(以降「本会」という)と称して、
    事務所は大和郡山市北郡山町244西井康元宅に置く。

目的

第2条          本会は、鳥を飼育してひろく愛でる人々が以下のことを目的として集う会です。

(1)ひろく鳥を愛護するために飼育管理の方法などの研修をする。

(3)会員相互のコミュニケーションを図り、飼育管理上のトラブルや心配事のカウンセリングをする。

(4)病気や災害など飼育者の都合で鳥たちが恵まれない状況になった時に助ける「レスキュー」
 (里親探しなど)の役割を担う。

(5)ひろく愛鳥精神を啓発するために開かれた活動をする。

会員

第3条          本会は、ひろく鳥を愛する以下の人々を会員とする。

(1)鳥を飼育して繁殖することを趣味あるいは業としている人々。

(2)野鳥観察なども好み、自然に生きる鳥たちを愛する人々。

(3)コンパニオンバードとしてともに暮らし、愛する人々。

会費

第4条          本会の会費は、下記の通りとする。

(1)個人会員 年間3000円

(2)法人会員 年間5000円

事業・行事

第5条          本会は、上記の目的を果たすために、以下のような事業・行事を行う。

(1)会報(「ぴよぴよ」)の発行やホームページの管理と運営などの広報活動

(2)展示会や交換会

(3)禽舎訪問や見学会

役員 

第6条          本会運営のために、以下の役員をおく。

(1)会長 1名

(2)副会長 若干名

(3)会計 1名 

(4)広報 1名

(5)監査 1名

(6)顧問 若干名

(7)理事 若干名

役員の選出と任期について

第7条          役員の中から選び、その任期は2年とする。再任は妨げない。

会議

第8条          本会運営のために総会と役員会を開く。

(1)総会は年1回とし、全会員の過半数で成立する。委任状出席も認める。

ィ、事業計画、予算、決算に関すること

   ロ、役員の承認

   ハ、会則の変更

   ニ、その他役員会で必要とみとめたこと

(2)役員会は会長の諮問により適宜開く。

会計

第9条          本会運営のために、会費を徴収し予算を執行する。会計年度は、毎年4月に始まり、
翌年3月31日を持って終わる。

施行 本会則は平成18年7月9日より施行する。