★これから又辛い冬がやって来る★
★私にとってまた辛い冬が直ぐそこまできてる。寒さは大敵!身体は震えるし、筋肉
は強張って思うように動けずカチコチの動作になる。そうなると、外出・外食が辛い。
食事の時、皿の上に顔を持っていて食べるから、家族以外との食事は辛い。
そして何より、又何かできない事が出来、出来る事を探し、新たなスタートをしない
といけない。こんな繰り返しで確実に進行していく。何処まで続くのか、続けられるの
かいつも不安に思っている。進行度、その速さなど何もわからない。薬は確実に効き
辛くなってるのが分かる。効いてる時間もまちまちで外出の予定もたてれない。
日常生活も出来て当り前の事がどんどん出来なくなる。1人入浴も限界に近いし、
おトイレもビデが付いてないと使用できない。杖歩行も長くは無理。
本音は不安だらけ!それをかろうじて物を作る事、利用できるものを考えることで
前向きに努力できている。それすら出来なくなったら、、、、、。考えられない!
そんな中、頼れるのはケアマネージャーとヘルパーステーションである。家族は
もちろんであるが。今、私が世話になっている「 きらり」さんは、私の先を予測して
考えてくれている。もっと不自由になった地点をも想像して計画を立ててくれている。
私が物を少しでも長く作れるよう考えてくれている。自分で出来ないとヘルパーさん
が道具や材料を出し入れしてくれるつもりでいる。使い易いように考えてくれている。
これを知った時、思わず胸が一杯で涙が出た。いまでも、こうして書きながらも、、、。
先に動けなくなる不安を抱えた障害者にとって、どれだけの安心感を与え、精神的
に強くなれるか一言では言えない。私は「 きらり」に守られている、この事が介護の
本質であり、目的じゃないかと心で感じた。今、介護を受けている人の何人が満足
しているか? 規則やら線引きやら介護を必要としている人間より重視されるもの
がある。声を大にして言いたい。人それぞれ、十人十色と言う。であれば、せめて
100%その人に合わせられないのなら、せめて少しでも、気持ちでも100%に近づいた
介護が必要とされるべきだと思う。私はラッキーである。でも、介護はラッキーであって
はいけない。受ける側も感謝の心を忘れず持ち続ければ、人間同士お互いを大事
にしあえる関係が持てるはずと思っている。
今、私は本来あるべき介護を受けらあれ、受け止めてもらえ、安心して進行できる
状態に深く感謝してる。役所は書類じゃなく、現場その物を見て歩いて欲しい。
どれだけの人が介護制度を理解しているか? 今、「 きらり」の介護を受け心
で、考えせられた事である。至るところ、ケアマネージャーと介護会社の人間性の
問題になる。もちろん、受ける側のマナーも必要とされるが!
ありがとう。「 きらり」さん、ここで感謝の気持ち伝えます。これからもよろしく!
★
2003年10月7日 記