高校の2年の時に同じクラスになり、それ以来一番離
れていても心が近いと思える。家がすごく近く、よく
家と家の2階にハシゴを付けたいねと言ってたくらい
一緒にいた。色んな事を時間をかけて話し合った。真
面目にあの頃から生きるって事を考えてた。生き方も
考えていた。夢の中で・・・・。いい時代やった。反
抗期の私の良き理解者やった。人間誰か一人だけでも
自分を理解してくれてたらやっていけるって事をこの
頃に知った。
先生の道を絶ってお母さんがしてはった洋裁店を継ぎ
やった。私がショパンをスキになったのも彼女の影響
です。ピアノを諦めお習字一筋に今も時間のない生活
に追われた状態でも1つは残していきたいとお習字を続
けてやる。町野さんに貰った大きな大きな半紙が無く
なってにじんで書けない半紙で困ってたら、習字を教
えてるお友達に尋ねてくれやったら、私を知らぬその
お友達が送ってきてくれはった、箱で! 感激した。
又困ったら書きやすい半紙や大きな半紙、下敷きを送
ってくれた。自分で墨汁さえ買えばできた。何と有り
難い事か! 判子も右角に押す事と内容も教えてくれ
た。それを次男(当時小6)が石で彫ってくれた。ドン
ドン筆にはまって行った。ドンドン心が救われた。
筆で心の中のもん吐き出せたからと思う。
筆が持ちにくくなって、次に何と考えながら今になっ
てる。生地が要るようになったら残り布を箱で送って
くれた。タマゴに貼る布が多い理由はここにあり。
高校時代は男の友達も多く、親友になってる。建設会
社に勤め友はボランティアで使うタイルを頼んでみた
ら直ぐ送ってくれた。この時代の友は私に何かあれば
直ぐ答えてくれるのが口にせんでも分かる。大切な友
です。長い間会えなくても会ったらその時に直ぐ戻れ
る。この関係がこの時代の友にある。