abc〜the third〜 参戦記


感想から言わせてもらうと、とても楽しく、そしてアツくなった大会でした。
また、ネットクイズで知り合いの皆さんにも会うことが出来ました。

前回チャンピオンの古川洋平さんからトロフィーが返還され、大会は始まりました。

1R 100問ペーパークイズ(上位48人が2Rへ。)
abc恒例の100問ペーパー。比較的前2回より問題は易しめだと思いました。
トップは早稲田大の石野将樹さん。過去最高の88点を獲得しました。
そして36位にルックス(隅田好)さんがランクイン。
ボーダーは67点と、これも過去最高の点でした。

ちなみに僕は66点で、あと少しでペーパー突破を逃しました。

2R 連答つき5○2×クイズ(12→5)×4
(5○、または2連答で勝ち抜け。1Rの1〜4位には3○、5位〜12位には2○、13位〜24位には1○のアドバンテージがつく。
参加者は1位、5位、9位… 2位、6位、10位… と振り分けて行う)
ルックスさんが見事連答を決め、3R進出を果たしていました。ちなみに中学生が3Rに進出するのは初めてだということです。(このあたりは僕もかかわる可能性がなくはなかったので、詳しく覚えていません。申し訳ありません)

3R Number 10(5→2)×4
(4つのコース別。順番はその場で司会がクジをひいて決める。参加者はネームプレートを参加したいコースの時に掲げる。30秒後にあげている人のなかから決める。
あげている人が6人以上なら、ペーパー順位が高い人優先、4人以下なら、ペーパー順位が低い人を強制参加。全コース15分限定。)
A 10 up down(正解で+1p、10pで突破。誤答ならどんなポイントでも0に戻る。2×で失格。)
B 10○10×(10問正解で突破、10問誤答で失格。)
C 10 hits combo V(2連答で1p、3連答で2p、4連答で3p、5連答で突破。または10p獲得で突破。誤答はn回目の誤答でn回休み。)
D 10 by 10(正解ポイント0p、誤答ポイント10pを持って開始。正解で正解ポイントが+1、誤答で誤答ポイントが−1。2つのポイントの積が100を超えれば突破。)

今回はD→A→C→Bの順に引かれました。

A…ほぼ全員が1×をつけ、3人失格になるのではと心配されていたが、夘野さん、阪本さんの2人が10pで突破。
B…ルックスさん、ペーパー順位に泣いて一番いきたくなかったところにいくも、6○と大健闘。ディフェンディングチャンピオン古川さん、米谷さんが突破。
C…あちこちで正解が相次ぎ、点がなかなか入らない展開。15分終了時最高の5pだった定森さん、プレーオフを制した西川さんが突破。
D…3年連続で最初行われたというこのコース。10×10とパーフェクトで突破した石野さん、12×9の永野さんが突破。

敗者復活 3step制10○1×クイズ「Another 10」(敗者全員→1)

first step 予め受付時に渡されたカード別に16チームに分かれる。4○1×。
別室で行われた敗者復活戦first step。中野亨さん、石野まゆみさんらが部屋におられました。
僕は誤答して失格。
second step first突破者を1対1に分けて3○1×。
赤沢さんと北大の宮川さんの対決で、宮川さんが誤答して、赤沢さんが突破してしまった一幕もありました。
third step second突破者全員と、ペーパー次点、次々点による3○1×。
伊部さんが見事3○をとり、敗者復活。

準々決勝 4set制タイムレース「Seven-Two-Zero」(9→4)
(3分タイムレースを4セット行う。各セット終了時の最高点保持者が準決勝へ。最低点保持者が失格。
1セット目…正解+1、誤答−1。 2セット目…正解+1、誤答−2。 3セット目…正解+2、誤答−1。 4セット目…正解+2、誤答−2。
最高点または最低点が複数いる場合は1○1×で決める。)
米谷さん、古川さん、石野さん、阪本さんが突破。ちなみに西川さんは2度最低点を獲得(しかも残り数秒の時点で追いつく、追いつかれるの両方を経験)するも、ともに1○1×で突破。4セット目まで戦線にいました。

準決勝 abcゲートクイズ
(4→2)
(正解+1。4pで通過席へ。通過席で正解したら決勝進出。阻止されたら通常席へ。ただし1回阻止されたら1pを、2回阻止されたら2pを、3回以上阻止されたら3pを持って通常席へ戻れる。0pのときの誤答は×でカウントされ、3×で失格。)
まず古川さんが「ガンダーラ」を通過席で正解し見事3回連続の決勝戦進出。
そして米谷さんが「マルセイユ」を通過席で正解して初の決勝戦進出。 ペーパー最高点の石野さんはここで敗退となった。

決勝を前に、敗者復活において「クイズ王」と呼ばれる4人の目に止まった人が賞と賞品をもらえる発表が始まりました。
・2004年アタック25年間チャンピオン、今月行われた「一橋オープン」「BAD×V」で二日連続優勝した中野亨さんから送られる「中野賞」
・「勝抜杯」「Quiz Road Cup」などで優勝した加藤禎久さんから送られる「加藤賞」
・「アップダウンクイズ」「タイムショック」など、数多くのテレビ優勝歴を誇る石野まゆみさんから送られる「石野賞」
・記念すべき「abc〜the first〜」で優勝した片岡桂太郎さんから送られる「片岡賞」
の順に発表されました。
「中野賞」の受賞者は、なんと赤沢さん。あの有名クイズサークル「グランドスラム」の例会参加券10枚が渡されました。
「加藤賞」の受賞者は、九大の久保さん。賞品は申し訳ありませんが覚えていません。ビジュアル対策用のトランプということです。
「石野賞」の受賞者は、早稲田中の小林さん。石野さんは賞品を渡すこと忘れており、小林さんと握手をしました。(後で何か送るといっていました)
「片岡賞」の受賞者は、名大の石原さん。大学時代に作った問題を渡すといっていました。「だからって住所を聞くなよ」というヤジに会場は盛り上がりました。

決勝 テニスクイズ(2→1)
(0pからスタート。正解で 0→15→30→40→1ゲーム獲得 となる。誤答は相手のポイントとなる。 40対40の時はデュースとなり、2○差がつくまで行う。
最高11ゲーム行い、先に6ゲームとった方が優勝。1ゲームごとに20秒のインターバルが置かれる。)
出だしは米谷さんが3ゲームを連取。しかしこれで焦ったか、焦りを1つも感じさせない古川さんに押され、結局古川さんが6ゲームを連取して2冠を達成しました。

そして、abc〜the fourth〜の開催宣言と、「a! b! c! dive!!」の雄たけびと共に終了しました。

次回も絶対に参加しよう、と思いました。