バクマツバンプー〜幕末蛮風〜



鑑賞日:2005年10月30日(18:00〜)
公演会場:大阪厚生年金会館芸術ホール
席:2階 G列
レポート:えりこ


※えりこが書いてる日記「Ninomiya Memory」の2005年11月1日(火)からコピーしました。



このレポートはあらかじめストーリーは省略させてもらいますので御了承ください。
とにかく、この舞台はポスターやあらすじのイメージで、
すごい暗いのかなって思ってたけど・・・。

笑いあり、涙あり。

すごく面白かったです。
1部と2部があって、1部では笑い中心。2部では涙中心。
新しい感覚で舞台を観る事ができました。

舞台の話をする前に開演直前まで嵐の「One」が流れてたんです。
「素晴らしき世界」の後がなぜか「A・RA・SHI」で会場はプチコンサート状態で、
小さな声で口ずさんだり、サビになると振り付けをしたりしてました。
公演が始まる直前で「A・RA・SHI」の音量が大きくなって、それから始まりました。
そこで客席から拍手が湧き起こりました。


沖田総司(大野智くん)が登場し、新撰組の土方歳三(平野勲人さん)、
近藤勇(武田義晴さん)、山南敬介(工藤順矢さん)、谷三十朗(田口治さん)
も登場し、そこで沖田を交えて3人で「A・RA・SHI」のサビを振り付けをしていました。
ストーリーが進んでいくと、沖田が「プーシリーズ第2弾が始まるよー。」と
可愛らしい幕開けとなりました。
そこで出演者紹介として、出演者が順番に小道具を使って、
暗い舞台の上で出演者の名前を光であてて紹介して面白かったです。

話が始まると沖田が酔って吐いてしまう場面があったり、
新撰組が殺してきた人物を山南が記録していて、中には“相葉ちゃん”の名前がありました。

沖田はとても可愛らしく甘える時は可愛らしい声を出していました。
戦う時は二刀流で目が変わったかのようにかっこよかったです。

坂本龍馬(京晋佑さん)はアドリブと思えるのが多く、
主に下ネタで笑いが多かったです。
動きもお客さんが笑うものが多く、一番笑える人物でした。
沖田との場面でも笑えたりして、途中で客席の通路を通る時にお客さんに向かって
「あっ。お地蔵さんがある。」と言って、手を合わせていました。
他に近藤も客席から登場した時に
「(坂本が)アンケートで(下ネタを)辞めてくださいって書いてあったのに・・・。」と言い、
さっきお地蔵さんと言われたお客さんに「あっ。お地蔵さんだ。」と
手を合わして、お供え物をあげていました。
それから自らの近藤の写真4枚を出して、お客さんに配るという場面がありました。
そして、桂(森田彩華ちゃん)と沖田が揉め事してる時に桂が
「いつも眠そうな顔をしてるのに!」と突っ込む場面がありました。
他にもたくさん笑える場面があり、思い出せないぐらい笑いました。
あと、沖田が新撰組の仲間に「踊って。」と言われた時は大宮SKの振り付けをしていました。


さっきのは笑いで、涙は最終あたりに正体の鬼が涼(有森也実さん)に
次々と桂、沖田以外の新撰組が切られて、大切な人たちをなくした
沖田が「一人になるのはいやー!」という場面では泣けました。
沖田の名ゼリフでもある「生き血をすすげば鬼の牙。」では
迫真の演技でとても素晴らしかったです。


カーテンコールは計4回で、大野くんと森田彩華ちゃんがお辞儀をし、
次々に出演者が登場をして、お辞儀をしていきました。
そこで大野くんが前にでて、会場の拍手は鳴り止み、大野くんの
「本日はありがとうございました。」という言葉が会場に響き渡りました。
2回目では出演者全員が登場し、客席に向かって、
右にお辞儀、左にお辞儀、全体にお辞儀をしてくれました。
3回目では出演者全員が登場し、大野くんが
「え〜・・・2日終わりました。あと2日です。本日はありがとうございました。」と言って、
いつもどおりの大野くんで挨拶をしてくれました。
大野くんは手を振ってくれたりして、後ろへ戻りました。
4回目では大野くん一人のみで登場し、誰も来ないので後ろを振り返ったりしました。
お客さんからは「大野くーん!」や「感動したよー!」という声が湧き起こり、
「ありがとう。」と返事を返してくれてました。
ここでは猫背気味の大野くんであり、話す時もいつもの大野くんで、
劇中に演じてた大野くんとは別人のように感じました。
ここで新曲「WISH」の振り付けをやった事を話して、
お客さんから「やってー!」という声にサビの部分(?)を少しだけ踊ってくれました。
その踊りは「ゲームニッキ」で二宮くんが話してたとおり皆が踊りやすいものでした。
そして、「「WISH」が・・・11月16日に発売するのでよろしくお願いします。」や
「この曲の主題歌になってる松潤が出てる・・・「(花より)男子」もよろしくお願いします。
あれ、松潤恐いよね。オレ、あんなのできないよ。」
ここでメンバーに突っ込まれるかのように大野くんは話してくれました。
そして、会場に大きく手を振ってくれて、幕は閉じました。

それから客席では嵐の新曲「WISH」が流れてました。


演技してる時の大野くんとカーテンコールの大野くんのギャップが本当に面白かったです。
演技してる時は可愛くて、かっこいい。
カーテンコールの時はいつもの大野くんっていう雰囲気で、すごく楽しめました。
大野くんだけでなく、出演者も面白い演技をしてくださったり、
ストーリーが難しくなく、誰もが溶け込める内容でした。
迫真の演技ではスリルがあって楽しかったです。
笑いを混ぜた演劇は退屈しなくて本当に良かったです。
出演者の皆さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。




Back