古墳の発掘調査にふれる





古墳名 所在地 古墳形態 古墳の景観
下池山古墳 奈良県天理市成願寺町川下り 前方後方
古墳の大きさ
墳長 後方辺 後方高 前方幅 前方部長 前方部高 くびれ幅
約115m 53m 11m 約25m 60m 6m 約21m
発掘調査を観る(下池山古墳)
写真は石室を写してお
り、石室を覆う粘土と側
石が確認できます。
これは、石室から取り
出した石を磨き、副葬品
かどうかを見分ける作業
です。
これは、石室から取り
出した土を篩(ふるい)に
掛けて、副葬品やそのか
けらかどうかを見分ける
作業です。
これは、後方部を石室
の部分まで堀下げたとき
に、出てきた土を墳丘上
(前方部)に積んだものです。
写真撮影 撮影日 撮 影者
平成7年11月16日 佐伯文孝、杉山吉秀



発掘調査の成果



発掘された(下池山古墳)
これは発掘された木棺 です。
この木棺は、コウヤマキの丸太
をくり抜いてつくったものです
。 木棺は腐食しやすい棺だが、
この下池山古墳は槨を覆ってい
る粘土の上と下に 、麻布を1面
に張ることによって、木棺の腐
食を妨げている。
これは発掘された鏡です。こ
の鏡は、内行花文鏡といい、
弥生、古墳時代の円形銅鏡で
す。背面に数個の円弧模様が
内向きに連なっています。
また、これまで日本で出土し
た鏡では5番目に大きい。
写真上 朝日新聞(平成7年12月5日・朝刊)
写真下 朝日新聞(平成8年2月27日・朝刊)

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