きざ
気どっていて不愉快なこと。いやみな存在。
 「気にさわる」の古い表現にあたる「気障り(きざわり)」の略です。もともとは、いやみばかり言う人や、嫉妬深い人のことを指しました。

 男性が「かっこつけている」ときに、良い意味でも悪い意味でも使います。
石原裕次郎などの「スター映画」全盛の時代には
「キザなやつ」といえば、ちょっと不良でかっこいい、
憧れの存在に対する表現として使われました。

 不良、といえば・・・

  昔は喫茶店やゲームセンターに行く中高生は、不良扱いでした。
  もちろん、学校の先生方の巡視場所となっていました。

  私の中学時代に、デスラーと呼ばれた(おそらく生徒指導担当)先生がいらっしゃいました。
  私は、中学1年の時に、あることで思い切り殴られたことがあります。
  (その事件はまた別項で・・)

  ある朝、友達が教室に飛び込んできて
  「おい!すごいニュース!デスラーが警察に捕まったらしいで!」
    「ええっ!」
  「昨日、デスラーがゲーセンを巡視して、そこで遊んでいたAを、しばいたらしい。」
    ・・教室内はしーんとなりました。
  「そしたら、店の人が『中学生がやくざにからまれている』と警察に通報したらしいで!」

  教室内は、一気に大爆笑!
  デスラー先生は、いつもサングラスかけて巡視してるので
  一般の方々からは、やくざに見えて当然です。
  もちろん、Aくんはおとがめなし、だったとか(笑)