LieとLay, RiseとRaise
2025.5.30 東山裕一
lie:横たわる(自動詞) ⇔ lay:横たえる(他動詞)
rise:上がる(自動詞) ⇔ raise:上げる(他動詞)
ややこしいですね。でも私は、日本語も英語も、『 発音「ア」が自動詞、発音「エ」が他動詞』と覚えています。
英語では、この2つのケース以外に似た例が思い浮かびませんが、日本語では同様の例がたくさんあります。
・変わる⇔変える ・集まる⇔集める ・止まる⇔止める ・詰まる⇔詰める ・決まる⇔決める ・染まる⇔染める
これら共通しているのは、[-aru]が、自然とそうなる語感(自動詞)、[-eru]が、意図的にそうする語感(他動詞)です。
英語とよく似た現象なのは興味深いです。
上記の2つの英単語は不規則動詞で、これを覚えるのも厄介です。
lie-lay-lain, lay-laid-laid (発音は違いますがsay-said-saidと対にして覚えています)
rise-rose-risen, raise-raised-raised (これは規則動詞)
lieには「嘘をつく」という意味があって、こちらは規則動詞。
lie-lied-lied
あーややこし!
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