けんかと盗み
2003.3.9 東山裕一
古今東西、この世に人間がいる限り、なくならないのが犯罪です。
人間の物欲、金銭欲を不正に満たそうとするのが、盗みです。
食い逃げ、万引き、空き巣みたいな直接的なものもあれば、相手の弱みにつけ込んで金をゆする恐喝や、地位を利用してわいろを受け取る汚職などの悪賢いものまであります。
自分の支配欲を無理やり満たそうとすると、けんかになります。
口げんかくらいならいいですが、凶器を使った暴力・殺人事件、大きくは国どうしの戦争もこの類です。
人には本質的に欲があり、またねたみ、うらみという感情があります。 人間の性(さが)です。 したがって犯罪は、人間がこの世に出現してから延々と続いてきました。 時代時代でこれらを防ぐきまり、法律も整備されてきました。 でも法律があるからしないのでなく、人としてしてはいけないのです。 しても良いこと、悪いことをしつけるのは基本的に家庭で、幼い時の教育が一番大事だと思います。 家庭教育がうまくできない、学校任せの親が増えていて、将来の日本が心配です。
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