memo
  2005.3.12 
CMのあの子

今日、髪を切りに行った。

美容師さんは、
「今の長さ(肩胛骨下あたり)をキープして、もっとシャギーを入れて…」
と思っていたらしい。何でも、ちょっと前の(美容師さんの)ショーの司会の女の人がそういう感じで、とっても格好良かったらしい。
だが、我はロングに飽きてしまっていたので、
「宮沢りえちゃんくらいにでもしたい気分」なのだと伝えた。

そうして切り始めると、いつの間にか、
木村カエラちゃんのイメージを目標に切っていると言う、美容師さん。
彼女は気になる存在だったので、悪い気分ではなかった。

仕上がりもイイ感じ。

昨日、ホビットさんに大声で怒鳴っちゃって、
また凄く落ち込んでしまっていた分、今日、髪を切ってすっきりした。
ロングからショートへ。ショートからロングまで。いつもそうだ。
疲れ切った表情のママではなく、恰好イイ母になりたいものよね。
  2005.3.11 
由緒正しき結婚式

25日に親戚の結婚式に出席する。

大きなホテルでの挙式。
大切なひとのお母様が仕事で出席できないため、
我らが三人で行くことになった。
しかも、ホビットさんは花嫁さんにブーケを渡すことになっている。

…緊張しています。

何を着ていったらいいのか?
「着物で」と言われたのだが、ホビットさんにおっぱいをあげているので、
洋服で勘弁してもらうことにした。
それにしても、どんな洋服ならいいのだろう?
男性はいいなぁ。黒のスーツでいいもの。
我だって黒のスーツなら、そう、パンツスーツなら三着は持っている。
黒のジャケットだけなら、五着はあるかも。
でも、それではいけませんもの…

黒のフォーマルにしようかと思ったけれど、これじゃ華やかさが足りない気がする。
黒のワンピースで、ビーズなどで飾ったモノを買おうかとも思ったけれど、
ワンピースで授乳は難しそう…

結局「組曲」のモノで揃えることにした。
ピンクとベージュの格子のジャケットと、サテンでベージュのスカート。
中にはフリルのついたブラウス、そしてコサージュ。
鞄と靴は、持っている黒いモノにする予定。

ちなみにホビットさんは、
「無印」のセーラー衿ブラウスと紺の箱ひだスカート。
これまた、かわいい。

そんでもって、大切なひとは、
「脚長」ブラックスーツであーる。
きゃっ、ステキ。

友人の結婚披露宴にも一度しか出席したことがない、
こんな我に、由緒正しきご親戚の結婚式になんて…
今から胃痛のする思いだわ。
  2005.3.7 
親ってステキなモノ

映画(「アイ・アム・サム」)を見終えました。
ラストで号泣しました。大切なひとの腕にしがみついてガオガオと泣きました。鼻水じゅるじゅるです。だから顔を洗ってきました。
親になれる根拠ってあるのだろうか?そんなものないのだと思う。誰だってなれるけれど、誰もがなれるわけではない…?親にとって必要なモノは、目に見えるモノではないだろうし、どんな形もしていない。その親が親であるかどうかは、その子を見れば分かるのかもしれない。
映画の中でサムが「がんばっても、がんばっても、がんばっても、がんばっても…できないことがあるんだ!完璧な君には分からないだろう!」と言う。その言葉を投げかけられた、有能な弁護士である彼女もまた、必死に「良い親になろう」としても、そう「がんばっても、がんばっても、がんばっても、がんばっても…できないの!」そう答える。サムと弁護士の違いは、歴然としてる。良いパパと、負けたことのない弁護士。七歳の知能しかないサムと、子どもの心が分からないママ。そして、サムの子どものルーシーを、養女として迎えようとしている人もまた「どんなに部屋を飾ってやっても、この子はココ(サムの所)に戻って行くのよ!」と言う。
親になれるかどうかの根拠は、その子が感じるモノなのかも知れない。どんな親でも、その子どもにとって、親であることに変わりはないけれども、折角だから、サムのような親になれたらいいなぁと思った。それは、もちろん、血のつながりだとか、そんなものさえ飛び越えちゃうんだろうな。その親と子どもにしか分からない何か。
いつもただ、子どもの声をきこうとして、子どものココロにくっついていて…そんな自分でいたいなぁと思った。
この映画劇場公開されたとき、ものすごく気になっていたのは、間違いじゃなかったんだ。その当時の自分では、今ほどの想いは残らなかったかも知れないけれど。
あぁ、いつもいつも「こうあらねば!」と強く強く意識している自分を、ほんの少し成長させることができるかもしれない、そんな映画だった。いつもいつも自分自身で縛り付けている自分から、少しは解放されるかも。
明後日で、一歳と7ヶ月になるホビットさんは今、今しか味わうことができない「初めてのジレンマ」と闘っている。「できる」「できない」「したい」「したくない」…うまくゆかなくて、床に頭をくっつけて泣いている。こっちが泣きたくなる。でも、そうじゃないんだろうなぁ。同じ泣きたくなる気持ちでも、サムならルーシーと同じ悔しさで泣いちゃうんだろうなぁ。いっしょになって泣くんだ、きっと。そうしたらルーシーは「パパ、だいじょうぶ?」って顔するんだ。ホビットさんも「だいじょうぶ」が言えるようになった。悪いことした?って自分を指さすホビットさんは、何も悪くないんだろうな。うぅ〜…ってなることもあるけど、ときどき、こうやってサムのことを思いだそうっと。
そうそう♪ホビットさんの食欲が戻りました♪お腹の調子も、もう大丈夫そうです♪
良かった。良かった。良かったぁ…♪
           
    
La garconne...