2001年6月30日(土)

関空ワイン事件
11時55分に関空集合のため、10時に家を出る。
関空までのリムジンバスに乗り、約70分で関空到着。
少し早いが、集合場所へ向かう。
今回のツアーに同行してくれるコンダクター三沢女史(仮名)に挨拶をする。

夫&嫁「よ、宜しくお願いしますぅ!」
三沢「こちらこそ!えーと、チェックインは、各自でお願い致します。
チェックイン後、再度、ここにおいでて下さいますか?ワインをお渡ししますので。」

今回利用するエジプト航空には、機内の酒類サービスがないので、お酒は
「持ち込み」になるのだ。
約14時間の飛行機の旅、酒なしでやってられるかいっ〜!
・・・という二人なのである。
300mlのワイン、赤&白を二人分、GETした。
・・・これは、ラッキー★

さて、ここで、ツアーコンダクター、三沢女史を紹介しましょう。
丁寧な日本語を話す上品な美人。年齢は・・・30代後半くらいかな。
てきぱきしていて、素敵な女性。とっても、頼りになりそう。
・・・第一印象は、こういう感じでした。

速攻で、出国手続きを済ませると、
ワインの袋をぶらさげて、JCBのラウンジへ。
これだけのお酒じゃあ、足りないので、ラウンジの女性に、
ワインとビールを、テイクアウトしたいと言ってみたが、答えはNO、だった。
夫「ま、仕方ないか。ちびちび、やろうぜ。」

あきらめていたところに、救い主からの声が。
若い夫婦「あのぅ〜。これ、宜しければ、差し上げますけど。私達、飲めないんです。
二人とも・・・。重いので、捨てようかと思ってたんですけど。」
夫&嫁「えっ!?いいんですか??・・・じゃあ遠慮なく。すみません。ありがとう。」

全部で8本になったワインの袋を両手にぶらさげ、飛行機に乗り込む。
とうとう、エジプト旅行が始まる。
いざ!エジプトへ!


まずい機内食
機内食は、軽食も含めて3回出たが、どれも最悪だった。
外国人が、日本食を真似て作ったような安物の味付けには、やられた。
ふだん、出されたものには文句を言わず、何でも美味しく頂けるのがとりえ
のような二人でさえ、げげげ〜、と思うような内容だった。

←機内で、青い毛布を巻きつけ、ミイラになっている夫

エジプトまでは、約14時間。日本との時差は、約7時間(−)だ。
飛行ルートは、中国上空〜ヒマラヤの南側〜イラン上空〜トルコ上空〜カイロ、というものだ。
夫「さすがに、レバノン上空は飛んでないにゃあ。(土佐弁)」
なら、イラン上空は、大丈夫なのだろうか。誤って、撃ち落されたりしたら・・・・・
おお〜、くわばら、くわばら・・・・


笑いのツボ
カイロには、現地時間で夜の9時半に着いた。
空港周辺は、夜というのに活気があって、人が多い。
そして、やはり埃っぽい。

荷物を現地の係員が確認してくれている。
そこへ、一人の男がなにやら叫びながらやってくる。

男「アララララ〜、タマニハチーズ、タマニハオカラ!」

夫&嫁「たまにはチーズ、たまには"おから"?卯の花のこと?
あはははは・・・。そう聞こえたよなぁ。はっはっは。おもろいわ〜。」
長旅の疲れもあいまって、二人とも、笑いのツボにハマッてしまった。
楽しい旅になりそうだ。ははは・・・

荷物を確認して、バスに乗りこみ、ホテルへ向かう。
今日は、もう遅いので、あとは、ホテルで寝るだけだ


ヘバとの出会い
バスの中で、滞在中ずっとお世話になるスルーガイドのヘバから、
エジプトでの注意点を説明される。

ヘバはエバではないし、ヘビでもない。
ヘとくればビ、もしくはボ(!)、バはちょっと思いつかない。
ちゃんと覚えられるだろうか・・・ヘバ、ヘバ、ヘバ。練習しとこう。

ヘバは、日本語がとても上手だ。しかも、丁寧な日本語。
大使館で日本語を勉強したらしいが、日本には来たことがないようだ。
日本語は、世界中でも難しい言語と言われているので、
こんなに上手に喋れる人は、かなり勉強しているはずだ。

←ヘバ

「案内させて頂きます」「観光客様」「皆様」「〜でございます」・・・
顔は、目鼻立ちがはっきりしたエジプト美人。
身長は170cmくらいで、ちょっと太め。
でも、顔が小さいので、太っているようには見えない。

明るくて、かわいらしい女性のようだ。年齢は、20代後半という感じかな?

@水について
水道の水は絶対に飲まないこと。口にも含まないこと。
つまり、歯磨きもミネラルウォーターで、そして、生野菜と氷もダメ。
ジュースを頼むときは、”アイスなしで”と注文するように、とのことだった。

嫁「そ、そんなぁ・・・そんなに神経質にならんでも、ええのになぁ。だってエジプト人は、
飲んでるんやろ?同じ人間やん、大丈夫よ。」
夫「いや、なめてかからん方が、ええぞ。今回は、前回のトルコとは違う。」

A起床時間と出発時刻について

気温上昇のため、観光は早朝から始めるので、起床時間が3時とか4時とかの日も
ある、とのこと。げげげ・・・・

Bエジプトの気候について
カイロは、大体40度くらいだけど、南部のルクソールやアスワンは、50度くらいに
なるので、帽子、傘、サングラスは、必ず持って置くように、とのことだった。
50度、って言われても、全然、想像つかん。どんなもんやろ・・・・。

今日と明日、2泊するホテルは、ル・メリディアン・ピラミッズのピラミッドビューの
部屋だ。1階だったが、カーテンを開けると、目の前に、3大ピラミッドが・・・・・
夫「とうとう、来たなぁ。」
嫁「ほんまに、来たねぇ〜・・・・。」


みのもんた、パクリ疑惑。
シャワーをあびて、ワインで乾杯する。
何気なしに、テレビをつけてみると、聞き覚えのある音楽が・・・
嫁「この番組、”ファイナルアンサー?”ってみのもんたが言うやつや!

なんで、エジプトでやってんの??」

  

内容も音楽も、すべて同じ。
みのがパクったのか、それとも、エジプト人がパクったのか、どっちなんだろうか。

なにはともあれ、明日は、6時起床!
早く寝よう。

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