ツマミの数が6つもあり、最初はだいぶ戸惑います。通常のファズとは逆に、その大人しさに戸惑うのです。コツをつかまないとオーバードライブみたいな歪みしか作れない。GATEとRESOコントロールの使い方がキモで、フィードバックだだ漏れの音を無理やりGATEで押さえつけることで、なかなかいいファズの音になります。RESOをあげていくと発振が始まり、ギターのボリュームでコントロールできます。 暴れさせるにはコツが要り、暴れさせたとしても、アタマのネジを吹っ飛ばしたような音にはなりませんが、特筆すべきはその音の太さ。アンサンブルの中で埋もれることのないガチッとした質感を持っており、単なる飛び道具では終わらない実戦的なエフェクターとして、末永く付き合う事が出来ると思います。
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