キーボードの機能と働きについて。
このページでは標準的なデスクトップ用「109日本語キーボード」で説明しています。
※ デスクトップ型のフルキーボードでもメーカーによって、またノート型の場合は、メーカー・機種によって、キーの有無や配置は異なる場合があります。
フルキーボード上のキーは、大きく分けて、5種類あります。
(1)標準タイプキー
(2)テン・キー
(3)カーソルキー
(4)ファンクションキー
(5)特殊キー
キーボード上の、キーの種類と、その機能
1 標準タイプキー
文字、数字、記号、句読点、スペースなどを入力するためのキーです。
●文字キー
アルファベット、ひらがな、カタカナ、漢字、記号、句読点を入力します。
●スペースキー
スペース(空白)を入力します。
ワープロなどの日本語変換モードでは、漢字やカタカナなどの変換キーの役目をします。
●半角/全角キー
日本語変換モードのオンとオフを切り替えます。
文字や、スペースの大きさ(幅)を、「半角サイズ」と、「全角サイズ」に切り替えます。
全角は、半角の二倍の幅になります。
イメージ的には、全角は正方形で、半角は縦長の長方形です。半角を二つ合わせたものが全角と考えてください。
●TABキー(タブ・キー)
ワープロなどでは、カーソルの位置を、一定の幅、進める事ができます。
設定の画面などでは、項目の移動に使います。
インターネットエクスプローラーでは、リンクの移動をします。
●Shiftキー
キー表面に印刷してある文字の上段の文字を入力する。
アルファベットの大文字や、数字キーの上の記号(!など)を入力したいときは、このキーを押しながら、その文字キーを押します。キーボードの左右に1つずつあります。
下から弐段目の列の左右の両端の横長のキーです。
●CapsLock(キャップス・ロック・キー)/英数キー
Shiftキーを押しながら、CapsLockキーを押すと、キャップス・ロック・ランプが点灯して、アルファベットを大文字で入力する状態になります。
元に戻す時は、再度、Shiftキーを押しながら、CapsLockキーを押します。
2 テン・キー
※キーボードの右の方に配置されています。
数字、演算記号を入力します。
数字キー、演算記号を一箇所にまとめたもので、計算式などを入力するときに、使用します。
四則計算式の時の記号は、+−は、加減です。*/は、乗除です。
※数字キーを押しても数字が入らないときは、Numロックキーがオフ状態になっています。Numキーを押してNumロックにしてください。
※IMEの日本語辞書では、テンキーからの数字の入力は半角モードに設定されていますので、入力モードに従うようにするには、IMEのプロパティを実行して変更してください。
3カーソル移動キー
文字が入力される位置や、注目点を示すマークをカーソルと言いますが、そのカーソルを移動させるキーです。
4 機能キー(ファンクションキー)
キーボード上、一番上の並びにある、アルファベットの「F」と、数字の1〜12までの組み合わせが書かれたキーです。
Windowsや、使用中のアプリケーションに何か仕事をさせたり、命令を伝えたりします。
5 特殊キー
特殊な処理を行う為のキーです。
特殊キーの働きは、Windows上の場合と、使用中のアプリケーションの場合で、変わってきます。
●Enterキー (エンター キー)
このキーはキーボードの中で一番大きいキーです。
改行・確定・実行の働きをします。
改行
は、 文書を入力している時に次の行にうつる時に押します。
確定
は、文字を漢字変換した場合に押します。
実行
は、現在の画面に表示されているメッセージを実行する時に押します。
●Backspaceキー (バックスペース キー)
カーソル位置の1つ左手前の文字を削除します。
カーソルの位置は左へ移動します。
●Escキー (エスケープ キー)
現在の画面を取り消して1つ前の画面に戻りたいときに押します。
ワープロなどで間違った入力などを消すときに使います。
●Insertキー (インサート キー)
ワープロなどで「挿入」・「上書き」などを切り替えます。
挿入は、カーソルの位置に文字が入っていき、カーソルから後の文字は、後ろへとずれて行きます。
上書きはカーソルの位置にある文字が、新しく入力された文字と変わります。
●Deleteキー (デリート キー)
カーソル位置の文字を削除する。
この時のカーソルは移動しません。カーソル状の文字が削除され、左にあった文字がカーソルの上に来ます。
選択されている範囲、青く反転されている部分の文字を削除する。
●Homeキー (ホーム キー)
カーソルが点滅している場所の左端の位置まで、カーソルを移動します。
●Ctrlキー(コントロールキー)との組み合わせ
*カーソルの位置を「ホームポジション」まで、戻します。(Ctrlキーを押しながら、Homeキーを押します。)
*「ホームポジション」とは、アプリケーションを開いた場合、一番初めに「カーソル」が点滅している位置です。
●Endキー (エンド キー)
カーソルのある行のの右端の位置まで、カーソルを移動します。
●Ctrlキー(コントロールキー)との組み合わせ
カーソルの位置を、入力済みの最後尾へ、カーソルを移動します。
●PageUp キー(ページ アップ キー)
ワープロソフトでは、前ページへ移動させます。
●PageDown キー (ページ ダウン キー)
ワープロソフトでは、次ページへ移動させます。
●PrintScreenキー (プリントスクリーン キー)
*表示されている画面の状態をそのままコピーする。
Altキーを押しながら、PrintScreenキーを押すと、アクティブな画面のみがコピーされる。
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