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奈良県生駒の呉服専門店「呉服のなかじま」です。
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着物の保管とお手入れについて
着物は生き物で、呼吸していますから
愛情を持って取り扱いをしましょう。
着た後のお手入れを怠ると虫がついたり、カビが生えたりします。
収納時には、虫やイガ類の卵は比較的落下しやすいのでよく払うようにし、
軽いブラッシングなども有効です。
「アッ しっまった!」という前に見直してみましょう。
又、着物についたシミや汚れは、付いた直後に落とすのがコツで、
古くなる程落ちにくくなりますので要注意です。
ここでは、比較的簡単に落とせるものを挙げましたが、
「簡単に落ちそうにない」と思われたら、
むやみに触らず
「呉服のなかじま」まで、ご相談下さい。
着物の正しい保管方法
ご着用後
軽くブラシをかけほこりをとり体温や湿気を発散させ、着用時のしわを取るために、風通しの良い所で陰干しします。 1日以上干したあとで、シミがないかどうか調べてから保管します。そのときに、防虫剤もそうですが 乾燥剤などもいれておけばよいでしょう。
着物の虫干し
年に2回は、必要です。乾燥期の11月から2月の間の寒干しと梅雨明けの7月下旬にする土用干しです。
晴れの日、直射日光を避けて風通しのよい部屋に干し、日が落ちるまでに取り込みましょう。そうすることによって、カビの発生を防止できます。
着物のシミや汚れの対処方法
お酒・ビール・コーラなど
まず、吸水性の強いタオルで汚れを吸い、さらに、その部分に霧吹きで水をかけて、汚れを浮かび上がらせるようにしてもう一度タオルで吸い取ってください。この場合、 「絶対にこすらないように」気をつけてください。スレにも注意。
あとは、専門家に
化粧品など
むやみに揮発油などでこすられるよりも、専門家に任せたほうが安心です。 専門家に依頼する際には、何の汚れであるかを伝えてください。
汗・血液・だ液など
タオルふき取る程度で、後は専門家に任せましょう。
泥はね
まずきれいなハンカチなどで上からたたくように水分を吸い取ってください。そして、生地を十分乾燥させたのち、 軽くブラシで生地の縫い目にそってブラッシングしてください。後は、専門家に相談するのがよいでしょう。 ぬれている時に生地をこするとスレが発生しますので注意してください。
スレ
こすることにより退色したり糸を毛ばたたせて回りより白っぽくなります。
タンスの虫は・・・
タンスの虫は、タンスから自然にわいてきません。外出時や洗濯物に知らないうちに卵を産みつけられ、その卵がタンスの中でかえったものがタンスの虫の正体です。
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タンスの虫は・・・
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