日韓宗教研究フォーラム参加のため、韓国へ行ってきました。
8月16日、朝、関空からANAで出発です。立命館大学の桂島先生ご夫妻・天理大学の神田先生・金子先生、大阪大学・立命館大学の学生さんたちと一緒です。近いとはいえ、二度目の海外旅行。いささか緊張しました。
お昼に到着。結局、行きも帰りも、機内食はなし。どちら様も、厳しい現実?
仁川国際空港は開港したばかりで、たいへん綺麗で大きな空港です。
昼食の後、城南市の韓国精神文化研究院へ。バスはハイウエイをどんどん飛ばします。山の中を走っていって、いつまでも山の中。ソウルを素通りして、山の中の大学へ直行です。
正門には、フォーラムの横断幕がかかっていて、いささか緊張します。
たいへん静かで、物を考える雰囲気。日本では…などと、歎く声も聞こえました。
宿の外観は綺麗でしたが、中はちょっと ?。
しかし、さすが韓国。インターネットに接続しているパソコンが置いてあって情報は直ぐにキャッチ。(日本語しかよめないけれど)
蔵書館と呼ばれる図書館がたいへん立派でした。施設の中では一番大きいぐらいです。内部も重厚な感じです。
ここでは、日本の大日本史料に相当する歴史史料集(古文書集成)の編纂を行っています。
東京大学史料編纂所のような役割をになっているとのことでした。
熱心に史料の紹介をしていただきましたが、扱いに少しびっくり。
ここでは、一紙物物ばかりがならんでいますが、別のところでは、冊子が積まれていました。形態分類が優先しているようです。
もっとも、この史料群は大学の先生の収集史料のようです。
17日、総会がありました。
草の根的に始まった日韓宗教研究者の交流会が発展して、今回の日韓宗教研究フォーラムになりました。
三つの分科会で、それぞれ6本の報告がありました。韓国・日本側がそれぞれ3本づつです。
充実した研究報告を聞かせていただきました。
夜は、韓国側の招宴がありました。
日本側の挨拶は、安丸良夫先生です(右)。
18日は、全体会で、分科会の意見が集約されることになります。
同時通訳でも時間がなくて、司会者の泣かせの会になりました。
9時半から始まって、終ったのは2時前でした。
私も、時間の超過に荷担してしまいました(福持昌之氏提供写真)。
昼食後、閉会式。島薗先生の挨拶で、第1回の大会は無事終了。2年後、日本での再会を約して、散会です。
19日には、江華島への現地見学へ出かけました。
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