忘れ草　わが紐につく　香具山の　古りにし里を　忘れむがため

わすれ草をわたしの紐につける。あのなつかしい故郷の香具山を忘れようとして。

帥大伴卿　万葉集　3-334

忘れ草　わが紐につく　時となく　思いわたれば　生けりともなし

万葉集　巻12-3060

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