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Architecture ≫
姫路市中央保健センター
Architect ≫
黒川紀章
Year ≫
1994
Place ≫
兵庫県姫路市
History ≫
健康・福祉の拠点を目指した建築。
Estimation
★★★★☆
 

巨大なボリュームと色鮮やかなPC板が、低層ビルの多いこの辺りで一層目立つ。

これだけ窓がないと、実験施設のようにも見えてくるが、実際には大きな半屋外空間があるので、それによって外周の開口を極限にまで抑えているのだろう。

半屋外は、写真のように大階段が設けられている。
突出している「とんがりコーン」のようなガラスは、内部への採光を確保する「とんがり窓」。

内部の写真。

奥には「とんがり窓」の根元が見える。

内部空間も、外部に負けず劣らず非常に楽しい空間が広がる。小さな緑を見せる為の足元に設けられた窓や、大胆な間接照明と天井造作など、保健所としては画期的なデザイン。
内外部共に、見ごたえのある建築です。

※「とんがり窓」は私の造語です。あしからず

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