誰が設計か？どんな空間か？
そんな疑問以上に、hhstyle.comというショップの存在に期待を膨らませて訪問。

妹島らしい乳半のガラスファサード。
非常にシンプルな地上３階の構成で、ファサードからスラブ自身が昇降場になっている様子がわかる。

階段から２Fを望む。

内部に入って、初めてその施行の荒さ、メンテの怠惰、ディティールの貧困さが分かる。

ガラスコーキングの幅はマチマチで、白い階段は汚れがひどく、天井の剥き出しFL、なんじゃこりゃー。

天井はデッキプレート、すなわち上階のスラブそのまま。

こういった、「仮設的」建築を意図しているのか、それとも、すでに視点が違うのか。

どのように評価すべきなのか分からないが、1つ言える事は、ファサードに見られる簡素と清潔のあふれる表情と、内部のみすぼらしさにはギャップがありすぎる作品。

もちろん、店内に置かれている商品はすばらしい、というか、ほしくなるものが多い。