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Architecture ≫
LONDON EYE
Architect ≫
David Maeks & Julia Barfield
Year ≫
2000
Place ≫
London
History ≫
ミレニアム・プロジェクトの一つ、「ロンドンの眼」
Estimation
★★★★★
 

世界最大の観覧車、ロンドンアイ。
大きさとその構造に驚かされる。
場所はビックベン近くの対岸。ロンドン水族館に隣接する。
テムズ川沿いにあるのだが、
円盤部分が、実は地上ではなく水面上に位置する。
TOPの写真でも分かるように、
車輪が張り出している。そのためにA字フレームで
支持しつつ、その転倒を防ぐためにワイヤーで
引っ張っている。
また、そ車輪は自転車の車輪のように
ワイヤーで車輪軸と連結され、
従来の観覧車にある骨組みは一切見当たらない。
巨大なだけではなく、それらの付加的な要素に
この観覧車は大いなる価値がある。

遠くから見ると、中心に引っ張るワイヤーが、ないかのように見え、巨大な車輪だけが中に浮いている錯覚を受ける。
転倒防止のワイヤー。
ワイヤーの最終点。
ガラスの箱でガードされているが、
怖くて近づけない・・・。
ゴンドラ。
観覧車といっても、25人乗りの大きなカプセルで一周する。
カプセルのフレームを最小限にしているので、景色はどの方向も大パノラマで見られる。

不思議な感覚を受ける車輪と車輪軸。

ロンドンより帰国後、友人とロンドンアイの話で盛り上がり、なぜ車輪が落ちてこないのか?という疑問にぶち当たり、
最終的には、なぜ自転車は走っているのか?という疑問にまで掘り下げられた。

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