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Architecture ≫
PADDINGTON STATION
Architect ≫
Nicholas Grimshaw
Year ≫
1999
Place ≫
London
History ≫
歴史的駅舎の改修
Estimation
★★★☆☆
 

パディントン駅は1854年に建設された巨大ターミナル。
その改築をグリムショウが行った。
ヨーロッパの歴史的な駅舎建築に良くある、
巨大なヴォールト屋根は、この駅も例外ではない。
そんな歴史的建築の特徴を生かしつつ、
現代建築のハイテクを取り入れた作品。
ヴォールト妻側のアラベスクのトレーサリー・パターンを
復活させるなど、
新旧のメリハリが利いた改修事例。

ヴォールトのプラットフォームから、
復活したトレーサリー・パターンをくぐると
一気にハイテク化した現代建築が現れる。
トップライトで覆われた天井に、
夜はブルーのライトが冴える。
ブリッジの下にも構造体と同化してFLが仕込まれている。
強引なものもあるが・・・
地下鉄へと向かう通路。
膜構造で、間接照明がとてもきれい。
膜構造のジョイント部分。
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