ごあいさつ

同窓生のみなさま、お変わりございませんか。ご健勝にてお過ごしのこととお慶び申し上げます。平素より同窓会活動には、格別のご協力をいただきまして、誠にありがとうございます。会員数も24,657人になっています。本年も265人の卒業生が入会されます。

　歴史と伝統の中で、最近は「私の息子はロンドンに居ます。」とか「ドイツへ会社から派遣されています。」「来年は孫と一緒にアメリカより帰らせてもらえるんです。」と云ったようなことを、しばしば耳にいたします。玉高の卒業生も世界へ向かって活躍しているんだなあと、感慨ひとしおであります。

毎年開催されます本部総会、当番幹事年の方々のお世話で、昨年も倉敷アイビースクエアで盛大に開催されました。毎年８月に開催されていますので機会を作って是非ご参加いただきたいものです。恩師の先生方との再会や歌や踊りでの歓談は最高のものです。

京阪神支部の総会も、同窓会だよりで毎年伝えられていますように役員の方々の熱心な活動で、5月に開催されていますが、毎年出席させていただき、同窓生の平素の繋がりの強さに感服致します。卒業生の桂梅団治さんの落語は京阪神支部総会の最大のイベントのようです。楽しい限りです。

東京支部総会は毎年11月に（昨年は特別に12月）開催され、出席させていただいていますが、懇親会の席上で出席者の方々から郷里のことを聞かれます。特にご年配の同窓生の方々は帰郷の機会も少ないようで、先般も久々の岡山弁、特に玉島弁（へえでなあ！！おえりゃあせな！！）を耳にし、大変なつかしく、嬉しかったと、お手紙を頂きました。

一昨年、昨年と親しくしている倉敷市の東京事務所長の松原さんが出席され、倉敷ブランドの産業品のお話をされ、東京での宣伝に役員の方が一役かわれ、好評いただいたようです。児島支部・笠岡支部の同窓会も、それぞれに多くの同窓生のご協力で会合を持ち、お互いの繋がりを強く保っているようです。益々のご発展をお願い致します。

今年の本部総会は8月24日で、百周年記念事業で完成しています「白樺記念ホール」での開催も検討されていうるようです。まだ一度も見られていない方はご参加くださり、同窓会の熱い力の結果のホールをご見学下さればと思います。

同窓生の皆様が、母校発展のために一段と盛り立ってくださいますようお願い致します。最後になりましたが、皆様の益々のご発展とご健康とご多幸を祈念しまして挨拶と致します。（合掌）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　会長　野田　愼一

＜「玉高同窓会だより」平成20年　第43号より＞