本日の気温3度くらい。
夏はピクニックに来る人で埋まるんだそうな。


ダムの売店の主人に飼われている猫ちゃん。


外は寒いので、小屋の中で薪ストーブをたいて暖をとる。
イカシタ旦那はロシア人友達の婚約者。
毒舌な会社経営者。
  

■ Baraj --ダム
   

ちゃんとした固有名詞があるんですけど、忘れちゃった。
というわけで、このページの題はBaraj(バラジュ:ダム)です。

Ankaraの中心街から北の方にある(はずの)ダム。
Kizilay(クズライ)からAltin Parki(アルトゥン・パルク:金の公園)に向かって
車で走り、公園を過ぎたあと、車で15分くらいのところにあります。

通常は春夏の暖かい時に、ピクニックに来るべき所だそうですが、
Ankara在住のRちゃん(ロシア人)の所に遊びに行ったところ、
何故かダムにお茶を飲みに行くことに。
12月、山の上、吹きっさらし、という3悪条件の中で、
彼女が何故にダムに茶を飲みに行きたいと思ったのかは、なぞ。

丁度、南アフリカから里帰り中の共通の友人(トルコ人)を拾い、
Rちゃんの旦那の車の運転でダムへ。

1番目の写真は、丘の上にある屋外カフェからの撮影です。
2番目の写真はカフェの椅子の下に隠れてた猫。
カフェというよりは、売店っちゅうほうが近いかな。
チャイ、ソフトドリンクと、ギョズレメが食べれます。
夏はもっと食べ物の種類も多いんでしょうけど、
こんなクソ寒いなかで、ピクニックなんてする人少ないですからね。

Rちゃんはロシアの村出身者でして、
冬は−20度になる世界で育ったらしい。
寒いところで育った人は、家の中を凄く暖かくするから、
逆に寒さに弱いとか言う人がいますけど、
そんなことないですよ。彼女は寒さに強い。

はじめは外で座っとったんですが、
終に私が耐えられなくなり、小さな小屋の中に避難。
薪ストーブで暖まりながら、チャイを飲み、
ギョズレメを食べ、おしゃべり。
ロシア人の習慣なのか、彼女の趣味なのか知らないですが、
チャイを飲みながらジャムを食べるRちゃん。
彼女のジャムをちょいと頂いて、
具なしのギョズレメにジャムを付けて食べる私。

写真の兄さんがチャイも注いでくれるし、
薪もくべてくれるしで、天国にいるようでございました。
兄さんは仕事があるから、
4時にはダムを脱出するっちゅうてたのに、気が付けば5時。
3時間くらい喋ってました。

トルコのちょっとした地方都市になると、
結構な勢いで、信仰心の厚い人がいたりするし、
汚い話や、自分や他人を嘲るような表現は嫌がられるしで、
日本や欧米のようにポルノがそこいらに蔓延してるわけでもなし、
自分をオトシメて笑いをとることになれている関西人な私は、
現在の生活圏で人と話すときに気を使いまくったりします。

その点、学生がいっぱいいて、OPENなAnkaraは楽しい。
学生以外の友達というと、私の周りは裕福層が多く、
買い物行っても、気を使うことなくガンガン物が買えたりして、
楽チン。

Ankaraには月1くらいの勢いで行きたいと思ってますけど、
このダムには夏にまた来たいと思います。


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