7月8日(月)
朝から、昨日は見学できなかった聖ヤコブ教会を見に行きました。
170年もの年月をかけて作られたローテンブルクの主教会です。
リーメンシュナイダー作の聖血祭壇、そして主祭壇である十二使徒祭壇、
高さ17mもあるステンドグラスは見る者を圧倒します。
聖ヤコブ教会 聖血祭壇 十二使徒祭壇
ステンドグラス 正面ステンドグラス
このほかこの街には一年中クリスマス用品を置いている店ケーテ・ウォールファルトや
テディベア専門店のテディランド、人形とおもちゃ博物館などがあって、楽しめます。
今日は、午後からバンベルグへ移動します.そこでお昼は、列車の中で
取ることにして、駅前のショッピングモールへ行きました。
私は旅行先でスーパーマーケットへ入るのが好きです。ちょっと変わった日用品やら
その土地の食べ物が売っていたりするからです。それに1つのパッケージの単位が
ものすごく大きかったりしてびっくりしたこともあります。
お昼はサンドイッチとビール、ジュースにしました。
ローテンブルク12:06発の列車に乗り、シュタイナッハ、ヴュルツブルグ乗換えで
14:33バンベルグに到着しました。 この街は今回の旅行の目的の1つでもあります。
まずは駅から15分ほど歩いてホテルへ行きました。
旧市街の入り口の近いところに今日泊まるホテルバンベルガーホフがあります。
少し休憩を取って散策に出ました。
この街は戦災に遭っていないため1000年前の宮殿や教会など文化財がそのまま
残っていて、そのほとんどがユネスコ世界遺産に登録されています。 水量豊富な
レグニッツ川を挟んで司教区と市民区があったそうで、旧市庁舎は川の橋の上に
建てられています。その旧市庁舎の壁には見事なフレスコ画が描かれていました.
また小ベニス地区と呼ばれる川沿いには、花々に飾られた猟師たちの家が並んでいます。
新宮殿を見た後、石畳の道を歩くこと20分,丘の上にたつ聖ミヒャエル教会に
行きました。教会の内陣の天井には600種ものハーブが描かれていてそれは見事です。
一体天井にどのようにして描いたのでしょうね?
同じ敷地内にフランケンビール醸造所博物館があり、ビール作りの工程や歴史が
展示されてます。
橋の上に建つ旧市庁舎 聖ミヒャエル教会 教会内陣天井画
旧市庁舎のフレスコ画 小ベニス地区
この街を歩いていると日本人を見かけません。日本の旅行社のツアーにはほとんど
組まれていないためです。 で、ここにどうしても来たい場合は個人で来るしかありません。
ホテルも取るのにかなり苦労してしまいました。でも、来るだけの価値はありますよ。
大分歩いて喉が渇いたので街名物のラオホビール(燻製ビール)を飲みに行きました。
このビール、本当に燻製の香りがします。偶然の産物だそうですがなかなかおいしく
2杯も飲んでしまいました。バンベルグにはこの他に30種類もの地ビールが
あるんだとか・・・夕食は奮発して川の中州に建つレストランで食べました。
川のせせらぎを聞きながら食べる食事はロマンティックです。
ラオホビールを飲ませてくれる 川の中州に建つレストラン
ビアホール「シェレンケルラ」 「ザンクト・ネポムク」