7月10日(水) その1

ザルツブルグの街はザルツァッハ川をはさんで新市街と旧市街に分かれています。

今日は、午後からザルツカンマーグートへの観光を予約しているので、

午前中に旧市街を効率よく回ることにしました.

ホテルでタクシーを呼んでもらい、ケーブルカー乗り場まで行きました。

  ここからケーブルカーでホーエンザルツブルグ城

へ.1077年の建造だそうで、完全に昔のまま残る

中央ヨーロッパ最大のお城です.20〜30分ごとに

ツアー(ドイツ語と英語)があり、中を見ることが

で来ますが結構時間がかかるため、

私たちは参加しませんでした. 

       城から見た市街  
このあと、ケーブルカーで下りノンベルク修道院まで

歩きました。途中の道には1585年創業のビアレストラン

シュティーグルケラーがあります.

5月〜9月にはサウンドオブミュージック・ショーが

開かれているそうです。

シュティーグルケラーの看板

ノンベルク修道院は、映画サウンド・オブ・ミュージックでマリアがいたとされる修道院。

700年ごろ聖ルベルトが開基したベネディクト派の尼僧院で現存する物では

ドイツ語圏最古だそうです。修道院は見学できませんが付設されている教会は

見学できます。中に入ると薄暗くよく見えません。と、お掃除のおばさんが

なにやら手招きをするじゃあありませんか。

手振り身振りで言われるままに、コインを入れるとライトでつき、、見事な祭壇が

現れました。周りに一緒にいた人たちは一様にびっくり、その後ラッキーという顔に

変わりました。同様に反対側のフラスコ画もコインを入れるとライトがつき、見ることが

出来ました。

        

            主祭壇               12世紀ロマネスクのフラスコ画

また、美しい宗教画の数々に思わずため息が出るほどです。

           

                     

宗 教 画 の 数 々

この後、ザンクトーペーター教会へ行きました。ここは

映画サウンド・オブ・ミュージックでトラップ一家がナチス

の追ってから逃れるために隠れた場所とされています。

  この一角に教会が経営するヨーロッパ最古といわれる

  ワインケラーのシュティフツケラー・ザンクトペーター

  があります。創業は803年。修道層はもともとワイン作りの

  名人だそうですがここの修道僧はとびきり上等の白ワイン

  をつくるとか・・・・岩壁をくりぬいて作ったとされるワイン

  ケラーで飲むワインは格別の味がしました。

午後からは大聖堂を見学しました。西ヨーロッパ最大の聖堂で、

ヨーロッパ最大、6000本のパイプを持つパイプオルガンは圧巻

です。また、天井画はとてもすばらしものでした。

このすぐそばには旧市街の中心のレジデンツ広場があり、

あちこちで楽器が演奏されていました。

さすが音楽の街ですよね。 しばし立ち止まって聞き惚れて

しまいました。

 大聖堂の天井画

            

もっと聞いていたかったのですが、午後からのザルツカンマーグートツアーへの迎えが

くるので、いったんホテルへ戻ることにしました。 

  

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