★はじめに

この旅行は私と友人が偶然にも一つの新聞記事を昨年の7月も半ばを過ぎた頃、
私は読売新聞で、友人は毎日新聞で読んだことがきっかけで参加することになりました。
その新聞記事は、大阪のNPO法人が前年(2004年12月)のインド洋大津波で
大きな被害を受けたタイ・プーケットへの「心の癒しキャラバン」を企画していると
紹介していたのです。
プーケットでは、津波の被害が1年近く経って物質的にはほぼ回復してきたと言われて
いましたが、心に受けた傷はそう簡単に回復するはずがありません。
そこで、プーケットなどの小学校を訪問して、人形劇を楽しんでもらったり、一緒に手作りの
おもちゃで遊んだりして、子どもたちに少しでも笑顔を取り戻したい、そして現地の方たちと
交流したいと言う内容でした。

その日、久しぶりに会った友人と私は、「ねえ、新聞にこんな記事が載ってたんだけど・・・」と
同じ記事を取り出したのです。
この津波のことを知ってから、何か役に立ちたいと思いながら、それを形に出来ずにいた
私たちは、即参加を決めて、翌日には申し込んでいたのです。

★準備

申し込みをした後、初めてそのNPOの事務所を訪ねました。
私たちはそのNPOの会員ではないのですが、他にも何名か同じように新聞記事を見て
申し込んだ方がいました。
そして、事務所で大阪市内の小学生がタイの小学生のためにと折ってくれた千羽鶴を
繋いだり、少しでも意志の疎通が出来たらトタイ語のレッスンをしたり、また自分たちも
子どもたちと何かを通して交流が出来たらと封筒で作る簡単な指人形やペープサートの
準備をしたりと出発までの1ヶ月ちょっとはあっという間に過ぎてしまいました。
私も友人もお互いに仕事を持っています。その合間を見ての準備は確かに大変
なのですが、とても楽しかったなと思っています。





★日程

第1日目&2日目        関空より出発〜そしてプーケットでの1日

第3日目              カオラック地区小学校訪問

第4日目              異文化交流広場にて

第5日目              帰国