和歌山県南紀の滝

Waterfalls in Nanki Wakayama−prefecture
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MIDNIGHT RENDEZVOUS

掲載年月日 2001年8月26日 更新年月日 2001年9月16日
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更新年月日 2001年10月1日
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5月4日
和歌山日置川町 八草の滝 祝の滝

すさみ町      雫の滝 琴の滝
5月5日 串本町 大滝 才助の滝 吐生の滝
5月6日
古座川町  滝の拝 大滝

    
2001,5,3〜6
 5月3日午後1時自宅を出発、連休後半の休みを利用して和歌山県南紀方面の滝スケッチの向かう。
 早朝出発を予定していたが、渋滞は午後になると少なくなると思っていたが阪和自動車道を南下、和
歌山インターから渋滞していた。海南インターで国道42号線に出たが同じく渋滞、「急ぐ旅でもないし」
と思いつつ午後6時過ぎ南紀白浜方面との分岐を通過、やっと制限速度で走れるようになった。
 途中スーパーで食料を仕入れ午後7時過ぎに日置川町の道の駅に到着した。
 駐車場は先客で満杯、既に工夫を凝らし就寝準備中であった。
 海沿いのスペースが空いていたので止め早速夕食、海鮮すしは新鮮で美味しかった。
 車両泊

 
● 5月4日午前6時起床、洗面、朝食後「八草の滝」向かう。
 滝案内板を見過ごし通り過ぎ、引き返し午前7時45分到着した。
 滝は日置川の対岸に架かる落差22m、日本滝百に選ばれているが、今回は水量が少なく期待はず
れであった。=午前11時にスケッチ終了=
八草の滝

祝の滝




 次に「祝の滝」に向かう。
 林道終点に午前11時20分到着、滝案内板があるが色あせ判読できない、登山靴に履替え見当をつ
け出発、山道を登ること約20分で滝の上に到着した。
 落差は約10mで水量が多いときは素晴らしいとあったが、下に降りられず山道からスケッチ、簡単に
色付けをする。
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 午後1時35分すさみ町の「雫の滝」に到着。
 滝専用の駐車場がない、道路幅員の広い場所で駐車、車道から約40m降りると眼前に滝が現れた、
なかなかの滝だ、2段30m水量が多ければ迫力があるだろうと思いながらスケッチする。
 家族連れがバーべキュウをしていた。
 その子供らが滝壷で釣り、小魚がおもしろいように釣れていた。
 午後3時20分スケッチ終了、急いで「琴の滝」に転進、約10分で到着。
 駐車場から直ぐの所に滝があり助かる。
 落差20m、ここも水量が少ない、次第に夕刻の気配、影の部分が多く暗く感じる。
 ゆっくりとスケッチも出来ず簡単に色付け、午後4時30分本日の予定終了、4ヶ所のスケッチはハード
であった。
雫の滝
落差2段約30m
F6号 水彩
琴の滝
落差20m
F6号 水彩


 国道を串本方面に向かう、スタンドで燃料補給、ついでに明日の串本「大滝」を訊ねると親切に教えて
くれた。
 食料を串本で仕入れすさみ町の道の駅に午後7時ころ到着、ここも先客が多く食事後ラジオを聞きな
がら就寝、午前1時過ぎまで大声や奇声を発する不心得な人が入れ替わり現れ睡眠を妨げられる、昨
日の日置川の道の駅の人たちはマナーがよかったと思いつつなかなか寝付かれなかった。
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  5月5日午前7時道の駅を出発、串本町の大滝へ、午前8時、滝案内板のところに到着、道の状
態が判らないので登山靴に履き替え滝に向かう、よく整備された道を約10分で谷に降りる。
 滝は殆ど落差がなく、私の滝の基準「5m以上」はない、滝には入らないが、しかし、釜が非常に大き
く、滝を眺めていると静粛さを感じ気に入る。
 しばらく眺めスケッチする。大阪から一人で来た単車の青年と出会う。

 続いて「才助の滝」に向かう、国道42号滝の案内板に従い道を進む、次第に道は細くなる、ついに「
の先通行不可」の表示、 丁度3台ぐらいの駐車場があり車を止め、登山靴に履く替え、滝までコンクリ
ート舗装された細い道を約50分かけ登る(急坂はない)、滝は社を挟んで左に雄滝落差約80m、右に
雌滝約60mいずれもスケールが大きいが水量がほとんどない、雌滝は滝前が狭く眺めが良くない、
滝をスケッチ、簡単な色付けして終了した。
才助の滝
落差80m
F6号 水彩

吐生の滝
落差約30m
F6号 水彩
  

  和歌山県の滝スケッチ集

 さらに道に迷いながら「吐生の滝」へ、滝入り口に駐車場がある。
 滝までの道筋にはエビネ蘭の保護の看板が、探してみると、ところどころにエビネ蘭が可憐に咲いて
いた。
 途中竹の子がコンクリート舗装を裂いて伸びている、すごい生命力だ。
 滝は落差30mと言うが社があって見栄えが良くない。
 せっかく来たのだからとスケッチをする。
 午後4時本日の予定終了、串本のスーパーにより食料を仕入れ、古座川温泉に入浴、大阪方面から
の若人の車が多く止まっていた。
 宿泊地は「滝の拝」の手前の川原にした。
 御飯を炊き、一夜干しのアジの開きを焼く、そして刺身で夕食、美味しかった。
 澄み切った夜空に星がきれいだった、夜半に少し雨が降る。
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 ● 5月6日午前6時起床、晴れ、朝食後「滝の拝」へ到着。
 奇形の岩の中を水が落ち込んで流れる、落差約5〜6m、群馬県の「吹割の滝」に形態が似ている。
 訪れる人も多い、いい趣味ですねと言われながらスケッチ、奇形の岩を上手く描けるかが心配であっ
たが何とか描けた、2枚を仕上げる。
 地元の染色をしている女性に、近くにある「大滝」を教えてもらう。
 午後0時昼食後「大滝」に向かう、女性に教えられたとおり行く、滝への降り口は目印がないが迷わず
到着、空模様が怪しくなってきた。
 落差約25m、形も良く幅広に落下、水量もかなりあるのに、滝の手前は枯沢となっている。
 急いでスケッチ、色付けを簡単にしていると、雨が降り出し慌てて終了。


滝の拝

大滝

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 午後2時30分帰途に着く、経路は那智勝浦(みやげに鯨の珍味を買う)〜新宮(小アジの姿すしを買
い走りながら食する、美味しい)〜十津川村(温泉地温泉入浴、露天風呂で昔電源開発に携わった人と
話する)〜五条〜生駒に午後10到着した。
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