三重県熊野市(旧紀和町)の滝
MIDNIGHT RENDEZVOUS

Waterfalls in Kiwa−town Mie

このページの
BGM は
「CHI」と「いけしゅ」さんが共催するHPファイルから提供を受けた
クラシック音楽MIDIを使用しています。
     *無断転用禁止*

 2001、11、17 掲載
2001.12.1 完成画挿入

選「滝」
注:文中の地名表記は旧紀和町のままを使用しています。

2001年11月11日

松山滝
the Matuyama Falls

荒滝
the Ara Falls

隠滝
the Kakure Falls

大滝
the Big Falls

はがき絵
布引の滝
the Nunobiki Falls
希望の滝へは写真をクリックしてください
 今回は日本滝100選の
布引滝周辺にある松山
滝、荒滝、隠滝、大滝の4
滝のスケッチを目的に11
月10日、午後9時生駒市
を出発、五条らか国道16
8号を南進、和歌山県熊野
川町から三重県紀和町へ
11日午前1時過ぎに到着
した。
 国道168号は、この夏
の集中豪雨のため十津川
村と熊野川町の各2ヶ所で
復旧工事のため片側通行
の規制が行われていた。 
(おのおの2〜3分の待ち
時間)
 滝の手前、道路幅員の
広い場所で仮眠することに
した。
 夜空の星がとっても奇麗
、しばらく眺め寝袋に潜り
込む、午前7時に目が覚め
た、あたりは朝霧が出てい
る、やはり寒い。
 直ぐに霧の中を松山滝へ向かう、山道の高度が上がるにしたがい、上には霧がない、山々が島の様に
なった雲海となっている。
 NHKの朝の連続ドラマの始めに使われている風景である。
 今回のスケッチは4滝、時間かけて色付は出来ない、素描を重点に簡単な色付けを行い、帰宅して仕
上げることにした。

松山滝
松山滝  

     3段 落差約30m




午前7時松山滝(高度計235m)に到着した。
 しかし外は寒い、車外に出てスケッチをする気
にはなれない(体がなまったか、おー着か?)車
を滝の前に横付け、ワンボックスカーのスライド
式ドァーを開け車内に暖房を効かせスケッチを始
めたが外に面した部分がやはり寒い、我慢ガマ
ンと言いつつ約1時間半でスケッチをF6号2枚を
描いた。
簡単な色付け


素描

出来上り



出来上り


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荒滝

斜瀑布 落差約40m



 午前9時過ぎ荒滝に到着、高度計305m
ようやく太陽の日が当たりそうである、気温も上
がって来た、以前に来た時は車道からスケッチを
したが今回は踏み跡を頼りに少し下に降りて行
きスケッチを開始した。
 途中写真撮影の人の話し声がしたが下まで降
りてきた人は一人でゆっくりスケッチをすることが
出来た。
 半径500m内の松山滝、隠滝、大滝は直瀑、
布引の滝は一枚岩を滑る様に落下しているの
に、この滝だけが変形斜瀑、岩から岩へと落下し
て荒々しい、地形というか地質がどうも違うらし
い。

スケッチF6号 2枚
荒滝
簡単色付け

簡単色付け

出来上り


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出来上り


隠滝
隠滝 直瀑 落差約25m



 午前0時過ぎ食パン、バナナ、ジュースをザッ
クに入れ、滝に向かう、車道から谷の右岸を進み
途中から岩を越える、約10分弱で滝に到着し
た。(高度計210m)
 隠滝という名前から期待をしてなかったが、とっ
ても立派な滝だ、太陽の方向や地形からか落下
している壁に日が当たる時間が少ないようだ、名
前の由来もこのあたりから出ているような気がす
る。
食パンを頬張りながらスケッチF6号3枚。

素描

簡単な色付け

出来上り


出来上り



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大滝 直瀑 落差約20m



 午後2時30分大滝(高度計225m)林道から
5分下る、滝の手前は観瀑しやすいように鉄ハシ
ゴが架けてある、しかし、自然の力は恐ろしい、
ハシゴの先端部分が壊れていた。
 スケッチしている内にいつしか夕暮れかと感じ
させられた、午後3時過ぎ曇り空に変わっている
為で、なぜか気ぜわしく感じながらスケッチをし
ました。 
 スケッチF6号 3枚する。
大滝
素描

素描

出来上り



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出来上り


はがき絵
布引の滝

荒滝

松山滝

松山滝


 後記
 今回の滝行きで感じたことは、ほとんどの人が日本滝100選の「布引の滝」を見て他の滝は車窓から眺
めるだけ、写真撮影の人も車道から見える「松山滝、荒滝、布引の滝」を撮影、しかし、隠滝、大滝も素晴ら
しい滝であるので十分な時間をとって是非見てほしいものだ。
 隠れ滝、大滝の案内板が古くなってややみすぼらしい感じから訪れないのだろうか?
 スケッチの名残を惜しんで今回スケッチのしなかった「布引の滝」に最後に立ち寄り、はがき絵を描いた、
ついでになったが「荒滝、松山滝」を描き、午後4時30分本日の予定終了、熊野川温泉支配人の東郷さん
に挨拶とホームぺ−ジのリンクのお礼と入浴のため向かう、無事挨拶終了、入浴を終え午後6時帰路に着
についた。
 途中国道168号沿道にある十津川村の「十二滝」(落差80m)は暗くて見ることが出来なかった。
 以前にスケッチした作品は誰かに進呈して今はない、ホームページにもスケッチした滝に入れていないの
で次回はスケッチしたい。
私自身は、一日有意義に過ごすことが出来ました。
 これで滝に行けなかったストレスも解消です。
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追記
紀和町の滝のスケッチは
三重県熊野市紀和町小川口158
湯元 湯ノ口温泉「瀞流荘」
の支配人のご配慮で展示いていただいております。
入浴された際にはご覧ください、感想を頂ければ嬉しいです。
2002年3月

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